山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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北八ヶ岳(その7)

2009-02-16 | 八ヶ岳
昨夜、海南島から無事帰国しました。
中国最南端の海岸では気温が32℃くらいありました。
後日、ご紹介いたします。
北八ヶ岳シリーズ、続けます。


麦草ヒュッテは貸し切り状態でゆっくり眠れました。
一夜明けて外に出てみました。
東の空が赤くなっています。
気温はマイナス15℃くらいでした。




麦草ヒュッテの全景です。
手前のブルーシートの中にはスノーモービルがあります。
夏なら車で入れますが、冬は道路が閉鎖されていて入れません。
予約すれば迎えに来てくれるそうです。



玄関前にかわいい雪だるまがありました。
文字が書いてあるものはプラスチックでできたハエタタキです。
若い女性が働いていましたから、その人が作ったようです。
被っている帽子は釜飯の容器でした。



すぐ近くを国道が走っています。
佐久の方向です。
冬季は途中で閉鎖されているようです。
雪が解ければここまで車で入れます。



反対側(茅野)のほうです。
茅野駅からバスもあります。
ここに泊まって花を楽しむ人も多いようです。



ヒュッテを出発してしばらくすると太陽が昇ってきました。
残念ながら木の間からしか見えませんでした。
天気は何とかよさそうです。



登山道には雪がたくさんあります。
踏み外すと腰まで入ります。
この日の雪もよく締まっていました。



シラビソの枝には相変わらずいろんな動物達が
遊んでいました。
シロクマだけでなくアザラシもいるようです。
ここでは仲良くしているようでした。



急に明るいところに出てきました。
ここは「中小場」というところのようです。
標高は2232mです。
これから登る茶臼山には雲がかかっています。
朝の太陽はどこかに行ってしまったようです。



前日の青空とはうって変わって曇ってしまいました。
気温は相変わらずマイナス15℃から上がりません。
風が当ると体感温度も更に低くなります。
自然と足も速くなりました。



時々空の雲が薄くなります。
しかし太陽は姿を見せてくれません。
シラビソの木もすっかり凍り付いていました。



茶臼山まではかなり急な登りになります。
一歩一歩雪を踏みしめながら登りました。
今年の雪は全国的に少ないそうですが、
ここでは多いように感じました。
茶臼山の頂上はもうすぐのようです。