山小屋だより

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ネパール・ヒマラヤトレッキング(その32)

2009-02-04 | 海外の旅

かなり家が建ち並んでいます。
子供達も元気に遊んでいました。
石畳もしっかりしていてきれいでした。



ナタで薪を割るような音が響いていました。
ヒツジを解体しているようです。
女性は肉からアブラ部分をきれいに削いでいました。
大切な蛋白源のようです。



見たことのある吊り橋が見えてきました。
スタートしたナヤプルに到着です。
この橋を渡った突き当たりにレストランがあります。
そこで昼食の予定です。



これがレストランの遠景です。
最初の日もここで食事をしました。
白い服を着ている男性は我々のポーターの1人です。
かなり前に着いたようでした。



吊り橋を渡って振り返ってみました。
最初の日にこの橋を渡り、右に歩きました。
その後、ロッジを5泊して左から降りてきました。
最後のロッジ、ヒレから3時間の歩きでした。
ここは標高985m、気温は17℃でした。



昼食メニューです。
野菜もたくさん添えてあります。
ナンに似たパイの生地のようなものは意外と美味しかったです。
ジャムをつけて何枚も食べました。
果物として青いバナナがありました。
皮は青くても中は柔らかくて食べやすかったです。
毎食後、暖かいコーヒーや紅茶も飲めたのは嬉しかったです。



レストランの近くに紫色の花がたくさん咲いていました。
雑草のようです。
帰国してから調べてみたら「ヒメヒゴタイ」と紹介されていました。
ヒゴタイはアザミのことです。
日本の高山でもタカネヒゴタイという花があります。
アザミの仲間ですから葉っぱにトゲがあるのが普通ですが、
これにはありませんでした。
花の直径は1cmにも満たない小さな花です。



パパイヤがなっていました。
ネパールは緯度的には日本の奄美大島あたりに位置します。
気候が亜熱帯ということです。
気温差も年間を通して10℃前後で暖かいようです。
バナナの木もたくさんありました。



1時間くらい休んでからレストランを出発しました。
車が待っているところまで30分くらい歩きます。
ミシンを掛けている女性がいました。
左の女性は赤ちゃんを抱いて授乳中です。
子育てしながら働いている姿に感心しました。



来た時にも通った街です。
シャッターが降りている店もたくさんありました。
開いている店も暇そうです。
観光地みたいに客引きもありませんでした。



若者が何かして遊んでいます。
聞いてみたら、ビリヤードのような遊びだといっていました。
ルールはわかりませんが、アイスホッケーの玉のようなものを
ぶつけ合っていました。
ここには静かな時間が流れていました。
この先に車が待っていました。
ガイドやポーター、コックも一緒に乗り込みました。
これから山道を走り、ポカラ空港まで行きます。
空港まで約1時間半のドライブです。