山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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海南島(その1)

2009-02-24 | 海外の旅

海南(ハイナン)島は中国で台湾を除いて一番大きな島です。
面積は日本の九州とほぼ同じ広さです。
2月11日、15:55・・・この飛行機で成田を出発しました。
中国南方航空です。
広州まで約4時間、そこで乗り換えて海南島に入ります。
今回は東京から15名、関西から1名、ツアリーダーが2名、
合計18名の大所帯でした。



この日の天気は今にも降り出しそうな曇り空でした。
雲の間から僅かに光が見えるだけです。
遠くに見える建物は管制塔です。
先日、管制業務をテレビで紹介していましたが、秒単位での
管制がみごとでした。
空の安全を護ってくれています。


搭乗する前にこのようなシールを渡されました。
広州で乗り継ぐ時の目印のようです。
機内は中国人で一杯でした。
今回も窓側をリクエストして座ったのですが、雲が多くて
下界は何も見えませんでした。



ビールは中国のビールです。
中国語では「ピーチュ」といいます。
プルトップが古いタイプです。
日本でも昔はこのタイプでしたが、今は見かけません。
缶ビールの裏には北京オリンピックのマークが印刷されて
いました。
昨年の夏に既に終っています。



広州で国内線に乗り継ぎました。
広州から海南島までは約1時間40分です。
この飛行機が遅れて海南島の三亜(サンヤ)に到着したのは
夜中の1時近くでした。
時差が日本と比較してマイナス1時間あります。
ホテルについて休んだのは午前2時頃でした。
朝は6:00モーニングコール、朝食を済ませて7:30スタートです。
ホテルのレストランから見た庭です。
大きなヤシの木があり、南国にきたという感じがしました。



部屋のベランダから外を見ました。
空港が目の前に見えます。
昨夜は遅く着いたので、真っ暗でした。
意外と空港が近かったようです。
気温は23℃くらいで、暖かかったです。


オオベニゴウカン

バスが出発するまで少し時間があったので、ホテルの前を
散策しました。
赤い花が目に入りました。
オオベニゴウカン(大紅合歓)というネムノキの仲間です。
直径10cmくらいありました。


ヤエハイビスカス

すぐ近くに八重のハイビスカスが咲いていました。
これも南国の花です。
いろんな種類があるようです。



ホテルの全景です。
僅か4時間くらいしか滞在しませんでした。
海南島は「東洋のハワイ」と呼ばれているようです。
ハワイとほぼ同じ緯度にあります。
中国本土からもリッチな人が遊びにくるようです。
リゾートマンションもたくさんあるそうです。


ハナチョウジ

噴水の近くに赤い筒状の花が咲いていました。
ハナチョウジといいます。
別名:ラッセリアと呼んでいます。
日本でも温室などで見ることができます。
かわいい花です。


モクセンナ

黄色がきれいな花です。
モクセンナといってジャケツイバラの仲間です
他の木に巻きつくようにして咲いていました。
マメ科の植物のようです。



プルメリア

これはプルメリアといいます。
キョウチクトウの仲間です。
別名:インドソケイと呼んでいます。
ハワイやタヒチではレイに使われるそうです。
10年位前に息子の結婚式でハワイに行きました。
その時、甘い香りのする花のレイをかけられました。
この花だったのかもしれません。



この日は七仙嶺に登る日です。
登山口に行く途中で、トイレ休憩しました。
そこにヤシの実がおいてありました。
大きさは子供の頭くらいあります。
ヤシの実は青い時に収穫するそうです。
黄色くなると自然に落ちてくるそうです。
頭に当れば大怪我をするでしょうね。
たくさんありました。