山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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ネパール・ヒマラヤトレッキング(その31)

2009-02-03 | 海外の旅

極普通の民家の前を通ります。
洗濯物が干してあり、庭先で老人が何かしていました。
立派な2階屋です。
質素な家ですが、石を積み上げて造ってあります。
木造より長持ちするようです。



このあたりから山に入ります。
たくさんの人が歩いた道のようです。
大きなシャクナゲが何本もありました。



大きく崩れたところがありました。
山では「ガレ場」と呼んでいます。
ここをロバも通ります。
いずれ崩れてなくなってしまいそうなところでした。




歩いている右下に長い吊り橋がみえました。
奥に数軒の家がみえます。
この吊り橋も生活に溶け込んでいるようにみえました。
毎日ここを歩くのもたいへんだと思いました。



子供が1人走ってきました。
裸足で走りまわっています。
日本の子供なら親に叱られるでしょう。
ここでは何でもないようです。




大きなポインセチアがよく目立ちます。
背丈は2m以上ありました。
自然に咲いています。
日本でみるものより力強く感じました。



また子供が寄ってきました。
どうも子供に好かれるようです。
姉弟のようです。
整った顔をしていました。
中国系の服が印象的でした。



子供達が数名キャーキャー騒いでいました。
屋根の上にボールのようなものが乗ってしまい、
それを女の子が窓から棒で取ろうとしています。
本人は見えないので、外にいる子供が右とか左とかいって
教えているようでした。
長い棒でもあれば取ってあげたかったのですが、近くに
見当たりませんでした。



また吊り橋がでてきました。
道はこれをくぐるようについています。
折角なので1人で渡ってみました。
予想通りこの先で合流していました。



またガレ場がでてきました。
先頭を歩く通訳の女性が辛そうです。
長い下りで足を痛めたようです。
後ろを歩く「後輩」は元気でした。



しばらくこのような石畳の下りが続きます。
このあたりで1000mくらいでしょうか。
終点のナヤプルまでもう少しのようです。




民家が現れました。
奥から賑やかな話し声が聞こえます。
外にでて遊んでいるのは子供だけのようでした。




何かを摩り下ろしている女性がいました。
ターメリック(別名:ウコン)です。
ショウガの根っこのようなものです。
インドやネパールが原産地で中国南部から
沖縄に渡ってきたそうです。
カレーの原料として、また薬用として使われています。
花もきれいな植物です。



きれいな街並みに出ました。
レストランもあるようです。
我々はナヤプルで昼食にします。
ポーターと共に先行したコックが最後の腕をふるっている
ことだと思います。