多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

(富山のラーメン紀行2)2013/06/08

2000-01-02 21:27:50 | とやまのラーメン紀行
(富山のラーメン紀行2)2013/06/08
「富山ブラック」に限らず、富山のラーメン店のスタンダードメニューのほとんどが醤油であり、かつ鶏がらベースが一般的です。「昔ながら」ではなく、「昔からある」ラーメン店、食堂のほとんどがそうでしょう。自分が小学生の時に、おばあちゃんに出前で取ってもらっていたラーメンもそうでした。

学生時代に北海道にいた自分は、当地で味噌や塩、醤油であってもとんこつベースのラーメンに出会い、バブル経済崩壊前後に富山で就職するのですが、帰省してみると、鶏がら醤油がほとんど一般的であることが、すでにご当地メニューであることの一端を知ります。

当時の情報環境は、前回のとおりですが、インターネットもなく、情報誌でもラーメンが掲載されず、ほぼ口コミが中心となっていました。自分の周辺では富山の3大ラーメンというと、「大喜」「まるたかや」そして「じんじゃらーめん」でした。(このあたり、「日本の3大XX」と同じように、?番目に何がエントリーするのかは、対象により、評価する人により、かなりバラつきがあるとご理解くださいませ。)

そして、ほぼときを同じくして1990年前後に、超絶のラーメンがあると聞きました。小杉町太閤山の「めん八」です。当時からすでに行列店でした。見た目は「大喜」と同様、スープが漆黒。しかし「大喜」ほど塩辛くない。何故だ!このインパクトが、のちの「富山ブラック」として百花繚乱、咲き乱れる契機のひとつとなったのではないかと思うのです。

世の中は、時の官房長長官によって、「平成」と命名されたことが広報された頃でした。

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