竹筒オブジェほのか、夜の街彩る JR向日町駅前

2017-12-25 10:29:08 | 創 creation
 年末が近づいて厳しい寒さが続く中、京都府の乙訓地域でもイルミネーションが夜の街を彩っている。行き交う人々が色とりどりの光の競演を楽しんでいる。

 向日市では、市商工会などが25日夜まで市内4カ所で実施している。JR向日町駅前(同市寺戸町)では、円すい状に組んだ高さ約3メートルの竹に電飾を施した。今年は新たに竹筒のオブジェもお目見えし、ほのかな明かりが駅前を照らしている。同駅から阪急東向日駅に続く道沿いなどにも電球を飾っている。

 大阪市内の高校に通う和田美和さん(17)=向日市寺戸町=は「向日町駅前の明かりを見ると地元に帰ってきたなと、ほっとできます」と話していた。

【 2017年12月23日 20時30分 】

京都・宇治田原の観光周遊バス再開 来年3月から

2017-12-25 10:27:47 | 創 creation
 京都府宇治田原町は今秋に町内で試験運行した観光周遊バスについて、来年は3月から秋まで継続して運行することを決め、このほどに開かれた地域公共交通会議で報告した。

 観光周遊バスは、「ハートの窓」が人気の正寿院など町への観光客増を受け、10月から11月にかけての土・日曜に町が無料で運行した。周遊ルートは「永谷宗円生家」のある湯屋谷地区が中心。

 来年のルートや運行日時は未定だが、京都京阪バス(八幡市)が来年3月から9、10月ごろまで路線バスを湯屋谷地区まで延伸するため、その期間に合わせ、日曜を中心に運行を計画している。ルートは路線バスとの接続も考慮して設定する。

 この日の会議では、来年3月以降に町営バスのルートを一部変更し、地域子育て支援センターなど停留所3カ所を増やすことが承認された。

【 2017年12月23日 12時50分 】

ホーム転落男性、電車1分前に救出 京都・JR長岡京駅

2017-12-25 10:23:12 | 賞 prize
 JR長岡京駅での人命救助事案で、JR西日本と乙訓消防組合は22日、重大事故を防いだとして、救出に関わった京都府長岡京市神足の松山侑矢さん(19)、朔己さん(17)兄弟と高槻市の黒田昌樹さん(24)に長岡京消防暑で感謝状をそれぞれ贈った。

 事案は10日に発生。長岡京市の男性(69)が気を失い、ホームから線路に転落、負傷した。松山さん兄弟ら5人が線路に降り、運び上げ、他の客と駅員も協力した。電車到着約1分前の「間一髪」の救助だった。

 贈呈式で同署の中尾完士署長とJR西の中條昭・京都支社安全推進室長から感謝状を受け取った黒田さんは「無事で本当に安心した」、侑矢さんは「考えるより先に体が動いていた」と振り返った。救出された男性も感謝の言葉を述べた。

 式で中條室長は「救助に対し陳謝の意を示す」とした上で「万が一の際は非常ボタンを押して安全を十分確認してから活動してほしい」と話した。

 救助協力者6人のうち松山さん兄弟の父隆さん(46)にも感謝状を贈呈。残る2人は辞退した。

御神矢など巫女ら迎春準備 京都・石清水八幡宮

2017-12-25 10:19:55 | 式 celemony
 新年を前に、御神矢(ごしんや)やえとの「戌(いぬ)」の置物などの縁起物を準備する作業が京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で行われている。巫女(みこ)や神職が御神矢に厄よけの7色の組みひもや「厄除開運」と書かれた御旗を取り付けたり、置物が割れていないかを確認したりしている。

 同宮の御神矢は、元寇(げんこう)の際に境内から鏑(かぶら)矢が飛んで神風を起こし、元軍を追い払ったという故事にあやかっており、厄よけ開運のお守りとして人気がある。御神矢は2種類計約2万8千体、「戌」の置物は24種類計6千個を準備する。

 同宮は、正月三が日で約12万人の参拝者を見込んでいる。

【 2017年12月22日 18時08分 】

児童虐待防止「体にあざ、連絡を」 京都で訴え

2017-12-25 10:17:57 | 護 help
 ドメスティックバイオレンス(DV)・児童虐待防止に向けた講演会「子どもたちの未来のために-地域における見守り支援」がこのほど、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれ、受講者が支援の必要性に理解を深めた。

 市女性交流支援センターが「パープル&オレンジリボンプロジェクト2017」と題し、来年1月まで企画する連続講座(計5回)の4回目。

 向日町署生活安全課の池田哲也係長は管内で今年1~11月に確認されたDVが90件(前年同期90件)、児童虐待が92件(同68件)と説明。子どもに不安を与え、心理的虐待となる夫婦げんかが急増の原因といい、「体にあざがある子や下を向く子がいないか注意して気づけば連絡してほしい。それが早期対応につながる」と話した。

 NPO法人「ほっとスペースゆう」よりそい相談員の小林香代子さん(50)は法人の活動やDVと児童虐待事案に関わった体験談を紹介し「虐待を受けた子は大人が嫌いになるが、安全が脅かされない環境と、いてもいいんだという場所が必要。あの人に相談してみようと思われるような存在になってほしい」と呼び掛けた。受講者は小林さんと意見交換するなど熱心に聞き入っていた。

【 2017年12月21日 10時58分 】

京都・長岡京の名所を全国へ トラックに風景プリント

2017-12-25 10:15:29 | 商 trading
 京都府長岡京市の名所を全国へPRしようと、運送会社「ティーエスロジテック」(本社・同市長法寺)がこのほど、自社トラックの荷台へ、地元の四季折々の風景をプリントし、運送業務を始めた。キリシマツツジで深紅に染まる長岡天満宮や、大輪のボタンを咲かせた乙訓寺が、色鮮やかに車体を彩っている。

 プリントしたのは4トントラック1台。縦2・3メートル、幅6・2メートルの荷台の両側面を、サクラが咲き誇る勝竜寺城公園や紅葉が映える光明寺など計4種類の写真が飾っている。

 トラックペイント会社の協力を得て、大型プリンターで片面約4時間をかけてインキを吹き付けたといい、既に、関東方面を中心に走行している。

 奥村司社長(53)は「長岡京市の土地柄を全国にPRし、市のにぎわいづくりに役立つことができたらうれしい」と話している。

【 2017年12月19日 15時50分 】

元気なお年寄りが隣人支援 京都・長岡京で取り組み

2017-12-25 10:12:23 | 護 help
 京都府の長岡京市東地域包括支援センターは、高齢者が地域のお年寄りの日常生活を支援する初の「地域お助けサポーター」の取り組みを始めた。初回のサポーター養成講座がこのほど地域福祉センターきりしま苑(同市東神足2丁目)であり、受講を終えた11人が高齢者施設などで支援活動をスタートさせる。

 市内の高齢化が進む中で、支援を必要とする人たちの暮らしを、身近で元気な高齢者が養成講座で学んで認定を受けて地域でサポートする。合わせて、支援活動を通じたサポーター自らの生きがいづくりも兼ねている。

 初回の受講者は60~80代の11人。講座は2日間で、市の高齢者の現状と介護保険制度や介護予防、認知症の基礎知識と早期発見、ボランティアの心構えなど計6時間の座学と1時間の現場見学を修了し、認定証交付を受けた。サポーターは同センター内のサポートセンターに登録し、今後は受け入れ施設などで活動を行う。

 サポーターとなった浜上幸子さん(79)=同市奥海印寺=は「支援が必要なのは人ごとではない。遠方での活動は無理ですが、元気でいるうちは身近な方の支援したい。その活動が自分のためになると思う」と話した。

 2回目の地域お助けサポーター養成講座は来年3月に開く予定。

【 2017年12月19日 09時30分 】

絵本作家サトシンさんが読み聞かせ 京都でXマス会

2017-12-25 10:09:37 | 護 help
 絵本作家サトシンさんを招いたクリスマス会「絵本ライブ&おててえほん」がこのほど、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であり、親子約150組が音楽に合わせた読み聞かせなどを楽しんだ。

 子育て支援活動などに取り組むNPO法人「いんふぁんとroomさくらんぼ」の主催で、親子の交流の場として開催。サトシンさんはNHKの子ども番組でも知られ、絵本「うんこ!」でリブロ絵本大賞を受賞した。

 サトシンさんは冠風の帽子とマントの王様姿で登場。軽快テンポの音楽に合わせアレンジした昔話「桃太郎」「花咲じいさん」を披露し、サンタクロース姿の幼児が踊り、母親の手拍子で盛り上がった。自作の絵本「とこやにいったライオン」などをユーモアたっぷりに読み聞かせ、コミュニケーションを楽しむ遊び「おてて絵本」ではリスとウサギが登場する話を子どもと一緒に即興で発表し、拍手を受けていた。

【 2017年12月18日 16時20分 】

耳の不自由な人ら「3B体操」 京都・長岡京で教室

2017-12-25 10:07:43 | 護 help
 耳が不自由な人たちに、用具を使って体を動かす「3B体操」を手ほどきする教室が17日、京都府長岡京市天神4丁目の中央公民館で開かれた。参加者は、運動不足解消や認知症予防に効果がある動作を体験した。

 3B体操は、8の字型のクッション「ベル」や、ボールやリング状のゴムをつなげた「ベルター」を使ってストレッチなどを行う。教室は主に聴覚言語障害のある人を対象に開かれ、健常者も含め12人が参加。日本3B体操協会公認指導士の円城寺久美子さんが手話を交えて指導した。

 参加者は準備体操の後、まずベルに挑戦。テンポのいい曲に合わせて足踏みをしながら、両手で持ったベルを高く掲げたり、体の前に突き出したりして、上腕や背中の筋肉にほどよい刺激を与えた。

 続いて、ベルターの両端を手で持ち、ゴムの中央部分を足で踏んで思い切り背伸びをした。円城寺さんが「おなかの辺りがすっきりへこむでしょう。体幹を引き締め、肩こりにも効きます」と説明。参加者は何度もゴムを引っ張ってストレッチの効果を実感していた。

【 2017年12月18日 16時00分 】

大根がイチョウに鈴なり 京都・円福寺

2017-12-18 11:02:00 | 木 plants
 師走の風物詩の「大根干し」が17日、京都府八幡市八幡の円福寺で行われた。境内のイチョウの大木にダイコンが鈴なりにつるされ、冬の寒風にさらされている。

 ダイコンは、寺の修行僧が今月、八幡市や大阪府内を托鉢(たくはつ)で回り集めた。今年は不作が影響し、例年よりも少ない約千本という。1カ月ほど外で干した後、たるに漬け込む。出来上がったたくあんは、毎年春と秋に托鉢先も招いて催す「万人講(まんにんこう)」の精進料理に添える。

 この日は修行僧14人が高さ約15メートルのイチョウの木に登り、数本ずつ束ねたダイコンを滑車やはしごで引き上げ、枝に掛けていった。毎年見学している安達眞治さん(72)=同市八幡=は「これを見ると師走が来たと感じる」と話していた。

【 2017年12月18日 09時31分 】

「公式ワナゲ」個人戦熱く 京都で大会

2017-12-18 11:00:12 | 会 party
 京都府長岡京市老人クラブ連合会はこのほど、ニュースポーツ「公式ワナゲ」第1回大会を同市長法寺の市多世代交流ふれあいセンターで開いた。70歳以上の男女計約90人が参加し、輪投げの腕を競いながら交流を深めた。

 ゴム製の輪9本を2メートル先にある台の棒(9本)に入れ、合計得点を競う。棒の下の数字が得点で、縦・横・斜め一列に輪が入ると得点が2倍になる。

 開会式で同連合会の太田雅通会長があいさつ。選手宣誓と試投式、準備体操に続いて個人戦の競技が始まった。参加者は狙いを定め、真剣な表情で輪を投げていた。同会事務局長の乕若(とらわか)哲夫さん(76)は「軽い運動ながら集中力、作戦、計算力が必要なゲーム。好評だったので今後も開催を検討したい」と話す。

【 2017年12月17日 11時13分 】

返礼品廃止後もふるさと納税堅調 長岡京市、森林再生など

2017-12-18 10:58:01 | 護 help
 返礼品をやめ、特定事業への寄付を募る形式に切り替えた京都府長岡京市のふるさと納税で、各地からの納税額が堅調に伸びている。仕組みの改変を受け、前年度比約5倍の大幅増となった昨年度を本年度は既に上回り、15日現在の総額は360万円超。12月は納付が集中する時期となり、市はPRを強化している。

 11月中旬、長岡京市奥海印寺の西代里山公園に、市へふるさと納税した5組が集った。寄付の先は「京都西山再生プロジェクト」。西山でクヌギやエノキの樹木を育て、カブトムシやオオムラサキが息づく森づくりを目指す取り組みだ。この日は、初めての植樹イベントだった。

 一行は、森林整備や動植物の生態について解説を受けながら、植樹場所の西山キャンプ場そばの山肌へ到着。約0・8ヘクタールの区域に30本のクヌギの苗木を植え付け、水をまいた。

 同プロジェクトには本年度、既に約120万円(15日現在)が集まり、昨年度比8万円近くの増額。寄付は、クヌギとエノキの苗木計120本の購入費や食害防止の金網やネットの設置費用、植樹区域の不要木の伐採経費などに充てている。

 夫婦で参加した会社員塚田勉さん(69)は10年前から同市へ単身赴任しているが、住民票は千葉県船橋市にある。「まちにお世話になっているんだから」と妻の泰子さん(70)に勧められて住民税の一部を寄付に回した。「自分のお金が自然保護に使われるのなら意義深い。いつか孫4人を連れて来てみたい」

 長岡京市はこの他、市内の小中学校への図書購入とJR長岡京駅西口のイルミネーション拡充を寄付の使途に設定しており、いずれの事業でも納付額は増加。総額は昨年度と比べて61万円余増え、市外からの申し込みも9件上回った。市総務課は「取り組みの認知度が高まり、中身で勝負する趣旨への理解が広がっている」とする。

 年内の納付額が翌年分の税額控除の対象となることから、例年、12月は納付のピーク。市では従来のフェイスブックなどに加え、新たに、全国のふるさと納税情報を掲載する民間サイト「ふるり」での発信も始めた。

【 2017年12月16日 13時34分 】

民間開園後も9割在籍希望 京都・大山崎町の保育園

2017-12-18 10:48:11 | 政 governing
 京都府大山崎町は14日、町立第二保育所に現在通う園児の保護者の約9割が、民間保育園が開園する2019年4月以降も同保育所在籍を希望しているとの意向確認調査結果を明らかにした。同日の町議会建設上下水道文教厚生常任委員会で速報値を報告した。

 調査は民間園開園と第二保育所の最長4年間存続に絡み、町が町内の保育所と小規模保育施設の0~3歳児258人の保護者に実施し、251人から回答を得た。

 調査結果によると、第二保育所の保護者の意向は、回答した73人のうち69人が引き続き同保育所への入所を「第一希望」に挙げたが、民間園はゼロだった。「第二希望」は第三保育所22人、民間園20人だった。

 町によると、新設の民間園に関しては自由記入欄に具体的な保育内容が分かった時点で検討するとの回答もあったという。町担当者は「今後は学年ごとの数値を検証し、19年度の第二保育所の入所状況を把握していく」としている。

【 2017年12月15日 11時40分 】

僧侶ら歳末助け合い募金呼び掛け 京都・長岡天神駅前

2017-12-18 10:46:14 | 護 help
 西山浄土宗総本山の光明寺(京都府長岡京市粟生)の僧侶たちが13日夜、歳末助け合い募金への協力を呼び掛ける托鉢(たくはつ)行を同市天神1丁目の阪急長岡天神駅前で始めた。

 京都西山短大で学ぶ修業僧や本山職員、幹部らが毎年この時期に実施している。今年は13、14の2日間で同駅西口などに立ち、集まった募金は京都新聞社会福祉事業団に寄託する。

 僧侶らは、しんしんと冷え込む路上で午後6時半すぎから約2時間、読経を唱え、募金を求めた。駅の乗降客たちが募金箱に浄財を投じたり、静かに手を合わせたりする姿が見られた。

【 2017年12月14日 16時00分 】