多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

浜田で国際交流会 留学生らと住民 親睦深める

2015-04-14 12:00:11 | 多文化共生
(以下、山陰中央新報から転載)
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浜田で国際交流会 留学生らと住民 親睦深める

 島根県の浜田市などで生活している外国人を対象にした国際交流会が12日、同市内であり、県立大浜田キャンパス(浜田市野原町)の留学生ら16人と企画した住民グループのメンバーなど計29人が、公園散策や山菜の天ぷら作りなどを通して親睦を深めた。

 県高齢者大学「シマネスクくにびき学園」西部校(同)で学ぶ有志6人が2月に設立した「多文化共生6」(安井好裕代表)と、しまね国際センターが、異文化理解と交流の場をつくろうと初めて企画した。

館長退任前に最終講演 市ふれあい館 三浦さん

2015-04-14 11:59:37 | 多文化共生
(以下、神奈川新聞から転載)
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館長退任前に最終講演
市ふれあい館 三浦さん
掲載号:2015年4月10日号

「差別に向き合う」をテーマに講演する三浦さん

 社会福祉法人青丘社が運営する川崎市ふれあい館館長の三浦知人さんが3月31日付で退任した。これに先立つ3月27日には、桜本の同館で記念講演会が開かれ、三浦さんは「差別に向き合う」をテーマに、青丘社での約40年にわたる実践活動などを振り返った。

 三浦さんは1954年生まれ。78年に社会福祉法人青丘社職員となり、2010年から館長を務めた。

 講演で三浦さんは「学生時代、在日コリアンの子ども会活動を通じて、在日と出会い、戦争と差別の歴史、差別の生活課題を知った」と述べた。そうした中、戦争と差別については「表と裏の関係。差別が厳しくなれば、戦争が近づく」ことを実感。また、差別は再生産されているとの認識を深めたとした。

 88年に設立された市ふれあい館については「地域社会の中で差別のない施設が税金で運営された。川崎市が日本の社会を豊かにする舵を切った一歩を示した」と意義を強調。その一方で「全国から多くの視察があったにも関わらず、第2、第3のふれあい館が造られなかった」とも述べた。

 青丘社、市ふれあい館の活動についても言及。子育て、教育、高齢者、障害者、人権、まちづくり、多文化活動と活動領域が広がり、地域に根を下ろしたのは「誰もがやらない様々な生活課題を『私たちがやらねば』と感じて取り組んだ結果」と話した。

 今後は子どもの居場所づくりや貧困問題への取り組み強化の必要性を指摘。地域の中での実践活動だけでなく、「区との連携を深めることにシフトすべきだ」とも語った。

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 市ふれあい館は、原千代子さんが4月1日から館長に就任したと発表した。

アスクルが「ダイバーシティ宣言」

2015-04-14 11:59:15 | ダイバーシティ
(以下、EICネットから転載)
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発表日 | 2015.04.10

アスクルが「ダイバーシティ宣言」

 アスクルは3月24日、「ダイバーシティ推進キックオフ・ミーティング」を開催し、「ダイバーシティ宣言」を行った。「ダイバーシティ・フォー・バイタリティ」をスローガンにグループで積極的な取り組みを始めた。対外的には顧客満足度や社会的評価、認知度の向上を図るとともに、社内的には従業員のモチベーションや組織への愛着心を高め、企業価値の向上につなげる。
 ダイバーシティは、性別や価値観などにかかわらず多様な人材を活用する考えを指す。少子高齢化に伴う労働人口減少に対応した人材確保の面からも取り組む企業が増えている。アスクルは2014年10月に人事本部内に「ダイバーシティ推進部」を設け、女性管理職と女性担当者を1人ずつ配置して宣言を準備してきた。
 具体的な活動として、社長、役員をメンバーにする「ダイバーシティ推進ステアリングコミッティ」と、活動の母体として「6つのタスクフォースチーム」を設置し、女性をはじめとする多様な人材の活用▽多様な働き方の促進▽多様性教授の組織風土醸成--を推進する。これによって、1人1人が自分らしい貢献を楽しむことができる組織にする。
 併せて、ダイバーシティ推進の基本的な考え方を行動原則で示し、公開した。多様性を会社と社員の相互成長とイノベーションの活力とする、などとしている。アスクルは事業を通しても働く女性を支援してダイバーシティを進めるとともに、その親世代にあたる高齢者が買い物に不自由しない社会のインフラを目指す。【アスクル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

トイレの選択や公称使用可能に トランスセクシュアルの生徒

2015-04-14 11:58:49 | ダイバーシティ
(以下、サンパウロ新聞から転載)
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トイレの選択や公称使用可能に トランスセクシュアルの生徒
15/04/13 (13:15)

 サンパウロ州ジャカレイー市内の州立校で、男性として生まれたトランスセクシュアルの生徒が女性の名前を公称として利用することが許可された。トランスセクシュアルを理由とした公称の利用許可はサンパウロ州内では44件目の事例となる。9日付伯メディア(ウェブ版)が報じた。


バイア州で牧師の息子として生まれたイスラエル君(17)は、自分が女性だという認識を持ち続けて生活してきたが偏見を受けることが多く、父親の仕事の関係で転校するたびに新しい同級生にどのように受け止められるのか非常に緊張したという。

 しかし今回入学した学校では「ティファニー」という女性の名前を校内で使うことが許可され、学生証にも公称が記載されることになった。また女子トイレの使用も認められた。

 学校側の準備も入念で、ティファニーさんの入学前に2日間にわたり、生徒や教員、事務員らに対して性別の多様性についての説明会を実施した。同校の教育担当者のフェルナンダ・レゼンデ氏は「生徒の退学を防ぐためには適切に受け入れることが大切。トランスジェンダーの生徒は差別が理由で学校を辞めてしまうことが多く、家族にも見捨てられ売春や麻薬を始めることもある」と話している。

 人権局は先月、トランスジェンダーやトランスセクシュアルの生徒が学校内で自身の性別認識に基づき利用するトイレや制服を選べるとの決定を下した。また生徒は公称を使うことができ、その公称は入学申し込みや通知表、出席簿、テスト、公務員試験などすべての書類上で使用される。この決定に法的拘束力はないが教育機関の行動指針となり、ティファニーさんの学校でも適用された。

 学校の対応が功を奏し、ティファニーさんは「この学校ではきちんと受け入れてもらえて友達もたくさんできた」と喜んでいる。

2015年4月11日付