プロにドリブル、児童ら習う 京都・向日でバスケクリニック

2014-09-29 03:56:08 | 習 learn

 プロバスケットボールbjリーグ・京都ハンナリーズによる「バスケットボールクリニック」が27日、京都府向日市森本町の市民体育館であった。小学生約80人が、プロ選手の指導でドリブルやシュートなどの基本的な動作を学んだ。

 バスケットボールの普及や技術の向上を目的に、市スポーツ文化協会が毎年開催している。コーチとしてハンナリーズの浜口炎ヘッドコーチや選手らを招いた。

 子どもたちは、基本姿勢やボールの扱い方を教わった後、チームに分かれてドリブル競争をしたり、シュートやパスの練習をしたりした。

 選手は手本を見せながら丁寧に指導し、一緒に汗を流していた

【 2014年09月28日 10時06分 】


「KARA-1」全国大会に 京都・向日の祭典、来春規模拡大

2014-09-29 03:54:12 | 祭 carnival

 京都府向日市の「京都向日市激辛商店街」が主催する激辛グルメの祭典「KARA-1グランプリ」が来年3月の開催から規模を拡大する。ウェブサイ ト上の予選で各都道府県の代表を選び、同市寺戸町の京都向日町競輪場を会場とする本選で真の日本一を決定する。同商店街は「全国に激辛商店街の名前を知っ てもらう機会にし、同時に激辛界全体を盛り上げる大会にしたい」としている。

 グランプリは2012年に始まった。今年は64店が参加し、5万人が来場した。3年連続で地元の同商店街加盟店が優勝している。

 当初は向日市内をはじめ関西が出店の中心だったが、他の地域からも増えてきたことから、全国的な大会としてリニューアルすることにした。また、これまで出店は申し込み制だったが、予選会を実施することで出品メニューのさらなるレベルアップを図る。

 都道府県別の予選は特設のウェブサイト上で行う。メニューの画像や紹介文などを掲載して閲覧者に投票をしてもらう。各都道府県で1位を獲得した店舗と投票数が全国で上位20位内の店舗が本選に出場できる。

 11月末までに予選会への参加申し込みを受け付け、来年1月下旬~2月下旬に投票を実施する予定。

 同商店街の加盟店は本選には出場せずにサポート役に回り、会場に出店するなどして大会を盛り上げる。

 いずれは他府県で開催するなど、激辛をさらに全国へ発信する仕組みづくりを考えているという。同商店街事務局は「いずれは、世界の激辛メニューが集う世界大会を目指したい」と話している。

【 2014年09月27日 11時51分 】


バイオリニスト森悠子さん特別授業 京都・長岡京の長法寺小

2014-09-29 03:52:28 | 習 learn

 京都府長岡京市で育ち、世界で活躍するバイオリニストの森悠子さんを招いた音楽の特別授業が25日、同市長法寺の長法寺小で開かれた。児童たちが森さんの手ほどきを受けてバイオリンを奏で、音楽の魅力に触れた。

  森さんはフランスの管弦楽団などで活動し、1997年に若手音楽家の育成と実践の場を目指して「長岡京室内アンサンブル」を設立した。音楽監督を務め、音 楽家の指導や演奏活動を行っている。2011年秋の国民文化祭では、長岡京記念文化会館の「オーケストラの祭典」で音楽監督を務めた。昨年は長岡第五小で 音楽授業を開催した。

 特別授業ではまず、森さんや若手音楽家が、モーツァルトの楽曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などを全校児童約360人に披露した。バイオリンの音や現代と昔の弓の違いなどに関する説明もあった。

 続いて5~6年生対象の体験学習が行われ、児童たちはバイオリンと厚さがほぼ同じのティッシュペーパーの箱をあごと鎖骨の間に挟み、弓に見立てた鉛筆を手にして持ち方を学んだ。

 その後、森さんらの手助けで実物のバイオリンを演奏。澄んだ音色を響かせ、森さんから「すごいなぁ」と褒められた児童たちはうれしそうな笑顔を浮かべていた。

【 2014年09月26日 11時44分 】


10月18日に「かぐやの夕べ」 京都・向日で物販や演奏会

2014-09-25 10:32:32 | イベント

 観光イベント「竹の径・かぐやの夕べ」は10月18日、京都府向日市市寺戸町の第6向陽小周辺で開かれる。今年は長岡京遷都1230年・平安京遷都1220年を記念し、隣接する京都市西京区の洛西竹林公園で「竹結びフェスタ」も合わせて開催される。

 「かぐやの夕べ」は、向日市観光協会が午後5時半から催す。第6向陽小付近でダンスやかぐや太鼓、琴、ジャズの演奏のほか寺戸大塚古墳の竹林に、華やかな衣装を身につけたかぐや姫が登場する。竹林沿いの道を明かりで照らし出す。

 「竹結びフェスタ」は、京都市・向日市協働イベント実行委員会が洛西竹林公園で午前10時~午後3時に開催する。地元産品の物販ブースや竹細工、地元野菜、京都向日市激辛商店街も出店する。竹林のステージではコンサートも開く。

 フェスタの一環で、「竹結び・婚活」イベントを午後1時半から実施する。

 向日市と京都市在住・在勤の30歳~49歳の独身男女計40人が、ゲームやフリートーク、軽食などを楽しむ。

 参加費2千円。申し込み締め切りは今月29日。問い合わせは向日市役所TEL075(931)1111代表から産業振興課商工振興係へ。

【 2014年09月24日 09時46分 】


京都・天王山に猛毒キノコ 目撃増え張り紙「さわると危険」

2014-09-22 10:31:41 | 災 disaster

 京都府大山崎町の天王山で猛毒のキノコ「カエンタケ」の目撃例が増えている。これまでに健康被害の報告はないが、町は観光シーズンを前に、警戒を呼び掛ける張り紙を3カ所の登山道入り口に掲示した。

 カエンタケは表面が赤やオレンジで、人間の指に似た独特の形をしている。猛毒のトリコテセン類を含んでおり、食べると発熱や腹痛などの症状があり、死亡するケースもある。触ると皮膚がただれたり、近づいて胞子を吸い込むだけでも体に害があるという。

 今月上旬に町民から町に連絡あった。町によると、ハイキング道沿いの少なくとも数カ所でカエンタケが生えているという。

 ナラ枯れの被害木近くに生えるケースが多く、天王山ではナラ枯れが拡大しているため、今後さらにカエンタケが増える恐れもあるという。

 町は山崎聖天、宝寺、小倉神社の各登山道入り口に「猛毒キノコ さわると危険。注意!」の文字とカエンタケの写真を載せた張り紙を示し、注意を呼び掛けている。

【 2014年09月22日 09時40分 】


生徒会「地域と協力」 京都・長岡京で立命館中・高開校式典

2014-09-22 10:30:14 | 習 learn

 京都府長岡京市調子1丁目の立命館中・高で20日に行われた開校記念式典では、地域住民らが京都市伏見区からの移転を歓迎した。生徒たちもダンスなどで感謝の気持ちを示し、生徒会は「地域と協力したい」と地域の一員として交流していくことに期待した。

 式典では、長岡京市の歓迎企画として、地元の北開田響太鼓のメンバーが勇壮な演奏を会場に響かせた。続いて、11月開催の「長岡京ガラシャ祭」の行列巡行で主役となる細川ガラシャと夫忠興役のカップルが衣装姿で登場して、盛り上げた。

 学校側は返礼として、高校のダンス部が華麗で独創的な演舞を披露し、中学の生徒がバイオリンを演奏した。

 立命館中・高では新キャンパスの開校にあたって「地域との調和」をテーマの一つにうたっている。中学生徒会の会長を務める3年高木創一朗君(14)は「地域とのつながりを大切にしたい。一緒にできることがあれば、協力していきたい」と話す。

【 2014年09月21日 10時30分 】


向日まつりで2時代行列 京都乙訓ふるさと歴史研、参加募る

2014-09-22 10:28:46 | 歴 history

 乙訓地域の教員らでつくる「京都乙訓ふるさと歴史研究会」は11月15、16日に京都向日町競輪場(向日市)で開催される向日市まつりで、長岡京 時代の衣装を着る「大極殿祭衣装行列」と戦国時代の甲冑(かっちゅう)姿で練り歩く「西岡衆武者行列」を開催する。参加者を募集している。

 15日の大極殿祭衣装行列では、「大極殿跡のあるまち 向日市」をPRする。

  衣装は、奈良市の平城京天平祭で行列衣装を製作・監修する山口千代子さんが手がけている。時代考証を踏まえた本格的な宮廷衣装で、長岡京時代を華やかに再 現する。当日はステージで披露して、会場内を歩く。その後は、近くの市文化資料館に移動してミニファッションショーを催す。

 募集するのは子ども30人(男子10人、女子20人)と大人22人(男性7人、女性15人)。

 16日の西岡衆武者行列は、戦国時代の明智光秀やその娘細川ガラシャらを主人公としたNHK大河ドラマ誘致の機運を盛り上げようと企画した。中世に乙訓で活躍した西岡衆にふんする。

 京都市で活動する劇団「ZTON」のメンバーらが、西岡衆を紹介する甲冑劇を披露する。続いて手作りの甲胄を着た参加者がステージ上でときの声を上げ、会場の内外を練り歩く。

 小学生以上が対象で、25人を募集する。

 申し込みは10月11日まで。参加申込書は市役所や公民館、コミセンに置いている。

 問い合わせは京都乙訓ふるさと歴史研究会事務局の携帯電話080(3036)3035。

【 2014年09月20日 11時58分 】


「男の介護」、体験語る 京都・長岡京で講座開催

2014-09-22 10:27:35 | 護 help

 京都府長岡京市地域包括支援センターは10月と12月、男性介護者の体験談講座「オトコの介護を考える」を同市内で開く。体験談に加え、専門家が排泄(はいせつ)技術や高齢者の体の変化などについて話す。

 10月22日の講座は同市開田の産業文化会館で開催する。「認知症の人と家族の会」メンバーの男性介護者が体験談を語るほか、排泄ケアの説明もある。

 また、12月20日の講座は同市天神の中央公民館で開く。医師が高齢者の体の変化と介護について話し、医療のかかり方などに関する体験談を紹介する。

 いずれも午後1時半~3時半。対象は長岡京市民で、定員は各回先着40人。

 申し込みは市地域包括支援センターTEL075(963)5508へ。

【 2014年09月19日 11時18分 】


“実りの秋”児童ら体感 京都・向日と長岡京で稲刈り、イモ掘り

2014-09-18 10:52:07 | 木 plants

 晴れ渡った青空が広がった16日、京都府向日市と長岡京市の小学生が収穫作業を通じて実りの秋を体感した。

 長岡京市の長法寺小は、学校近くの田で稲の刈り取り作業を行った。地元農家籔内宣嘉さん(77)に、田植えから指導を受けてキヌヒカリを栽培してきた。今年は天候が不順だったが「平年並みの収量は確保できそうだ」(籔内さん)。

 この日は5年児童五十数人が黄色く実ってずっしりと垂れた穂の根元に鎌を入れ、丹念に刈り取っていった。後日に学校で催す収穫祭で、籔内さんから話を聞いたりコメを味わう。

 京都府向日市物集女町の第2向陽小では、1、2年の約180人は、同市寺戸町の畑でサツマイモを収穫をした。

 5月に苗を植え付け、夏休み前には草取りをして、この日を楽しみにしてきた。

 児童らは、スコップや素手でサツマイモを傷つけないように気をつけながら土を掘って、次々と収穫していった。大きなイモが見つかると手に取って、うれしそうな表情をみせていた。

 1人1個を家庭に持ち帰り、残りは後日に給食の献立としてご飯や蒸しパンなどにして、全校生徒で食べる。

【 2014年09月17日 08時50分 】


名月に誘われ宴に酔う 京都・向日と長岡京、献茶式や芸能満喫

2014-09-18 10:50:06 | イベント

 京都府向日市と長岡京市で13日夜、観月にちなんだ行事が催された。厳かな儀式や古典芸能などを見守った人たちは、深まる秋の風情を感じたようだった。

  ◇…向日市向日町の向日神社は、「明神さんのお月見」を催した。参道には市民が描いた灯籠が並べられ、夕暮れとともに点灯された。多くの市民が見守るな か、舞楽殿では煎茶道の美しい所作で献茶式が営まれ、本殿で神職が観月祭を厳粛に執り行った。集まった市民は茶席や向日町の成り立ちに関する紙芝居上演や 横笛の演奏などを楽しんだ。

 ◇…長岡京市勝竜寺の勝竜寺城公園では、「名月の宴(うたげ)~古城で繰り広げる芸能の夕べ~」が催された。 細川幽斎と息子・忠興、その妻・玉(ガラシャ)などの歴史や芸能への理解を深めてもらおうと、市文化協会が毎年催している。11団体約100人が出演した ステージで、大正琴の弾き語りや詩吟、華麗な日本舞踊などが披露された。浴衣姿の神足小児童が野だてで華を添えた。

【 2014年09月15日 10時31分 】


10月からバス試験運行、利用状況を調査 京都・大山崎町

2014-09-18 10:47:06 | 政 governing

 京都府大山崎町は、町民の補完的な移動手段を検討するため、10月からバスの試験走行を始める。マイクロバス1台を1カ月間走らせ、町役場や中央公民館などの利用者が無料で乗降できるようにする。利用状況を調べた上で、今後の交通施策に生かしていく。

 本年度一般会計補正予算案に、バスのレンタル費用や運転手の人件費など110万円を計上した。

 公共交通の改善を検討する「町地域公共交通会議」は2月に、長寿苑の送迎バス「うぐいす号」を町民の足として活用する案をまとめていた。

 マイクロバスは28人乗り。走行ルートはいずれも長寿苑を発着点に、大山崎コース(鏡田中央公園前、阪急大山崎駅前、JR山崎駅前など)、下植野コース(第3保育所前、府道五条本交差点東側など)、円明寺コース(山崎聖天登山口南側、第二大山崎小東側など)。

 走行ルートは現在の「うぐいす号」と同じだが、各コース1日3便を4便程度に増やす。試験走行の間は「うぐいす号」を使用せず、長寿苑利用者らを含めてマイクロバスを利用できるようにする。

 町政策総務課は「バスへのニーズがどれくらいあるのかを調べ、来年度以降の施策に生かしていきたい」としている。

【 2014年09月14日 10時10分 】


中山修一記念館、3万人突破 京都・長岡京発掘の功績に光

2014-09-11 12:14:57 | イベント

 京都府長岡京市にある中山修一記念館(久貝3丁目)の来館者数が、3万人を超えた。「幻の都」とされた長岡京解明に生涯をささげた故中山修一さん (1915~97)の足跡や発掘調査の成果を紹介している。11月には特別展を開く予定で、指定管理者のNPO法人長岡京ふるさとガイドの会は「今後も魅 力ある記念館づくりに取り組んでいきたい」と意気込んでいる。

 記念館は、中山さんの生家の一部を市が整備し、2002年に開館した。生い 立ちから数多くの業績を伝える年表を展示しているほか、カメラや巻き尺、拡大鏡などの愛用品を並べている。会昌門の地覆石、乙訓寺講堂の根石など中山さん が印象に残ると語った発掘・発見の様子を写真パネルで紹介している。

 「長岡京ふるさとガイドの会」によると、昨年の阪急西山天王山駅の開業後、来館者数は増えつつあるといい、8月28日に3万人に達した。長岡京ガラシャ祭に合わせて11月1~16日に企画する特別展では、普段は公開していない資料などを飾るという。

 また、記念館近くには10月26日に史跡公園として開園する恵解山(いげのやま)古墳(同市久貝・勝竜寺)があり、市と市教育委員会は、記念館や同古墳、勝龍寺城、勝龍寺、神足神社などを巡る歴史散策コースを推奨して観光客呼び込みを図る。

 長岡京ふるさとガイドの会理事長の別所昭さん(74)は「遷都1230年を迎える長岡京の発信拠点、郷土学習の拠点として、来館者が一層増えるようにしたい。特に地元の人たちに来てもらえれば」と話している。

【 2014年09月11日 10時13分 】


4社が同一施設落札 京都・大山崎町発注の清掃業務

2014-09-11 12:13:23 | 政 governing

 京都府大山崎町が発注している町役場など4施設の清掃業務委託入札で、参加業者8社のうち4社が少なくとも5年間にわたり、それぞれ同一施設の業 務を落札していたことが、京都新聞社の調べで分かった。1社が予定価格をわずかに下回る価格で落札し、ほかの7社は予定価格で応札しているケースが大半 だった。談合か否かの調査について町は「業者から聞き取りは行わない」としている。

 4施設は役場、中央公民館、体育館、大山崎ふるさとセンターで、発注側の町が参加業者を指名する指名競争入札の方式で落札業者を決めている。

 町の競争入札結果報告書などによると、2010年からの5年間の参加業者は、同町と長岡京市、京都市に事業所を置く8社。

 計20回の入札のうち18回で、落札業者以外の7社が予定価格と同額で応札し、1社のみわずかに下回る額で落札していた。各施設の落札業者は1例を除きすべて同じ業者だった。

 落札額は115万5千円~53万円で、予定価格に占める割合は97%を超える。中には99・7%と極めて高率のケースもあった。

 町政策総務課は「入札の主体は業者であり、談合情報などが寄せられていない以上、業者への聞き取りは行わない」としている。

■業者は談合を否定

 大山崎町役場などの清掃業務委託に関する町の指名競争入札に8社が参加しながら、毎年同じ業者が落札している。異例の事態の背景に何があるのか。

 中央公民館の清掃業務を毎年落札している町内の業者は、公民館以外は予定価格で応札している。同社は「地元業者である以上、1つは落札したい思いがある。受注しても赤字で金銭的なメリットはない」と談合を否定する。

 同社によると、20年以上前から公民館の清掃業務を請け負っており、随意契約から競争入札に代わって以降も継続しているという。他社が落札しない理由については「分からない」とする。

 一方、大半を予定価格で応札している別の業者は「清掃が本業ではないため、落札に積極的ではない」と話す。それでも入札に参加する理由について「断ると町との関係が切れてしまうという懸念がある」と打ち明けた。

【 2014年09月10日 09時50分 】


イオンモール京都桂川周辺に時速30キロ制限 京都・向日市

2014-09-11 12:11:49 | 政 governing

 京都府向日市北部地域で10月に府内最大規模の商業施設「イオンモール京都桂川」がオープンするのに備え、市は交通安全対策として、店舗周辺に区 域内(ゾーン)で通行車両の最高速度を時速30キロに抑える「ゾーン30」の導入を決めた。車の速度抑制と住宅地への流入を防ぐことで、通学する子どもた ちや地域住民の安全を確保する。

 地元ではイオンの開店により、市内外から多くの客が車で訪れることが懸念されている。市がイオンモール社に問い合わせたところ、休日の夕方に周辺で最大約330メートルの渋滞が予測されるとの回答があったという。

 車の速度が30キロ以下の場合だと重大な事故につながる可能性は少ないとされており、周辺の安全対策として導入を検討していた。

 ゾーン30を設定するのは、北はイオンの南側にある東西道路、南は寺戸幹線1号、東はJR、西は阪急に囲まれた区域。現在は府公安委員会と事前協議中で、10月17日に店がオープンするまでの規制開始を目指している。

 これに合わせて、区域内では自転車通行レーンを設けて車道の幅を狭めるほか、交差点のカラー舗装や一時停止規制などによって、車両の速度抑制と交通量の減少を図る。

 また、府警が付近3カ所に信号機を設置する予定だという。

 市道路整備課の福岡弘一朗課長は「交通事故が起きないようにするためには、ゾーン30が効果的だと導入を決めた。周辺は生活道路なので、買い物客は車での通行を控えてほしい」としている。

【 2014年09月09日 12時10分 】


熱中症搬送、8月は前年比20人減 京都・乙訓2市1町

2014-09-04 17:48:01 | 護 help

 京都府の乙訓2市1町で8月に熱中症で救急搬送された人は13人で、猛暑が続いた昨年同月と比べて20人減だったことが、乙訓消防組合の調査で明らかになった。同組合は8月は雨天が多く、全体的に気温が低かったことが要因とみている。

 消防組合の調査によると、8月は熱中症の疑いで34人が救急搬送され、そのうち13人を医師が熱中症と判断した。

 年齢別では高齢者が8人と大半を占め、18~64歳が5人だった。症状別では3週間未満の短期入院が必要な中等症は5人で、通院のみの軽症は8人だった。

 場所は屋内が9人と屋外4人。時間別では午前6時~正午が3人、正午~午後6時は4人、午後6時~午前0時は6人だった。

  同組合が長岡京市の本部で計測している気象データによると、平均気温は今年8月が28・4度で、昨年8月よりも1度低かった。8月に35度を超える猛暑日 を記録したのは今年が8日で、昨年の19日と比べると大幅に減少した。雨が降ったのは、昨年より6日多い15日に上った。

 同組合予防課は「今年は台風などの影響で雨が多く、気温の上昇が抑えられた。熱中症への意識が高まり、みなさんが対策を講じているのも要因の一つでは」としている。

【 2014年09月04日 10時23分 】