彦四郎の中国生活

中国滞在記

日本滞在1カ月間―春の足音を感じる今日この頃「春一番」が吹く、明日、中国に戻る

2018-03-01 13:04:29 | 滞在記

 2月上旬に日本に帰省して以来、できるだけ早めに故郷・福井県南越前町に帰ろうと思っていたが、福井県内の歴史的豪雪のためになかなか行くことができなかった。2月20日(火)、16日の講演もようやく終了したので、この日に福井県に帰った。夕方、北陸線の武生駅(越前市)で特急サンタ―バートを下車、友人の山本君の車で 高校時代以来の恩師である滝澤先生の自宅に行った。先生は昨年末に72才で永眠したが、残念ながら葬儀には参加できなかったので、この日、先生の自宅の仏前にお参りに行った。豪雪の影響がまだまだ残っていて、道路は高い雪が積まれていて、もともと2車線道路が1車線となっていた。

 夜10時頃に故郷の家に戻った。翌朝、自宅の仏壇を整理したあと、お墓参りに行く。しかし、墓までの狭い坂道には雪が除雪されておらず、行くことができなかった。遠くから「寺坂家」の小さな墓が望めたので、墓に眠る「父母・祖父母」に手を合わせた。

 この日、再び武生駅に戻り京都に帰った。武生駅の周辺は除雪がされていたが、列車が出発して10分ほど進んだ「南越前町今庄」駅付近は、豪雪がまだまだ積もっていた。

 京都の三条大橋、20日ころから寒気が抜けて、少し春めく。春節時期に日本に来ている中国人観光客も多い。鴨川のほとりで川に浮かぶ水鳥に歓声をあげていた。最近は、日本のこのような落ち着いた静けさや通りのなにげない風景を求めて日本に観光に来る中国人旅行者が最近増えてきているようだ。三条大橋たもとの桜の蕾がピンクがかっていた。あとしばらくで開花しそうだ。残念ながら日本の桜を今年は見ることができないように思う。

 自宅近くの家の「紅白の梅」が見事に開花していた。自宅の越前水仙も約2カ月間花を咲かせてくれていた。2月23日(金)の夕方、友人の鈴木さん・朝倉さん・小林さんらと伏見の居酒屋で久しぶりに会い、旧交を温める。

 2月25日(日)の夕方、妻と留学生2人と祇園や先斗町界隈で会食をした。1軒目は祇園白川沿いの石畳の通りにある「祇園・侘助」。小さな赤ちょうちんの「おばんざい」小料理屋。2軒目は先斗町のカラオケ居酒屋「みちのく」。23日の胃カメラ検診結果より「酒を解禁」した。

 自宅玄関においてある「ラッパ水仙」が満開になり、「蕗の薹」の盆栽も花を開かせてきた。3月1日、この日、関西に「春一番」が強烈に吹いた。春の足音を感じる京都の今日この頃、後ろ髪をひかれながらだが、明日 中国福州に戻る予定。又の中国赴任にいろいろと不安もあるが、とりあえず2カ月間あまり続いた「胃潰瘍」が全快したので、不安の一つが消えた。

 

 

 

 


1 コメント

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Unknown (山本隆徳)
2018-03-01 16:11:18
長い冬休みも終わり、滝沢先生や先祖のお参りと感慨深いものがあるかな?孤独感にふさぎこむこともあろうが、若い学生と学びあえることは本当に羨ましい。学びは生涯、継続したい。お互いに無理をしないで頑張っていこう。
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