ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

和菓子54 寒菊

2013-03-28 16:31:54 | 和菓子



寒菊
梅寿軒(長崎市諏訪町)

羊羹とか最中とか、口当たりの柔らかいものが続いたせいか、固いものが食べたくなった。

長崎で、この寒菊を買い、アメリカへ持って来ていたので、ちょうど良い!
多分、、大昔、ホントに私がご幼少の頃食べたきりのはず。
梅寿軒という老舗のお店の看板お菓子(の一つ)。
固いので、写真のように、手で小さく分けて食べた方が歯のためによろしい。
生姜風味と砂糖の甘さがバランス良く、そして、決して固過ぎない、その一歩手前の程良い固さが美味しい。

店の「お菓子のしおり」を読むと、

寒菊は、寛永年間(1624年-1643年)に中国より渡米したものと言われ、寒餅を焼いて生姜を入れた液状の砂糖を数回かけて乾燥したもの、、

とある。

およそ、390年程前に渡って来たお菓子なのねえ。。

何だか、、感謝。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 乾山晩愁(けんざんばんしゅう) | トップ | 紫式部 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

和菓子」カテゴリの最新記事