ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

高台寺

2016-01-17 20:57:51 | 京都

(2015年12月27日)

高台寺へ行った。
いや、高台寺蒔絵を見に行った。
高台寺は、私が滞在したレントハウスから歩いて3分。
ご近所であった。
高台寺は、太閤秀吉の正室、北政所ねねが建立した寺として有名だ。
では、「蒔絵の寺」としてはどうか。

お茶の稽古をするようになって、蒔絵に触れる機会は増えたので、高台寺蒔絵は、
ホンモノを見たいと思っていた。

このお寺は、そんなに大きくない。
北政所が、その後半生を過ごした小世界という雰囲気が感じられる所だ。
そして、高台寺蒔絵は、その彼女の生活を彩った調度品なんだなと思いながら一つ一つを眺めた。

*高台寺蒔絵の世界(パンフレットから)

蒔絵には、漆を肉厚に盛り上げて金粉を蒔く「高蒔絵」と漆・金粉共に平滑に蒔く「平蒔絵」がある。
高台寺蒔絵は「平蒔絵」で作られており、黒漆の面に金粉を蒔いて文様を浮かび上がせるので
黒と金の対比が美しく際立っている。
又、モチーフに秋草文様を多く使い、片身替や家紋を使った紋散らしの意匠に絵梨地や針描といった
技法を使っている。
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八坂の塔

2016-01-17 16:17:45 | 京都

(12月28日)

「くくり猿」ついでに、「八坂の塔」写真も載せておきましょう。
これを撮ったのは、確か朝の9時頃。
この時間だと、観光客も少ない。
更に、おまけは、二寧坂を違う角度からー。
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くくり猿

2016-01-17 15:41:55 | 茶道具
京都市東山区八坂の塔近くに、八坂庚申堂(やさかこうしんどう)という小さなお寺がある。
レントハウスのすぐ近くで、この辺をぶらぶらしていて、偶然見つけた。
門が真っ赤で、狭い境内には、何だか、とってもカラフルなものが飾ってある。
「くくり猿」というものらしい。
初めて知った。

(2015年12月28日)

(同上)

庚申堂は、日本で最初に庚申信仰が始まったとされるお寺。
「くくり猿」は、お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしている。
猿のように、欲望のまま行動してしまうことを戒める形であり、欲望を我慢することにより、自分が本当に思う願いをかなえてもらうということらしい。
*庚申とは、干支の「庚」(かのえ)と「申」(さる)の日こと

で、2日前、その「くくり猿」に再会。
今度はお茶の稽古でー。
これです。
(某茶道具サイトより)

利休好み中棗くくり猿蒔絵ー

今年の干支は申(さる)。
それに因んだ道具を幾つか見る機会あり。
棗はその一つ。

、、というか、明後日、某所、シニアセンターでお茶のボランティアをやるんだが、
お茶のデモンストレーションを、最近は日本語だけでなく、英語でもやっている。
「くくり猿」とか「干支」とか、「吸い切り」とか、「花びら餅」の説明とか、、
英語では、悩ましいんですが、、

しかし、先生がおっしゃるには、現代の茶道は、英語でも説明ができて、日本人以外にも広く裾野を拡げなければならない、、というのだが、、

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