義母の家で見つけた本。
向田さんの小説は結構読んだ方だと思っていたので、たとえ読んでなくても、小説のタイトルぐらい記憶にあるはず。。が、「きんぎょの夢」は全然記憶になかった。
しかし、本の表紙を開けて納得。
そこに書いてあったのは、、
(この文庫本に)収まっている「きんぎょの夢」「母の贈物」「毛糸の指輪」は、
向田氏の放送台本を別の人が小説化したもの。
ということだった。
だから、向田邦子のエッセンスはそこそこあるが、やはり、彼女の作とは厳密には言えないなあ、と思った。
それよりも、久しぶりに懐かしく思い出したよ。。
私は、向田作品では、「あ・うん」と「阿修羅の如く」がとにかく好きなんだが、昨今、くだらないテレビドラマが多く、見るべきものなしだが、
この2作品は、実にいいドラマだったなあ。。と。
