(淡交社「茶道具の世界」より)
大円之真という稽古(稽古)の予習をした時に、唐物茶入のことを調べた。
その中で、「銘 油屋肩衝」(あぶらやかたつき)という茶入があった。
(重要文化財・大名物、畠山記念館)
伝来は、
堺の豪商油屋常言およびその子常裕が所持したことでその名があり、油屋から豊臣秀吉に献上された、、(後略)
(淡交社「茶道具の世界」より)
で、今、再読している小説「等伯」に、この油屋一族が、等伯に関わる重要な人々として、続々登場。
又、等伯は、生涯を通じて、熱心な法華経信者だった。
油屋一族の中では、油屋常金の子である京都本法寺 日通上人とは、特に強い縁で結ばれていたようだ。
(続く)
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