昨日は、現場で部材の搬入時に使用する運搬台車を作製。ホームセンターで売ってあるスチール台車のハンドル部をバラシてコンパネを載せ、その上に長尺の部材を積んで使用する算段。夕方までにトラックに部材を積み込んでおく。
明けて今日は朝から現場行き。
トラックは建屋の半分くらいまで進入出来るものの、作業場所は建屋の奥側。昨日作っておいた運搬台車が役に立つ。
先ずは床の設置(×4ヶ所)からスタート。(
設置前)
続いてもう1ヶ所。(
設置前)
鋼板の嵩上げ。(
作業前)
溶接前にブロアーで周辺の木粉を吹き飛ばしておく。防炎シートで覆って養生を行い、溶接開始。
しばらく溶接を行っていると、下の方から何やら匂う。視線を下におろすと、足元にあるモーターのカバーで覆ってあるチェーンの辺りから小さな火が見える。溶接火花がカバー内に入って、オイルが染みた木粉に付いたか?
カバー内なので、上から水をかけても届き難いのだけど、予め噴霧器(除草剤散布用)に水を入れて用意してあったのでノズルの先をカバー内に突っ込んですぐに消す。
どんなに防炎シートで養生しておいても、たった一粒の火花でこんな風に火が付くので気が抜けない。
鋼板の延長。(
作業前)
ここも直下にモーターが据えられてある。しかも2台。ブロアーで木粉を飛ばしてから防炎シートでモーターを覆う。
溶接を済ませ防炎シートを外すと、フワッと紫色の煙が微かに見える。モーターと台との隙間はびっしりと木粉が詰まっているみたい。そこに火花が入ったか?
噴霧器のノズルをモーターとその台との隙間に突っ込んでしばらく水を当てる。あちこち方向を変えながら水を当てていると、煙が立たなくなる。
今回は噴霧器を準備しておいて良かった。狭く奥まったところに火花が入ってもし火が付いたら、どんなに上から水をかけようが届かなきゃ意味がないだろうし。
床の設置・鋼板の嵩上げと延長を行った箇所の全景。
最後は、ローラーの穴塞ぎ。(
当て板の取付け前)
足場が悪く、隙間が狭い。ローラーは人力で動かせる様なモノではないので、溶接し辛い。何とか手を伸ばしてローラー上部側に当てた鉄板の溶接を行う。
いやぁ~、燃え易い木粉があちこちに溜まっている場所での溶接は非常に気を使う!まぁ、無事に作業が完了して何より。