(8月5日、義母の庭)
常盤露草ー
夏、小さな白い三角形の花を咲かせる
..................
8月初め、ある茶事に招かれた。
床のお軸は、大徳寺黄梅院 太玄和尚の筆であった。
中有風露香(なかに ふうろのかおりあり)
正客の問いに、御亭主が答えられた。
が、今、それを思い出そうとしても、ボンヤリとしている。
その意味は、調べれば、いろいろと出てくる。
が、要は、自分が噛み砕き、自分の言葉で語らねばならない。(と私は思っている)
茶事から3週間経っても、何だか納得できてない。
しかし、この禅語の作者は、中国北宋時代の詩人、蘇軾(僧籍になってからは蘇東坡)であった。
おお~、又、お会いしましたね、蘇軾さん‼︎
(蘇軾の詩句は、葉室麟の小説や茶席の禅語として、お軸でよく見る)
君看此花枝 (きみ みよ このかし)
中有風露香 (なかに ふうろの かおりあり)
*原典は、この五行句の前に長い句がある
人間の行動や言葉には、その人の心のあり様が現れる
その人の優しさ、心配りなど、自ずから香るように人柄が伝わってくる時があるものだ、、
こんな感じだろうか、、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます