(3月21日、義母の庭)
紫色の蘭なので、「紫蘭」。
成る程、わかりやすい。
が、待てよ。
私は、白い「紫蘭」も見たことがある。
実物ではないが、写真でー。
2年前の淡交テキスト「茶花」5月号だ。
表紙裏にあるのは、田中昭光氏の「野の花を求めて」シリーズ。
白い紫蘭と山紫陽花が古瀬戸釣舟(花入)に入れられ、そのさりげなさは風情があり感動したのだった。
紫蘭という花は、蘭が持つ豪華さはない。
どちらかと言うと、下向きに咲くその小さい花は儚げで、鈴蘭に似ていると思う。
そして、葉も良いのだ。
義母は活け花に、田中氏は茶花にと、見事に生かしていた。
さすが、偉大な先輩方。。
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