市民の声審議反映へ 京都・長岡京市が意見交換会

2016-05-29 09:57:02 | 会 party
 京都府の長岡京市議会はこのほど、市民との意見交換会を同市東神足2丁目の市地域福祉センターきりしま苑で開いた。本年度一般会計当初予算を中心に3月定例会の審議内容を報告。市民からは中学校給食や4月に行われた市の組織改編、市役所庁舎建て替えなどについて意見や質問が出た。

 意見交換会は、開かれた市議会を目指して市民の声を直接聞く場として毎年この時期に実施しており、4回目。市議は議会運営委員会のメンバーと正副議長ら16人が出席、市民10人が参加した。

 議会運営委員会が3月定例会で全議案を可決したことを説明した後、各会派の代表が議案に対する意見や賛否への思いなどを述べた。

 市民からは、市役所庁舎建て替えに関して防災拠点以外に必要な機能についての質問があり、各会派が「民間資本を取り入れ複合施設の機能を持たせてほしい」「市民の憩いの場、ゆっくりできる空間になるのが理想」などと答えた。

 また、小学校で給食を作って中学校へ運ぶ「親子方式」での導入となる見込みの中学校給食に関連して、参加市民が長岡第四小の開校当時、近くの神足小で給食を作り、PTAが車を出して食事を運んだことを紹介。進藤委員長が「貴重な話。中学校給食実現に向けて意見を反映させたい」と応じた。

【 2016年05月28日 11時18分 】

冠句や俳句の上達祈願 京都・長岡天満宮で文芸祭、優秀作奉納

2016-05-29 09:54:14 | 祭 carnival
 京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮で26日、学芸の神様として知られる祭神・菅原道真にちなんだ文芸祭が開かれた。神前に優秀作品に選ばれた冠句と俳句が奉納され、参加者がさらなる上達を願った。

 同天満宮は、2002年から毎年春と秋に同祭を開催しており、市民から作品を募集している。今回は冠句288首、俳句183句の応募があった。

 この日は午後1時から当日投句の受け付けがあった後、応募者ら約40人が参列し、本殿で短歌と俳句の入賞作品が詠み上げられた。引き続き、社務所で入賞者の表彰が行われ、選者が入賞作の選評を行うと参加者が熱心に聞き入っていた。

【 2016年05月27日 10時50分 】

京都・向日神社ライトアップ 世界禁煙デーに合わせ

2016-05-29 09:52:18 | イベント
 世界禁煙デー(5月31日)に合わせ、NPO法人「京都禁煙推進研究会」が京都タワーなどで実施しているライトアップに、今年は向日神社(向日市向日町)が乙訓地域で初めて加わる。25日に同研究会のメンバーが準備作業を行った。

 世界禁煙デーは、世界保健機関(WHO)が定めたもので、国は31日~6月6日を「禁煙週間」としている。毎年、全国各地でさまざまなイベントが開催されている。

 府内では、同研究会が府と京都市の協力を得て、東山区の高台寺でイベントを開いたり、同寺庭園や京都タワー、府庁旧本館などでライトアップを実施したりしている。

 今年は同研究会が向日市と向日神社に依頼し、同神社でもライトアップをすることが決まった。31日から6月5日まで、本殿と鳥居をイメージカラーの黄緑色に照らす。

 25日は安田雄司理事長(64)らが向日神社を訪れ、案内看板を境内に立て掛けたり、ライトを設置したりした。安田理事長は「たばこを吸う人も吸わない人も、ライトアップを見て禁煙について考えてほしい」と話していた。

【 2016年05月26日 10時09分 】

東京五輪ホストタウン、2次登録狙う 京都・大山崎

2016-05-29 09:50:25 | 賞 prize
 京都府大山崎町は、2020年の東京五輪・パラリンピックの選手を迎え入れる「ホストタウン」の2次登録を目指している。1次登録で選ばれなかった反省を踏まえ、大山崎山荘を建てた大正―昭和の実業家・加賀正太郎とゆかりのあるスイスを相手国にした新計画書を政府に提出した。「フェンシングのまち」を掲げ、雌雄を決する場面の代名詞「天王山」を有する自治体をPRするための目玉施策だけに町の働き掛けは熱を帯びている。

 ホストタウンは、五輪開催の経済効果や国際交流を全国に波及させることを目的に政府が進める事業。市町村などが国に交流計画を提出し、ホストタウンに登録されると、国から交流や施設改修に必要な財政支援を受けられる。

 昨年12月に1次登録の申請が69件あり、京丹後市など44件が選ばれたが、名乗りを上げた大山崎町の登録は見送られた。当初計画でフランスやシンガポールなど複数国を列挙して相手国が絞れていない印象を与え、計画内容の不十分さなどが影響したとみられる。

 2次での登録申請を目指す町は、スイスを交流相手国に絞った新たな計画を策定し、今月中旬までに国に提出した。同国には町と同様に地域にフェンシングクラブがある。また、アルプス山脈の「ユングフラウ」を日本人として初めて登頂した加賀正太郎がスイス人の親戚を持つなどゆかりがあるからだ。

 「登録は受け身では駄目。攻めの姿勢が必要」(町幹部)。町は申請前の4月、アサヒビール大山崎山荘美術館創立20周年記念式典に訪れた加賀の子孫に接触し、協力を呼び掛けた。その後、東京の在日スイス大使館を訪問。町の歴史や文化、スイスとの縁を紹介し、ホストタウンとして迎える意思があることを伝え、スイスの関係者から「計画をサポートしたい」と前向きな返答を得たという。現在はスイスフェンシング協会などと継続的に英文メールや国際電話でやりとりを重ねる。

 町は、スイス選手団の事前練習場として、改築工事を予定する町体育館を提供する考えだ。交流計画には、スイスの言語を学ぶセミナー開催や、両国のフェンシング大会における選手間交流などを盛り込んだ。

 2次登録の発表は6月上旬で、登録されなかった場合は11月に3次登録がある。舞鶴市や滋賀県が2次登録申請を表明しており、国や競技が重複すれば競争が激化する可能性もある。

 ホストタウン登録は「天王山」を旗印とした施策を打ち出す山本圭一町長肝いりの施策の一つ。町内にはロンドン五輪銀メダリストの太田雄貴選手を輩出したフェンシングのチームがあり、登録で五輪選手との交流を願う関係者の声も聞かれる。登録されれば今後、住民を巻き込んだ交流の仕掛けづくりや町を挙げての機運醸成は欠かせない。

 「京都フューチャーフェンシングクラブ」コーチの安養寺弘樹さん(29)=同町円明寺=は「(ホストタウンに登録されれば)フェンシングに励む子どもたちが、レベルの高い海外選手の練習方法を肌で感じられる絶好の機会になるはず」と期待する。

【 2016年05月25日 10時43分 】

ダンス世界一 京都明徳高・舘さんに向日市スポーツ栄誉賞

2016-05-29 09:48:45 | 賞 prize
 京都府向日市は23日、ダンスの世界大会で優勝した京都明徳高(京都市西京区)ダンス部の選抜メンバーで、向日市寺戸町の舘めいさん(17)に市スポーツ栄誉賞を贈った。舘さんは「これからもずっとダンスを続けたい」と笑顔を見せた。

 同高ダンス部は米国で3月に開かれた世界大会「ミスダンスドリル・インターナショナル2016」で、総合とヒップホップ部門でそれぞれ優勝し、さらに審査員特別賞を受賞するという3冠を初めて達成した。

 舘さんは向日市出身。第2向陽小3年の時にダンスを始めた。大会の5カ月前から照準を合わせ、夜遅くまで練習を重ねた。本番では部員94人中20人しかいない選抜チームに入った。

 この日、市役所を訪れた舘さんは、安田守市長から竹製の表彰状と花束を受け取った。安田市長は「長い間頑張ってきて良かったね」と好成績をたたえていた。

 舘さんは「先生の指導で優勝することができた。ベストを尽くせて良かった」と話していた。今後、ダンスの専門学校に入学し、ダンスの仕事に就くことが夢という。

 市スポーツ栄誉賞の個人受賞は、プロ野球選手の今江敏晃さんらに続き8人目。

【 2016年05月24日 11時17分 】

ごみ拾いで歴史分かった 京都・長岡京でガールスカウト

2016-05-29 09:44:43 | 習 learn
 ガールスカウト京都府支部第61団のスカウトらが22日、長岡京市内でごみ拾いをしながら、地域の歴史を楽しく学んだ。

 5月22日の「ガールスカウトの日」に合わせ、全国各地で催されているイベントの一環で、9人が参加した。

 参加者はタバコの吸い殻や紙コップなどのごみを拾いながら、JR長岡京駅東口から神足神社、勝竜寺城公園、神足ふれあい町家などを巡った。

 市ふるさとガイドの会のメンバー3人から、「神足」という地名の由来や勝龍寺城を取り囲む土塁の構造などについて説明を受け、参加者は興味深げに聞き入っていた。

 西京高1年の表梨花子さん(15)=京都市西京区=は「普段のスカウト活動と違うので新鮮で楽しかった。学校で勉強している歴史と地域の歴史のつながりがよく分かった」と話していた。

 同団は、高校生をはじめ若いスカウトを募っている。6月26日には西山でハイキングや野外料理体験などを企画している。申し込みは事務局メールアドレスgs61nagaoka.banbio@gmail.com

【 2016年05月23日 10時49分 】

乙訓古墳群を探訪ウオーク  京都・長岡京のNPO

2016-05-22 15:00:32 | 歴 history
 今年3月、新たに国の史跡に指定された乙訓古墳群をめぐる探訪ウオークが21日、京都府長岡京市などで行われた。歴史ファンの市民ら21人が、地域で勢力を持っていた、いにしえの首長らの足跡をたどった。

 定期的に地域の史跡を訪ねるイベントなどを開催しているNPO法人長岡京市ふるさとガイドの会が、史跡指定を受けて初めて同古墳群をテーマに開催した。

 参加者は午前10時に、長岡京市粟生の光明寺を出発し、京都市西京区大原野の芝古墳や長岡京市井ノ内の井ノ内稲荷塚古墳、同市天神5丁目の今里大塚古墳など、計五つの古墳を歩いて巡った。

 各古墳では、同会のメンバーが、造られた時期や形状の特徴、出土遺物などについて説明。「この地域では、連綿と古墳が造られており、首長の系譜をたどることができる」との解説に、参加者が熱心に聞き入っていた。

 長岡第三小6年の舩橋諒丞君(11)=同市今里=は「形が残っているものから残っていないものまで、いろんな古墳が見られて楽しかった」と話していた。

【 2016年05月22日 11時43分 】

シャトルに集中、V目指せ 7月に京都で全国小学生バドミントン

2016-05-22 14:52:04 | 会 party
 西山公園体育館(京都府長岡京市長法寺)で夏に開かれるバドミントンの団体戦「第32回若葉カップ全国小学生大会」に向け、長岡京市のクラブチームに所属する児童が同体育館で練習に励んでいる。今年は立命館大バドミントン部の選手が指導に加わっており、子どもたちは上位進出を目指して意気込んでいる。

 小学生の強化を狙い、市体育協会が同大学に指導を依頼、監督が西乙訓高出身という縁もあり、学生の派遣が実現した。体育館には、市内でバドミントンを行っている三つの少年団から若葉カップでメンバー入りを目指す4~6年の男女約30人が週に2度集まり、2時間半ほどの強化練習に取り組んでいる。

 学生は毎回4人ほどが参加。「ミスをしたら試合では勝てないよ。シャトルの動きに集中しよう」などとアドバイスしながら子どもたちとシャトルを打ち合うラリーや試合形式の練習を行っている。

 主将の勢瀬拓也さん(21)は「子どもたちは純粋にバドミントンを楽しんでいる。大会では小学生らしく元気よくプレーしてほしい」と期待する。学生の指導に、笠谷沙織さん(11)=長法寺小6年=は「優しく声を掛けてくれてやりやすい」と話し、柳杏優さん(9)=嵯峨野小4年=は「大学生が来てくれて練習メニューが増えてうれしい」と笑顔を見せた。

 大会には開催地枠があるため、長岡京市からは予選免除で出場でき、昨年はベスト8進出を果たした。衣川直生君(11)=第2向陽小6年=は「練習の成果を生かし、一丸となって入賞を目指す」と力を込める。

 今年の大会は7月29日~8月1日に開催。各地の予選を勝ち抜いた男女それぞれ48チームが長岡京市に集い、頂点を目指す。

【 2016年05月21日 19時49分 】

罪悪感、不安…福島からの避難者、苦悩吐露 京都・向日

2016-05-22 14:49:55 | 賞 prize
 福島第1原発事故を受け、京都で避難生活を続けている女性3人が20日、京都府向日市内で自らの体験と家族への思いを語った。避難をめぐる娘との確執や孫を残してきたことへの罪悪感など、家族をめぐる自主避難者の苦悩が浮き彫りになった。

 向日市の福島支援グループ「ミンナソラノシタ」が、避難者の生活や気持ちを知ってもらおうと企画し、メンバーら約20人が参加した。

 齋藤夕香さん(43)=京都市伏見区=は、2012年1月に福島市から避難した。当時中学3年だった長女は避難に反対し、半年間、口をきいてもらえなかった。「『放っておいて』と言われた。反抗期もあったと思うけど、とてもつらかった」と心情を吐露した。

 避難者でつくる「さぽーと紡(つむぎ)」の代表を務め、被災地の子どもたちを短期間受け入れる「保養」活動に取り組む。地元の自治会長にも就任した。「避難者が孤立しないよう地域と連携していきたい」と抱負を語った。

 震災直後に福島県郡山市から夫とともに避難した榊美子さん(63)=西京区=は古里に住む孫2人の顔を見て、罪悪感にさいなまれたという。「避難していない若い人もいるのに、自分たちだけ何してるのと…」と涙ながらに話した。

 「夫と離れ、半年間、泣き暮らした」と述べたのは、震災直後に郡山市から子ども2人と避難した萩原ゆきみさん=同区。「原発事故に関するさまざまな講演会で、『福島に帰っても大丈夫』『まだ危険』などと言われ、そのたびに一喜一憂した。家族を守るのは自分しかいないと思って、皆さんも家族を大切にしてください」と呼び掛けた。

【 2016年05月21日 10時09分 】

天王山の森を守れ、ドローン活用し竹林整備 京都・大山崎

2016-05-22 14:48:06 | 賞 prize
 京都府大山崎町のボランティア団体「久保川と天王山の森を守る会」のメンバーと大阪府立大の学生らが19日、同町の天王山で里山について学ぶ実習を行った。竹を間伐したり小型無人機「ドローン」で撮影したりして竹林整備の現状や今後の課題を調べた。

 同会が若者に里山の現状を知ってもらおうと、同大学で緑地環境科学を研究する中村彰宏准教授(47)に呼び掛けた。「里地・里山管理学実習」として実施され、4年の約10人が参加した。

 学生らは竹林に入り、同会で森林整備を行う住民の指導を受け、古くなった竹を一本ずつのこぎりで切り倒した。その後、上空へカメラ付きドローンを飛ばし、整備している竹林を俯瞰(ふかん)した静止画や動画を撮影した。映像データを基に間伐面積などを計算するほか、今後は定期的に撮影し整備状況をチェックするという。

 参加した二反田広希さん(22)=大津市=は「普段目にしている竹林は整備されたもので、放っておくとすぐに荒れてしまうことを実感した」と話した。

【 2016年05月20日 10時20分 】

定期演奏会、節目の35回 京都・長岡京のマンドリン愛好会

2016-05-22 14:46:12 | 会 party
 京都府長岡京市で活動するマンドリンアンサンブル「ながおかマンドリーノ」が毎年開いている定期演奏会が、今年で35回目の節目を迎える。昨年6月から腕を磨いてきた曲を21日に京都市内で披露する。記念の舞台を控え、メンバーが追い込み練習に励んでいる。

 ながおかマンドリーノは1979年、音楽好きの主婦らが結成した。次第に経験者も加わるようになり、81年には旧西ドイツへ留学経験もあるマンドリン奏者の川口雅行さんを指導者に迎え、翌年5月に第1回の定期演奏会を開いた。

 現在、メンバーは男性5人を含め40~70代の31人。乙訓地域の住民を中心に鳥取県から通う人もいる。金曜の午前中に長岡京市天神4丁目の府長岡京記念文化会館や市中央公民館などで練習している。

 1年ごとに挑戦する曲を変えており、定期演奏会は集大成の場と位置づける。今回は、昨年の演奏会終了後の6月から取り組んできた「ふるさと」や「荒城の月変奏曲」「星空のコンチェルト」などを発表する。

 練習では五つのパートに分かれ、郷愁を誘うメロディーが特徴の荒城の月変奏曲を情感豊かに奏でていた。午後も居残りで特訓するメンバーもいる。代表の南出禮子さん(67)=同市うぐいす台=は「家族の理解があって続けられ、かけがえのない友人もでき幸せです」と話し、感謝の心を演奏会への意気込みにつなげている。

 定期演奏会は21日午後2時から、京都市左京区の京都コンサートホールで開く。入場無料。津軽三味線奏者の梅若晶子さんが賛助出演する。

 ながおかマンドリーノはギターパートも募集している。問い合わせは南出さんTEL(955)5759。

【 2016年05月19日 10時29分 】

交通安全俳句や川柳募集へ 京都・長岡京

2016-05-22 14:43:34 | 政 governing
 京都府長岡京市と市教育委員会はこのほど、小学校交通安全指導者研修会を開いた。本年度から、5年生を対象に交通安全をテーマにした俳句や川柳を募ることを明らかにし、取り組みを通じて事故防止の意識を高めてもらう。

 交通安全教育支援の一環として実施、市内10小学校の安全担当の教員が出席した。

 研修会では、市交通政策課の担当者が新規事業を説明。募集する俳句や川柳は各校で交通安全教室を開催後、学んだことを表現してもらう。集まった作品の中から優秀作を4点まで選び、交通安全運動などで配布するティッシュに掲載するほか、市民向けの標語にも使う。

 市教委からは、小学生が関係する昨年度の交通事故件数などが報告された。事故原因の大半が帰宅後の自転車運転中といい、学校教育課の担当者は、保護者と連携して児童に交通安全の意識を持たせることの大切さを強調した。

【 2016年05月18日 10時50分 】

健康ダーツで福祉に貢献 京都・長岡京市社協、認知症予防に

2016-05-22 14:41:39 | 護 help
 京都府長岡京市社会福祉協議会と府共同募金会が取り組む「募金百貨店」の商品にこのほど、高齢者や子どもでも気軽にプレーできるウェルネスダーツが加わった。盤面と矢3本のセットを1万5千円で販売。売り上げの1割が赤い羽根共同募金に寄付され、寄付金は市内で行う福祉活動に助成される。

 同百貨店は、全国的に進む募金額の減少傾向に歯止めをかけるための活動。市社協と府共同募金会が昨夏、市内の福祉施設と提携し、施設で製造している洋菓子の販売を始め、ダーツセットは第2弾となる。

 ウェルネスダーツは、高齢者や子どもでも安全にプレーできるように配慮し、日本ウェルネスダーツ協会(大阪市)が考案した。通常の盤面は重さが5キロあって取り付けが難しいため、柔らかくて軽いウレタンを使用、壁やホワイトボードなどに手軽に掛けられるようにした。通常の盤面より得点エリアを広げ、計算が簡単にできるようにした。矢の先端も樹脂製にすることで安全を期した。

 ダーツは指先を使い、得点を計算しながら次に狙うエリアを考える遊びで、脳に刺激を与えられることから認知症予防に効果があるとされる。

 長岡京市内では、長岡第五小校区や滝ノ町自治会などが、多世代間交流に取り入れたり、高齢者向けの講習会を開いたりしている。同協会は「長岡京市でのウェルネスダーツ普及は全国で最先端を行っている。愛好者を増やし、末永く愛されてほしい」としている。

 市社協はセットの貸し出しもしている。問い合わせは市社協の総合生活支援センターTEL075(963)5508。

【 2016年05月16日 12時40分 】

新鮮野菜人気呼ぶ 京都・向日、「愛菜楽市」にぎわう

2016-05-15 13:02:51 | 商 trading
 京都府向日市の農産物直売会「愛菜楽市(あいさいらくいち)」が14日、同市寺戸町の市役所西別館横で始まった。本年度から毎週土曜開催となり、取れたての野菜や地元産品を求める多くの人々で初回からにぎわった。

 同市は市内の農産物をPRしようと農業や商工関係者でつくる「愛菜楽座」が昨年8月から日曜に実施。土曜に開かれていた別の朝市がなくなったため開催日を変更した。

 この日は市内の約30戸の農家が大根やキャベツ、ホウレンソウなど新鮮な野菜を並べた。市内の米穀店や酒屋も出店し、握りたてのおにぎりや甘酒、調味料などを販売した。

 開場前から大勢の人が詰めかけ、楽しそうに品定めをする姿が見られた。朝市ファンという小坂弘子さん(75)=同市寺戸町=は「取れたてで鮮度が高い野菜は日持ちするので助かる」と話した。

 愛菜楽市の事務局がある市産業振興課の紺野信介課長は「いずれは毎日販売できる常設型直売会にしていきたい。市北部の人口も増えているので、地元野菜の魅力が伝わるよう周知を進めたい」と力を込めた。毎週土曜午前10時~午後1時に開催。問い合わせは市役所代表TEL(931)1111から産業振興課へ。

【 2016年05月15日 10時05分 】

保育施設つぶさに紹介 京都・向日のNPOが冊子

2016-05-15 12:59:57 | 賞 prize
 京都府向日市のNPO法人「子育て支援ねこばす」が、市内や近隣の保育施設と幼稚園の概要をまとめた冊子「すくすくガイド」を作った。保育士の人数や年齢構成など、子育て世帯が求めている情報を意識して盛り込んだといい、「施設を事前に見学するための参考にしてほしい」としている。

 向日市を中心に、乙訓地域と京都市域の30カ所を紹介。各施設の保育環境や沿革、保護者の声などを盛り込んだほか、向日市の民間施設では年代別の保育士数や1日の過ごし方、給食の内容を記した。メンバーが実際に現地に出向いて取材し、施設の印象や保育風景などの写真も掲載されている。

 このほか、向日市の保育料基準額表や保育施設の種類など基本的な情報もある。

 高山紀公子代表(59)は「事前に施設を回り、価値観やフィーリングに合う施設が見つかる手助けとなれば」と話している。

 3千部作った。市役所や市保健センター、同法人が運営する子育て支援スペースで無料配布している。問い合わせは同法人TEL075(203)7738。

【 2016年05月14日 15時30分 】