ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

鎧の縅(よろいのおどし)

2015-09-01 09:35:09 | 本・雑誌
9月1日でありまする。(アメリカ西部時間)
2015年、残りは4ヶ月。時間が経つのは早い。。。

4、5日前から、宮尾本「平家物語」(文春文庫)を再読しており、その一巻を読み終えたところ。
何せ、各巻600ページ近くの長い物語。(4巻ある)
2度目の読書は、少し丁寧に読み込もう、平安時代に想いを馳せてみようという試みであります。

「鎧の縅」(よろいのおどし)というのが出て来ました。
こういうものです。

(画像は、Wikipediaより)

鎧とは、戦場で身を守るのに着る、昔の武具。
縅とは、その製造様式の代表的なものの一つ。
詳しく書けば、「小札(こざね)」と呼ばれる鉄片を、皮や糸などで綴じ連ねて製作したもの。
平安時代に生まれた(らしい)日本式鎧の美意識は、有識の装束に見られる「かさね色目」から影響されたらしい。
戦場という殺伐とした世界で、何と風雅なことよ、、
武人の心意気よ、、
と感じた次第。。



コメント
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