極普通の民家の前を通ります。
洗濯物が干してあり、庭先で老人が何かしていました。
立派な2階屋です。
質素な家ですが、石を積み上げて造ってあります。
木造より長持ちするようです。
このあたりから山に入ります。
たくさんの人が歩いた道のようです。
大きなシャクナゲが何本もありました。
大きく崩れたところがありました。
山では「ガレ場」と呼んでいます。
ここをロバも通ります。
いずれ崩れてなくなってしまいそうなところでした。
歩いている右下に長い吊り橋がみえました。
奥に数軒の家がみえます。
この吊り橋も生活に溶け込んでいるようにみえました。
毎日ここを歩くのもたいへんだと思いました。
子供が1人走ってきました。
裸足で走りまわっています。
日本の子供なら親に叱られるでしょう。
ここでは何でもないようです。
大きなポインセチアがよく目立ちます。
背丈は2m以上ありました。
自然に咲いています。
日本でみるものより力強く感じました。
また子供が寄ってきました。
どうも子供に好かれるようです。
姉弟のようです。
整った顔をしていました。
中国系の服が印象的でした。
子供達が数名キャーキャー騒いでいました。
屋根の上にボールのようなものが乗ってしまい、
それを女の子が窓から棒で取ろうとしています。
本人は見えないので、外にいる子供が右とか左とかいって
教えているようでした。
長い棒でもあれば取ってあげたかったのですが、近くに
見当たりませんでした。
また吊り橋がでてきました。
道はこれをくぐるようについています。
折角なので1人で渡ってみました。
予想通りこの先で合流していました。
またガレ場がでてきました。
先頭を歩く通訳の女性が辛そうです。
長い下りで足を痛めたようです。
後ろを歩く「後輩」は元気でした。
しばらくこのような石畳の下りが続きます。
このあたりで1000mくらいでしょうか。
終点のナヤプルまでもう少しのようです。
民家が現れました。
奥から賑やかな話し声が聞こえます。
外にでて遊んでいるのは子供だけのようでした。
何かを摩り下ろしている女性がいました。
ターメリック(別名:ウコン)です。
ショウガの根っこのようなものです。
インドやネパールが原産地で中国南部から
沖縄に渡ってきたそうです。
カレーの原料として、また薬用として使われています。
花もきれいな植物です。
きれいな街並みに出ました。
レストランもあるようです。
我々はナヤプルで昼食にします。
ポーターと共に先行したコックが最後の腕をふるっている
ことだと思います。