(9月22日撮影、at Monterey)
10月27日午後、腰・背中の痛みのため、元気のない義母を、ホームドクターへ連れて行った。
ドクターK
私たちが待っている診察室へ、手術が終わってすぐという感じで、手術着のまま颯爽と現れた。
(今日の手術は肺ガンの患者さん、K先生が執刀だったそうだ)
彼は、85歳である。 Montereyの名物先生。
(まあ、、言ってみれば、アメリカ版日野原重明先生でしょうか、、)
久しぶりにお会いしたが、まだまだ、現役バリバリである。
まずそのお姿で、義母は、元気をもらった。
体の隅々まで、丁寧に診察してもらった。 背中の痛みは、そんなに悪い病気ではなさそうだ。
先生のその一言で、更に、一安心。 念のため、明日一番で、レントゲンや血液検査を受ける予定であるが。
うちのお義母さん、、実年齢の割に、動き過ぎなのである。
背中の痛みの<大きな主原因>は、10日前のサンフランシスコ事件である。(と、家族は呼んでいる)
池坊生け花の講習とデモストレーションのため、花材である切り花が入ったバケツ5つ、講習後の
バザー・プラントセールのためのプラント20個を、自分の車に乗せ、早朝5時から往復4時間交通量の多い
サンフランシスコダウンタウンまで一人で行って、その作業をやったというのだから、後で聞いた私は、
開いた口がふさがらない。 (花のバケツやプラントは結構な重さなのである)
な、何と、、無鉄砲なお人だ。。 (昔からそうだったが、、加齢と共に、少しオトナシメになるかと、
淡い期待を持った私ども家族が少しアホである)
が、池坊生け花に対する情熱、弟子育成の使命感は、大したものである。 頭が下がる。
85歳のK先生が、義母(81歳)におっしゃった。
長時間の運転は、腰痛になりやすく、バケツの積み下ろしは、背骨にくる、、
又、同じことをすれば、今度は、痛みはもっとひどくなりますよ、、
もう、、そろそろ、、年齢を考えて行動してください、、
(私は、そうだ、そうだ、、と頷いた。。)