ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

くくり猿

2016-01-17 15:41:55 | 茶道具
京都市東山区八坂の塔近くに、八坂庚申堂(やさかこうしんどう)という小さなお寺がある。
レントハウスのすぐ近くで、この辺をぶらぶらしていて、偶然見つけた。
門が真っ赤で、狭い境内には、何だか、とってもカラフルなものが飾ってある。
「くくり猿」というものらしい。
初めて知った。

(2015年12月28日)

(同上)

庚申堂は、日本で最初に庚申信仰が始まったとされるお寺。
「くくり猿」は、お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしている。
猿のように、欲望のまま行動してしまうことを戒める形であり、欲望を我慢することにより、自分が本当に思う願いをかなえてもらうということらしい。
*庚申とは、干支の「庚」(かのえ)と「申」(さる)の日こと

で、2日前、その「くくり猿」に再会。
今度はお茶の稽古でー。
これです。
(某茶道具サイトより)

利休好み中棗くくり猿蒔絵ー

今年の干支は申(さる)。
それに因んだ道具を幾つか見る機会あり。
棗はその一つ。

、、というか、明後日、某所、シニアセンターでお茶のボランティアをやるんだが、
お茶のデモンストレーションを、最近は日本語だけでなく、英語でもやっている。
「くくり猿」とか「干支」とか、「吸い切り」とか、「花びら餅」の説明とか、、
英語では、悩ましいんですが、、

しかし、先生がおっしゃるには、現代の茶道は、英語でも説明ができて、日本人以外にも広く裾野を拡げなければならない、、というのだが、、

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