後水尾天皇は、第108代天皇である。
最近読んだばかりの「光圀伝」(冲方 丁)、そして、「花と火の帝」(隆 慶一郎)に、非常に重要な人物として登場する。
もちろん、小説なので、史実に基づきながらも、作者の創作部分も大いにあるだろうが、今まで知らなかった人物なので、大変興味深い。
「へうげもの18巻」に出てくるのは、第107代後陽成天皇で、後水尾天皇の父である。
多分、19巻以降に、この方、登場するのではないか。
又、上の写真の中にある「後西天皇」は、後水尾天皇の皇子であり、第111代天皇である。
淡交テキスト、「茶道具から見る茶人の姿: 後西天皇」には、裏千家学園講師の谷端昭夫先生が
「後西院御茶之湯記」について書いている。
これは、1679年(延宝7年)7月2日の茶会の記録である。
抜粋すると、
、、濃茶は後西院が自ら点てられたが、まず後西院が召しあがってから客各々が頂戴した、、
(やはり、亭主が元天皇である上皇である場合、自分で点前をしながらも、先ず自分で飲んでそれから客、という順番になるのですね)
さて、女性関係が派手であった後水尾天皇には、後西天皇を含む30人程の子供がいたというのだから、驚いた。(ウィキペディアより)