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多彩事業で魅力発信 向日市天文館、7月で20周年

2013-06-27 17:32:15 | 習 learn
 京都府の向日市天文館(向日町)が7月に開館20周年を迎える。プラネタリウムや天体観測室、星見台などを備え、宇宙や星空について学べる身近な施設として市民に親しまれてきた。同館では節目の年を記念し、名誉館長の講演会や公募絵画のプラネタリウムでの投影など多彩な事業を展開し、天体の魅力発信に力を入れる。

 天文館は1993年7月に開館した。当時の環境庁から「スターウオッチング星空の街」に選ばれたことを受け、市が「ふるさと創生事業」を活用して建設した。

 昨年度の市制40年を機にプラネタリウムの投影機を開館以来の光学式から、パソコン操作で動画を映し出すデジタル式に更新した。京都産業大教授で同大学神山天文台長の河北秀世さんを名誉館長に招き、10月にリニューアルオープンした。

 記念事業では、過去に日本惑星科学会の最優秀研究者賞などを受賞している河北名誉館長の講演会「彗星と私たち」を7月6日午後1時半~3時に開く。定員は先着80人。当日午後1時15分と午後2時半のプラネタリウム投影は中止する。

 また、「天体・宇宙への夢、YUME」と銘打って絵画を7月3日~8月31日(必着)に募集する。A4の紙の中央に直径20センチの円を記した上で、その中に宇宙や天体をテーマにした絵を描く。作品は10月2日~12月26日に天文館で展示。11月ごろにはプラネタリウムの機器を使った絵画投影会も開く。応募は1人1点。抽選で3人に望遠鏡、5人に組み立て天球儀を贈る。

 他にも、歴代のプラネタリウム番組のポスターを9月末までロビー展示し、7月3~7日に無料投影を行う。7月からは新番組「流れ星をおいかけて」を導入する予定。

 講演会の申し込みや絵画の問い合わせなどは向日市天文館TEL(935)3800へ。

【 2013年06月25日 11時02分 】


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