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第17節 松本戦

2014-06-21 20:24:21 | ファジアーノ岡山
 上位にいる松本との対戦。磐田戦で怪我をした中林不在がどの程度影響するか気がかりなところ。

     清水
   石原  片山
三村 上田  島田 田中
 田所  後藤  鎌田
     真子

 試合が始まってすぐに思ったのが「この相手弱いなぁ」ということだ。ファジアーノがあれだけ簡単にパスをまわせるチームはそんなにない。攻撃もパターンは少なく、基本的に速攻・カウンター。正直このチームが上位にいるのは、ファジアーノを含め他のJ2チームの怠慢だろう。クラブ数を急速に増やしたことで選手の質が落ちた、というよりクラブ運営レベルが落ちた、という感じがする。サッカークラブに関わらず日本には優れた経営者が少ない。
 しかし松本もあのサッカーでよくあれだけのサポーターが集まるものだ。あれだけ割り切って現実的に戦えば面白味は失われる。正直見に行った試合の対戦相手が松本だったら勝敗に関わらず外れの試合と思ってしまう。そのくらい徹底しているからこの順位なんだろう。

 対する岡山は基本ポゼッションをしながら、守備時はハイプレスもする。そういった互いのチームカラーどおりに基本的に岡山が支配する試合となった。特に今の岡山はサイドで勝負できる選手がいるため、中央でのリスクを低減できることから松本のようなタイプのチームにも対抗できるようになった。すると必然的にボールを持つ時間が長い方が有利になる。石原がPK獲得したのも必然的なものだった。残念ならが清水のシュートが入らなかったが、あのシュートが入ったあとに臆病にならず戦えたかどうか?というのは見てみたかった。

 これ以外でこの試合を通して目立ったのは松本の必要以上のラフプレーだ。ただその割りにファールを取られない。彼らはファールをとってもらえないわけでもない。セットプレーが得意な松本にとってこの傾向は大きなアドバンテージになっているだろう。彼らにとって有利な環境だろう。

 という0-0の試合。このチームとの試合は見ていて爽快になることはない。だから文章も短くなってしまう。まあJリーグとしては観客数の多いチームが昇格するほうが話題になっていいのだろうが。それでは勝手に採点。

清水(6.0)良いプレーだったがPKだけが残念
石原(6.5)プレッシャーが弱く自由にプレーできた
片山(5.0)試合を通してあまり効果的で無かった
三村(6.0)何度かチャンスを作ったが決定的ではなかった
島田(6.0)怪我してなけれは勝てた
上田(6.5)MOM。一つレベルが上だった
田中(5.5)中々決定的なプレーが出来なかった
田所(6.5)こういう試合は得意
後藤(5.5)不安定な部分が目立った
鎌田(6.0)怪我までは良さを出せていた
真子(6.0)去年の試合よりマシだった

千明(5.0)島田との差が目立った
久木田(6.5)急造CBでよくやった
押谷(5.0)自分が特別では無いという認識から始めるべき

影山(6.0)
 ここまで怪我人が出ながら崩れることなく試合を終えたのは良かった。