山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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北八ヶ岳(その1)

2009-02-06 | 八ヶ岳

1月24日~26日と北八ヶ岳に登ってきました。
24日、6:35八王子発松本行きの鈍行に乗りました。
塩山駅に着く前に南アルプスの山々が見えます。
右から間ノ岳、農鳥岳のようです。
真っ白に雪を被っていました。




甲府駅を過ぎると富士山が顔を出しました。
風が強いようで雪煙が上がっています。
手前の山々は道志山塊のようです。
走っている電車からの富士山です。
なかなか思うように撮らせてくれませんでした。



韮崎あたりからは右側に茅ヶ岳がみえます。
深田久弥の終焉の山といわれています。
登山道の途中に立派な碑が建っていました。
春に登ると新緑がきれいな山です。



小淵沢駅が近くなると、左に鳳凰三山が見えてきました。
一番右が地蔵岳でオベリスクが黒く見えます。
この右に甲斐駒が見えるのですが、この日は雲の中でした。
八ヶ岳の上にも真っ黒な雲がかかっていました。



小淵沢で小海線に乗り換えます。
下車駅は松原湖駅です。
無人駅なので切符は車内で運転手に渡します。
ここから稲子湯まで頼んでおいたマイクロバスで入りました。
途中、道路が凍りついていてチェーンをつけました。



稲子湯からアイゼンをつけて歩きます。
今回は山の会の山行で、参加者は総勢10名でした。
雪は例年より少ない感じでした。
気温は5℃くらい、風がないので寒くはありませんでした。



しばらくはカラマツ林の中を歩きます。
上を見上げると青い空に白い雲が浮かんでいました。
天気はよさそうです。
カラマツはまだまだ冬眠中のようでした。




川に雪が積もっています。
昨年もこのコースを通りましたが、昨年は雪で川が
もっと埋まっていました。
やはり暖冬のようです。



雪の上に海藻のようなものが落ちていました。
サルオガセです。
吸盤のようなものが見えますが、これで他の木に付着して
成長するようです。
これでも立派に生きています。



雪の上にできる木のシルエットがきれいです。
ここからシラビソ小屋まで2時間くらいの歩きに
なります。
夏と違って雪の上は歩きやすいです。
みんな黙々と歩いていました。