源吉兆庵の「白桃餅」ー。
白桃餡を求肥で包み、上南粉をまぶしたものーとある。
「上南粉」て何?
何せ、酒のツマミは作っても、お菓子(和菓子、洋菓子)を作らないヒトなので、わからない。
(本当は、それじゃダメなんだが)
和菓子の材料、特に、粉の種類はたくさんあって、自分で作る人には理解できても、
作らない人には???だらけ。
中山圭子著「和菓子辞典」を見てみた。
「上南粉」とは、新引粉の目の細かいもの。極みじん粉という言い方もあるー
とある。
では、「新引粉」て何?
道明寺粉を細かく引き割って煎ったもの。
では、「道明寺粉」て何?
もち米を蒸して乾燥させ、粗挽きしたもの。
ああ、じゃー、上南粉は、元はもち米でできているものなのね。。
見た目は、ザラメみたいだけど、舌触りは、そうでなく非常にソフトだものね。。
因みに、粉の種類と呼び方はたくさんあって、やっぱり、日本独特。
大体が、もち米は「餅米」とも書くし、
「糯米」とも書く。
そして、その種類は、大きく分けて「餅粉」「白玉粉」「道明寺粉」などがある。
又、「粳米(うるちまい)」と言っているのは白米のこと。(私たちが主食にしている白米)
それが、和菓子の材料の「上新粉」「上用粉」「かるかん粉」などになるー。
フーッ、そう沢山の粉の名前を同時に言われたって、、
わけわからん。。
やっぱり食べながら、味あって、舌触りでボツボツ覚えていかないとー。
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