季節外れ、ナンテン返り咲き 京都・長岡京でつぼみ

2015-12-27 16:58:47 | 木 plants
 京都府長岡京市奥海印寺に自生しているナンテンにつぼみが付いている。通常は初夏に花が咲くため、住民は「この時期のつぼみは初めて見る」と驚いている。

 つぼみを見つけたのは主婦稲本真砂子さん(76)。20日午前、自宅近くの畑に行くと、ナンテンの木の一部に米粒大のつぼみが数十個あった。

 ナンテンは梅雨入り前後に白い花を咲かせ、晩秋から冬にかけて赤い実を付ける。宇治市植物公園の樹木担当者は「原因は分からないが、(季節外れに花が咲く)『返り咲き』ではないか」と説明する。

 本来の季節から半年遅れて付いたつぼみが年の瀬の風景に彩りを添え、稲本さんの目を楽しませている。

【 2015年12月27日 12時42分 】

若手職員「おもてなし」プロデュース 京都府乙訓総合庁舎

2015-12-27 16:56:37 | 政 governing
 京都府乙訓総合庁舎(向日市上植野町)の若手職員たちが中心となり、来庁者への「おもてなし」を意識した取り組みを進めている。班ごとに庁舎内の案内やデザインを見直し、初めて訪れる人々にも分かりやすい空間づくりを目指している。

 若手職員の視点を生かして、より開かれた訪れやすい庁舎をつくろうと企画した。同庁舎内には地域総務室や保健所など複数の部署が置かれているが、度重なる組織改変などで部屋の場所や名称が変わり、来庁者などから「どこに何があるか分かりにくい」といった声が出ていた。

 各部署に所属する若手職員ら20人が、12月までの3カ月間で計5回のミーティングを開催。職員が初めて来庁する人の立場になって庁舎内を歩き回るなどして、「案内様式に統一感がない」「情報公開コーナーに古い情報が残っている」などの問題点を抽出した。

 先ごろ開かれた最終の会合では、「来庁者に分かりやすく乙訓らしい庁舎」を目標に、課題解決策の発表会が行われた。各班からは「案内板は部署ごとに色分けしたら見やすい」「当日の行事がいつどこで催されるか一覧できる場所がいる」といった意見のほか、ユニバーサルデザインの活用や、照明の色を部屋ごとに変えるといった提案が出された。

 参加した環境衛生室の宮本優里さん(26)は「普段は会わない他部署の職員たちと共同して取り組むことで、いつもとは違う視点で仕事ができた」と話した。ミーティングでまとめられた案は、本年度中に庁舎内の各部署で共有していくという。

【 2015年12月27日 09時39分 】

公約に「説明不足」 京都・大山崎の山本町長就任1年

2015-12-27 16:55:00 | 政 governing
 大山崎町の山本圭一町長が、今月5日で就任から1年を迎えた。公約に掲げた都市計画税導入や保育所民営化などの実現を目指す一方で、関連する予算を盛り込んだ本年度一般会計当初予算案が事実上否決されるなどの波乱もあった。山本町政の1年を振り返る。

 今年3月の定例町議会。山本町長は「(昨年10月の)選挙戦で信任を得たので、スピード感を持って公約を実現する」と強気の姿勢を見せ、本年度一般会計当初予算案に早速、公約の都計税導入と保育所民営化に関する予算を計上した。

 だが、都計税の使途などについて「具体的な説明がない。あまりに性急」との批判が町議から上がり、最終本会議では両予算が削除された修正案が可決される結果となった。

 先の12月定例町議会でも「説明不足」を理由に議会から“ノー”を突きつけられた。

 家庭ごみの超過分について、有料ごみ袋の導入を目指した山本町長。条例改正案の審議では、反対する町議から「他市へごみが流入する可能性がある」「(乙訓)2市と足並みをそろえるべき」などの声が上がったが、町側はごみ回収の利便性向上を主張するばかりで、論点がかみ合わないまま終わった。

 町内を巡回するコミュニティーバスを導入するかを話し合う地域公共交通会議では、山本町長が冒頭でコミバス断念を示唆。委員からは「何のために集まったのか」との非難が上がり、いまだ再開のめどは立っていない。

 一方、住民と対話しながらまちの未来を考えるまちづくり懇談会の開催は、将来への種まきと言えそうだ。山本町長は公約で、学識経験者や住民、企業の代表らが意見を交わすまちづくり会議の設置を掲げており、その前段階と位置づける。5月の懇談会では、都計税導入の是非や空き家問題など幅広いテーマについて議論し、参加者からは「向こうから胸襟を開いてくれるのはありがたい」といった声も聞かれた。

 山本町長は、就任当初から「住民と行政の距離が遠い。身近な町政でありたい」と、よく口にする。その思いを施策という具体的な形にするために説明を尽くせるか。正念場の2年目となりそうだ。

【 2015年12月26日 11時16分 】

町にスーパー1店、住民自ら野菜市 京都・大山崎

2015-12-27 16:53:16 | 商 trading
 地元で採れた農産物を販売する「ユヒノワ市」が24日、京都府大山崎町大山崎のJA京都中央大山崎支店で初めて開かれ、大勢が新鮮な野菜などを買い求めた。

 同町では8月、「大国屋大山崎店」の閉店でスーパーが1店だけとなり、生鮮食品の買い物に困る住民が出ていた。このため、町民有志でつくる「天王山にぎわい実行委員会」が、地産地消の促進などを目的に企画した。

 この日は、1時間前から列ができる人気ぶり。販売が始まるやいなや、地元産の大根やキャベツといった目当ての品を買い、袋一杯に詰めていた。夕飯の買い出しに来たという吉川良江さん(78)=同町円明寺=は「大国屋が無くなって困っていたので助かる。野菜もきれいでおいしそう」と笑顔を見せた。

 同実行委は「需要があれば、今後定期的に開きたい。誰でも出店できるので、ぜひ声を掛けて」と話している。

【 2015年12月25日 10時45分 】

名神スマートIC誘致へ 京都・向日市

2015-12-27 16:52:15 | 地 geography
 京都府向日市は、京都市南区の名神高速道路桂川パーキングエリア(PA)に接続するスマートインターチェンジ(IC)の誘致を目指している。すでに京都市や国などと協議を始めており、早期の開設を目指す。

 スマートICは自動料金収受システム(ETC)搭載車専用の簡易型IC。桂川PAは京都南ICと大山崎ICのほぼ中間点にあり、向日市にも程近い。市は市民の利便性向上や産業・観光振興を狙って、誘致に乗り出すことにした。

 市が作成した協議用の図面によると、名称は「桂川向日スマートIC」(仮称)。上り、下り両線とも国道171号から京都市道などを通って桂川PAに接続する。

 市は国土交通省や京都市、NEXCO西日本と協議を始めている。市建設交通部は「まだ緒に就いたばかりだが、京都市と連携して、早期に実現できるように取り組みたい」と話している。

 市はスマートICの誘致を、現在策定中のまちづくり計画「市ふるさと創生計画」に施策として盛り込む方針。

 府内の高速道路でスマートICを開設している箇所はないが、2023年度に完成予定の新名神高速道路の宇治田原ICと城陽ICの中間地点を想定し、城陽市が国の支援を得て、計画を検討している。

【 2015年12月24日 09時36分 】

エンディングノート、中高年にブーム 最期つづる講座満席

2015-12-27 16:49:55 | 習 learn
人生の最終章に向けて、自分がどう生きたいかを書き留めておくエンディングノート。登場から10年ほどが過ぎた現在も中高年を中心にブームが続いている。京都府長岡京市が先ごろ開講したノートの書き方講座は満席で、関心の高さを映していた。

 エンディングノートは家族や友人らに向けて、残りの人生の過ごし方や、希望する終末期の医療や介護のあり方、相続などを記す。法的拘束力を持ち、書式も堅苦しい遺言と違って、思ったことを自由に書ける手軽さが、根強い人気の理由だ。

 ただ、自由さゆえに最初は「どのようなことをノートに書けばいいか分からない」と戸惑う人が少なくない。こうした声を受け、同市は来年2月まで計4回の講座を企画した。受講者に配布するため、市独自にエンディングノートを作製。ノートを書く意味や相続の手続き、終末期の療養や葬儀などを学ぶ。

 初回は、エンディングノートの監修や葬儀に関する著作がある、日本エンディングサポート協会(東京都中央区)の佐々木悦子理事長が、書き方の基本を講義した。「少子化や核家族化が進み、葬儀では家族葬や事前に葬儀社を選んでおく人の増加など、費用面で子どもに負担をかけさせないようにする高齢者が増えている」と社会背景を解説し、自分がどのような葬儀を望むのかを考え、記入することの意味を説いた。

 受講した市内の女性(80)は「自分の葬儀一つとっても、どのようにしてほしいのか考えたことがなかった。講座をきっかけに、子や孫の負担にならない方法を見極めたい」と話した。

【 2015年12月23日 10時30分 】

「愛菜楽市」 もっと売り出せ! 京都・向日

2015-12-27 16:48:08 | 商 trading
 京都府向日市の農業・商工関係者が開いている農産物直売会「愛菜楽市」をPRしようと、市が本腰を入れている。公用車に地元野菜の写真をあしらったラッピングカーを導入したほか、職員有志がテーマ曲を制作。大規模直売所のない市は府内でも数少ないだけに、「向日市産野菜の魅力を知ってほしい」と、熱が入っている。

 愛菜楽市は今年8月から市役所駐車場で開催している。バーコード付きの農産物を並べ、レジで会計する「スーパー方式」を採用。評判は上々で、レジの台数を増やすなどして対応している。

 さらに10月からは、「愛菜楽市」のロゴと次回開催日を記したラッピングカーをリースし、市内を巡回している。イベントをより身近に感じてもらおうと、市役所内の軽音楽部メンバーがテーマ曲「愛菜楽市のうた」(仮称)を作った。

 曲は30秒ほどだが、一度聞いたら忘れないような、覚えやすいメロディーを目指したという。ギターでコード進行を決め、パソコンの作曲ソフトを使って完成させた。

 すでにラッピングカーでテーマ曲を流している。「おいしい野菜がいっぱい」「そろうよ 愛菜楽市」などといった歌詞も出来上がっており、今後は歌入れを行う予定という。

 テーマ曲制作を提案した市産業振興課の谷口大樹さん(37)は「少しでも多くの人の耳にメロディーが残り、愛菜楽市に関心を持ってもらえれば」と話している。

【 2015年12月22日 10時37分 】

地下通路は発表の場 阪急西向日駅ギャラリー25年

2015-12-27 16:46:39 | 民 people
 阪急西向日駅(向日市上植野町)の地下通路を活用した西向日ギャラリーが開設25年を迎えた。市民による芸術作品の発表の場として今も人気を集めており、市は老朽化していた額縁をリニューアルした。

 ギャラリーは、西向日駅の地下東西通路を通る市民らの目を楽しませたいと、市が1990年に阪急電鉄の協力を得て開設した。

 年間を通じて水彩画や書道、ちぎり絵など多彩な作品が並んでいる。申し込みは多く、抽選になることもしばしばという。また、毎夏には小学生の「平和書道展」も開かれ、注目を集めている。

 現在は永井しげ子さん(80)、黒野百合子さん(78)、関本八重子さん(71)=いずれも同市上植野町=の3人によるちぎり絵展(31日まで)が開かれており、冬の里山や果物などをモチーフにした8点が並んでいる。

 永井さんは開設当初から毎年作品を展示しており、「地下通路を歩くのが楽しいと言ってくれる人もいる。今後もギャラリーを使っていきたい」と話している。

【 2015年12月21日 09時18分 】

住民支え合うまちに 京都・長岡京で地域福祉シンポ

2015-12-27 16:44:15 | 護 help
 地域住民同士のつながりを深め、暮らしやすいまちづくりを考えるシンポジウムが19日、京都府長岡京市天神4丁目の市中央公民館で開かれた。出席した市民らが、討論や講演を通じて地域福祉についての理解を深めた。

 少子高齢化や核家族化が進み、介護や育児で悩みを抱える人が増える中、住民同士で支え合う仕組み作りを模索しようと、市が主催した。

 討論会では、府介護・地域福祉課の田村智課長、長岡第五小校区地域コミュニティ協議会の湯川克己副会長、市社会福祉協議会・総合生活支援センターの西野美穂センター長が意見交換した。同志社大社会福祉学科の永田祐准教授が司会を務め「これからの長岡京市の地域福祉について」と題して議論した。

 3人はそれぞれ、地域のつながりを深めるための取り組みを紹介した後、市民からの質問に答えた。災害時に障害者が避難する体制の在り方について質問があり、西野センター長は「訓練で耳の不自由な人への対応を訓練している」と答え、田村課長は「通常の避難所でも障害者に配慮が必要だ」と指摘した。

 また、第五小校区に阪急の新駅や高速道路のインターチェンジができたことによる地域の変化を聞かれた湯川副会長は「人の往来が増えたことで少し安全になったかなと思う」と話した。

【 2015年12月20日 11時06分 】

交通事故の怖さ、目の前で体感 京都・長岡京で安全教室

2015-12-20 10:33:00 | 習 learn
 プロのスタントマンが交通事故の瞬間を再現する安全教室がこのほど、京都府長岡京市友岡の乙訓高で行われた。怖い思いを視覚や聴覚を通じて実感させる「スケアード・ストレート」と呼ばれる手法で、全校生徒約700人が交通ルール順守の大切さを学んだ。

 乙訓交通安全協会が主催し、乙訓地域で初めて開催した。携帯電話やスマートフォンを操作したり音楽を聴いたりしながら自転車を運転し、事故に遭うケースが増えていることから、高校生にマナー向上を呼び掛けるために企画した。

 安全教室では、実際に起きた死亡事故の様子を紹介した。見通しの悪い交差点で車道に飛び出した自転車が乗用車と衝突する場面では、大きな衝撃音とともにスタントマンが地面にたたきつけられ、思わず悲鳴を上げる生徒もいた。事故の再現後、どうすれば防げたのかも実演。スタントマンは一時停止や前後左右の確認、片手運転禁止などの大切さを訴えた。

 生徒会長の2年野田空知君(16)は「日常生活で起こりうることを体を張ってやってもらった。事故を減らせるようみんなで頑張りたい」と話した。

 西乙訓高からも各学級の代表約30人が参加。安全教室の様子をクラスメートに伝えるという。

【 2015年12月19日 11時50分 】

わくわく地域文化振興券を販売 京都・長岡京、商店街で利用

2015-12-20 10:31:13 | 商 trading
 長岡京記念文化会館(京都府長岡京市天神4丁目)と、隣接する長岡中央商店街で使用できる府のプレミアム付き商品券「わくわく地域文化振興券」が販売されている。1冊5千円で6千円分の買い物ができる。同文化会館が主催するコンサートや映画のチケット購入をはじめ、同商店街の約40店で利用できる。

 同文化会館と商店街が、府発行の商品券を使って地域振興を目指す。

 来年1月22日まで、同商店街などで配布しているはがきかインターネットで申し込みを受け付けている。一人4冊まで。毎週火曜日までの申し込み分を金曜日に発送している。申し込みは先着順で、一定量を超えた分は翌週の発送に回る。

 19日午前8時半からは、市役所(同市開田1丁目)で千冊を特別販売する。一人2冊まで。

 振興券の使用期限は来年1月31日まで。問い合わせは長岡中央商店街事務局TEL(953)0225か府の振興券事務局TEL(284)2841。

【 2015年12月18日 11時50分 】

ゆず風呂ほっこり お年寄りら楽しむ

2015-12-20 10:29:25 | 護 help
 1年で最も昼間の時間が短い冬至(22日)を前に、京都府長岡京市東神足2丁目の市地域福祉センター「きりしま苑」で、ゆず湯のサービスが行われている。お年寄りたちがユズの香りの中で体をゆっくりと温めながら来る年の健康を願っている。

 ゆず湯は、冬至の日につかると健康で長生きできるとされ、きりしま苑で毎年この時期に実施している。今年は高知県の農園から約50キロを仕入れた。

 60歳以上の市民やデイサービス利用者に無料で開放している。お年寄りたちはリラックスした表情で、「無料でゆず湯が楽しめるのがありがたい」と話していた。18日(午前9時半~10時半、正午~午後3時半)まで。

【 2015年12月17日 10時46分 】

長岡宮の遺跡CGでリアル 京都・向日市教委、再現に力

2015-12-20 10:26:47 | 歴 history
 長岡京時代の都の姿を体感することで文化財への関心をより高めてもらおうと、京都府向日市教育委員会がコンピューター端末を使った長岡宮の再現に力を入れている。10月下旬に開かれた遺跡の現地説明会では、参加者がタブレット端末やスマートフォンを通じて、現在の風景と当時の建物を復元したCGとの対比を楽しんだほか、スマートグラスと呼ばれる眼鏡型端末なども体験した。最新のデジタル機器で、いにしえのロマンをかき立て、新たなファン層を獲得できるか、注目される。

■説明会で参加者「立体的で面白い」

 大極殿院回廊の柱穴が発掘された同市鶏冠井町の遺跡。説明会の参加者が市埋蔵文化財センター職員の説明を聞きながら、スマートフォンやタブレット端末を掲げると、画面には現実の遺跡の風景に重なるように、鮮やかな朱色の回廊が映し出された。

 端末にダウンロードされた「史跡長岡宮跡復元・体感アプリ『AR長岡宮』」は、視点の変化に合わせて原寸大の建物や回廊が動く仕組みで、市教委が昨年3月に開発した。市文化財調査事務所によると、端末を使った現地説明会は全国初という。

 説明会では、タブレット端末40台が貸し出されたほか、ソフトウエア開発会社「ジーン」(大阪市淀川区)が最新機器を用いて試作したアプリの体験会もあった。スマートグラスは眼鏡として装着できるため、スマホのように持ち歩く手間が省ける。頭に付ける「ヘッドマウントディスプレー」(HMD)は3Dの長岡宮が楽しめる。HMDを体験した近くの青木隆夫さん(69)は「立体的ですごく面白かった」と話していた。

 住宅が密集する同市では、遺跡が埋め戻されて市街地開発されたケースが多い。同事務所は「最新の機器を使うことで、よりリアリティーを持ってもらえれば」としている。

【 2015年12月16日 09時22分 】

油搾り体験でエゴマの味と香り楽しむ 京都大山崎でフェスタ

2015-12-13 13:52:06 | イベント
 中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄えた離宮八幡宮(京都府大山崎町大山崎)で12日、「冬のえごまフェスタ」が催された。参加者たちが木製の搾油機でエゴマの実を搾ったり、エゴマのタレをかけた特製の餅を味わったりした。

 地元の歴史について知ってもらおうと、町民有志でつくる「大山崎町の歴史・文化遺産を活(い)かした地域活性化実行委員会」が企画した。

 参加者は「立木式搾油機」など中世以降に使われた2種類の搾油機を使って油搾りを体験。今秋収穫したエゴマの実を入れ、くさびに槌を打ち込むと、エゴマ油が滴り落ちた。参加者からは「いい香り」「きれいな黄色」などと歓声が上がった。

 餅つきも行われ、エゴマを使ったみそダレやしょうゆダレが人気を集めた。

【 2015年12月13日 10時06分 】

汚職再発防止へ意見相次ぐ 京都・長岡京市議会委

2015-12-13 13:51:01 | 政 governing
 京都府長岡京市議会の総務産業常任委員会が11日開かれた。収賄容疑で市水道施設課長補佐川崎裕康容疑者(47)が府警に逮捕された事件を受け、委員からは再発防止に向けた意見や要望が相次いだ。

 会議では、入札で業者を選定するまでの流れについて市が説明した。委員からは、副市長や部長級の職員で構成する業者選定委員会について、「どうして今回の業者が委員会のチェックを通過したのか。形骸化してなかったのか」などの指摘があった。

 中小路健吾市長は「(2006年の収賄事件後)1人の職員に過度に権限が集中しないよう制度改革がなされた中で今回の事件が起き、残念だ。まず全容解明し、再発防止策を講じたい」と述べた。

【 2015年12月12日 11時32分 】