ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

禅語 中有風露香

2014-08-22 08:33:28 | 茶席の禅語

(8月5日、義母の庭)

常盤露草ー
夏、小さな白い三角形の花を咲かせる

..................

8月初め、ある茶事に招かれた。
床のお軸は、大徳寺黄梅院 太玄和尚の筆であった。

中有風露香(なかに ふうろのかおりあり)

正客の問いに、御亭主が答えられた。
が、今、それを思い出そうとしても、ボンヤリとしている。
その意味は、調べれば、いろいろと出てくる。
が、要は、自分が噛み砕き、自分の言葉で語らねばならない。(と私は思っている)

茶事から3週間経っても、何だか納得できてない。

しかし、この禅語の作者は、中国北宋時代の詩人、蘇軾(僧籍になってからは蘇東坡)であった。

おお~、又、お会いしましたね、蘇軾さん‼︎
(蘇軾の詩句は、葉室麟の小説や茶席の禅語として、お軸でよく見る)

君看此花枝 (きみ みよ このかし)
中有風露香 (なかに ふうろの かおりあり)

*原典は、この五行句の前に長い句がある

人間の行動や言葉には、その人の心のあり様が現れる
その人の優しさ、心配りなど、自ずから香るように人柄が伝わってくる時があるものだ、、

こんな感じだろうか、、



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