全国120人、荘厳な演奏 長岡京でオーケストラの祭典

2011-10-31 11:53:28 | 祭 carnival
「一般のステージ」でフランク「交響曲ニ短調」の荘厳な調べを奏でる出演者(長岡京市・府長岡京記念文化会館) 国民文化祭「オーケストラの祭典in長岡京」が30日、京都府長岡京市天神の府長岡京記念文化会館で開かれた。全国から集まった約120人がフランク作曲の「交響曲ニ短調」を荘厳に奏でたほか、府内の大学生約110人も見事な演奏を披露。会場を埋めた1000人の聴衆を魅了した。

 祭典は2部構成。全国編成の120人は後半の「一般のステージ」に登場した。世界的なバイオリニスト森悠子さんが音楽監督として弦楽器メンバーを指導し、昨年6月から練習を重ねてきた。

 「交響曲ニ短調」は鎮魂歌の要素があり、暗くもの悲しい音色の中にも一点の灯を感じさせ、聴衆を引きつけた。ドリーブ作曲の「バレエ組曲シルヴィア」も演奏した。変化に富む力強い音色で、フランクの曲と好対照をなした。

 前半の「大学のステージ」には、京都市立芸術大や同志社女子大の学生が出演し、ベートーベンやシベリウスの交響曲を伸びやかに奏でた。

 若手からベテランまで、プロとアマチュアの垣根を越えて織りなされた見事なハーモニーは2時間半にわたって続いた。演奏が終わると、オーケストラの世界に引き込まれた聴衆からは、長く大きな拍手が送られていた。

【 2011年10月31日 11時36分 】

ヴァイオリニスト 空に飛びたくて
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産業まつりに「ララン」登場 大山崎町商工会のイメキャラ

2011-10-31 11:46:38 | 祭 carnival
住民参加のライブや「ララン」の登場があり、多くの町民でにぎわう産業まつり(大山崎町役場) 「おおやまざき産業まつり」が30日、大山崎町役場周辺で開かれた。雨天にもかかわらず住民約3000人でにぎわい、ステージでのライブや農産物の特別市など多彩な内容をはじめ、町商工会のイメージキャラクター「ララン」との触れ合いを楽しんだ。

 町や町商工会、JA京都中央が、地元産業への理解を深めようと毎年催している。野外の特設ステージでは住民参加の「天下取りライブ」を開いた。ラテンジャズやロック、バルーンアートまで盛りだくさんの出し物が披露された。町立保育所に通う園児がかわいらしいダンスを踊ると、写真に収めようと多くの両親や祖父母が集まった。

 ショベルカーの運転体験もあり、子どもたちが指導役と一緒に乗って挑戦したほか、模擬店も多数出た。朝市の特別市や、第21回農林産物品評会に出品された農作物も展示販売され、主婦たちが新鮮な野菜を買い求めた。

 近くの町老人福祉センター長寿苑や町立中央公民館でも、お年寄りや小中学生ら町民が手がけた絵画などが展示された。舞台発表もあり、日ごろの活動の成果を見ようと、多くの人が訪れた。

【 2011年10月31日 11時30分 】

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少年剣士、隙つき一撃 大山崎  全国フェンシング団体戦

2011-10-30 11:36:35 | 会 party
全国の少年剣士が腕前を競った大会(大山崎町円明寺・町体育館) 第24回全国少年フェンシング大会のフルーレ団体戦が29日、京都府大山崎町円明寺の町体育館で始まり、18都府県から集まった小学生から中学生の少年剣士たちが腕を競い合った。

 日本フェンシング協会と同町実行委員会の主催で、昨年から同町で団体戦を開いている。今年は各地のフェンシングクラブや中学校のフェンシング部など92チーム約300人が参加した。

 開会式では、同町体育館を拠点にする京都フューチャーフェンシングクラブの木村奎太朗君(14)=大津市=が「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と競技します」と選手宣誓した。

 この日は予選が行われ、選手たちは前後にステップを踏んだり、剣を交わしたりしながら間合いを詰め、相手の隙をついて鋭い一撃を繰り出していた。

 大会は30日に決勝を行い、閉会する。

【 2011年10月30日 09時09分 】

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精緻な描写に感動 向日で剪画展始まる 国民文化祭

2011-10-30 11:31:35 | 会 party
技法をこらした作品が並ぶ剪画展(向日市寺戸町・市民会館) 京都府向日市寺戸町の市民会館と市文化資料館では、全国から集まった切り絵を展示する「剪画(せんが)展」(同市など主催)が始まり、来場者が精緻な技法をこらした力作に見入った。

 市民会館では一般公募展、市文化資料館ではNPO法人日本剪画協会の巡回展をそれぞれ開いており、合計276点を展示。竹林や街の風景、生き生きとした表情の人物などが繊細な切り絵で表現されているほか、絵の具や和紙でカラフルに彩った作品も並ぶ。

 午前にはオープニングイベントがあり、寺戸中の吹奏楽・マーチングバンド部が演奏したほか、桂米紫さんが落語を披露した。

 主婦の新谷富美江さん(58)=長岡京市滝ノ町=は「絵画とはまた違った味わいがあり、感動した。自分もやってみたくなった」と話した。

 展示は11月6日まで。入場無料。

2011年10月30日 09時08分

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休館中も本貸します 向日市図書館、16日から改修

2011-10-29 12:29:26 | 民 people
空調設備改修のため、11月16日から来年4月まで長期休館する向日市立図書館 向日市立図書館(同市寺戸町)は11月16日から、空調設備改修のため来年4月上旬まで休館する。期間が長期にわたるため利用者を考慮し、工事前の今月1日から貸し出し点数を増やしたり期限を延ばすほか、工事中も一部の期間を除いて予約制で貸し出しを続ける。

 同図書館は1984年の開館から25年以上が経過。特に空調設備の老朽化が進み、猛暑となった昨年夏には、冷房が約2週間止まり利用者に影響が出た。こうした事態を受け、市がようやく全改修に乗り出すことにした。総事業費は約1億6000万円。

 改修工事では書架が密封され、貸し出しが困難となる。しかし、工事に入るまでに貸し出した本や新たに入荷した本は貸し出せるため、それらに限り予約制で貸し出しを続けることにした。同図書館は、貸し出し可能な本を約1万数千冊と見込んでいる。

 より多くの本やCDなどを工事の期間中も楽しんでもらえるようにと、11月1日から、貸し出しの点数を従来の1人10点から30点に増やし、期間も2週間から1カ月に延ばす。貸し出し予約の受け付け点数も現行の7点から、10点とする。

 工事がスタートする16日から12月5日まではいったん全業務を停止するが、12月6日からは予約による貸し出しを再開。隣接する文化資料館研修室で、返却された本のリスト閲覧や予約受け付け、貸し出しを行う。予約は電話でも可。

 このほか、定期的に開いている「おはなし会」などは、市民会館など他施設で不定期に行う。

 詳細は、向日市立図書館TEL(931)1181。

【 2011年10月29日 11時59分 】

未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)
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母の遺志、織りなす御室綴 大山崎の夫婦が個展

2011-10-29 12:23:59 | 会 party
初の作品展で展示する御室綴の額装を手にする河野茂さん。亡き母の情熱を受け継ぎながら、斬新な発想でブックカバーや扇子入れを織っている(大山崎町円明寺薬師前の自宅) 京都市右京区の名刹(めいさつ)、仁和寺が発祥の伝統織物「御室綴(つづれ)」を織り続けた亡母の熱意を受け継ごうと、大山崎町円明寺薬師前の河野茂さん(62)が定年退職を機に、妻と御室綴の制作に励んでいる。母の精巧な技術を思い起こし、新たな感性で織り上げている。29、30日には自宅で初の個展を催し、夫婦の新作や母親の遺作を展示する。

 御室綴は、絵画を思わせる精密な織りと鮮やかな色彩が特徴。河野さんが物心付いたころから、母房子さんは帯やふくさなどを織っていた。河野さんは「技術は細やかで、難しい注文ほど意欲を燃やしていた」と振り返る。晩年に病床にあった時も「機織りの音を聞くと落ち着く」と話していたという。

 房子さんは2000年に亡くなった。茂さんは一昨年に製薬会社を定年退職し、新たな目標を模索する中で、御室綴に挑戦しようと思い立った。生前の房子さんから織り方を教わったことのある妻の淳子さん(58)に習い、制作を始めた。

 個展には「浮世絵『写楽』」や沖縄で守り神とされる獅子「シーサー」など、細部や色の濃淡を見事に表現した額装のほか、扇子入れを含め約50点を展示。生前の房子さんが織ったオシドリと雲の絵柄の帯、淳子さん作の名刺入れも並べる。

 茂さんは「母を追い越せるよう精進したい。風合いが面白い糸で織るなど、新機軸を生み出せたら」と話す。個展は午前10時~午後4時。入場無料。詳細は河野さんTEL(952)7473。

【 2011年10月29日 11時53分 】

フレーム・イン・ザ・インテリア―インテリアの中の額装
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「中将棋」公開対局へ、解説盤手作り 木津川の男性

2011-10-28 17:20:19 | 歴 history
熊澤さんが制作した中将棋の解説盤。手前は昨年度に制作した実際の中将棋盤と駒(大阪府島本町・町立歴史文化資料館) 中世から近世にかけて貴族に愛好された将棋の一つ「中将棋」の公開対局が、30日に大阪府島本町で開かれる。会場は安土桃山時代の公家で将棋駒制作の第一人者、水無瀬兼成ゆかりの水無瀬神宮。手作りした解説盤を掲示し、観客に分かりやすく説明する。

 中将棋の盤面は縦横各12マス、駒数は92枚で、現在一般的な将棋より多い。全方向に2マス進むことができ、途中のマス目にある相手の駒を取れるなど威力のある「獅子(しし)」や、前後左右に1マスまたは斜めに2マス進める「鳳凰(ほうおう)」など、独特の動きの駒がある。

 今回、対局会場で掲げる大型の解説盤と駒は、木津川市の熊澤良尊さん(68)がホワイトボードや木、紙、マグネットで作った。盤は縦120センチ、横90センチ。駒には、兼成が約400年前に制作した「水無瀬駒」と同じ書体で名称を記し、動きを分かりやすく伝えられるよう、朱で点や線を書き加えた。

 30日午後1時からの対局には、牧野光則四段と宮居正芳・第7期中将棋名人が臨む。使用する駒と将棋盤も、熊澤さんが昨年制作した。水無瀬駒と同様、材料にはツゲを使い、黒漆で名称を記した。

 熊澤さんは「レプリカだが、水無瀬駒に肉薄したいとの思いで手がけた。解説盤とともに、多くの人に中将棋とその歴史に親しんでもらいたい」と話す。公開対局は入場無料。

【 2011年10月28日 12時22分 】

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フォーラムかや

「きりしま賞」に2団体と1個人 長岡京で福祉大会

2011-10-28 17:13:06 | 式 celemony
福祉分野の功労者を表彰した社会福祉大会(長岡京市・市立中央公民館) 福祉のまちづくりを考える長岡京市社会福祉大会が27日、同市天神の市立中央公民館で開かれた。福祉分野で活躍している団体や個人の表彰のほか、視覚障害をテーマにした講演があった。

 同市と市社会福祉協議会の主催で、今年が39回目。関係者ら約200人が参加した。

 福祉分野の功労者を顕彰する「きりしま賞」は、特別養護老人ホームにタオルを寄贈している住民団体「愛・あ~すKYOTO長岡京」、高齢者福祉施設で観光出前ガイドを行っている「市ふるさとガイドの会」、重度の視覚障害ながら市身体障害者団体連合会の地域連絡員として活動する廣津純子さん(62)=開田=に贈った。

 京都府視覚障害者協会の松永信也副会長が「『見えない』世界で生きること」と題して講演。松永さんは40歳で失明した自身の経験を交え、「人に声を掛けられることがありがたい」と話し、目に不自由な人を誘導する「手引き」を実演した。

 鉄道のホームで転落する視覚障害者が多いことも指摘し、「危ないよと声をかけてほしい。人間同士が支え合う社会が大事だ」と訴えた。

【 2011年10月28日 12時17分 】

懸崖菊とポインセチアが競演 向日市役所駐車場で展示

2011-10-27 11:49:08 | 木 plants
向日市特産の懸崖菊とポインセチアを合わせて展示した「花ハーモニー」(向日市役所駐車場) 京都府向日市特産の懸崖(けんがい)菊とポインセチアをそろって展示する「花ハーモニー」が、市役所駐車場の一角で始まり、色鮮やかな花と葉が、訪れた市民の目をなごませている。

 向日市の懸崖菊は、大正時代に鶏冠井町で栽培が始まり、戦争で一時廃れたが、その後復活した。ポインセチアは1972年に寺戸町で初めて栽培され、80年代には森本町で盛んになった。

 花ハーモニーは、生産農家の技術の高さを市民にあらためて知ってもらい、市の特産として広くPRしようと4年前から実施。今年は8戸の農家から、出荷時期の関係で例年よりやや少ない22点が出展された。

 赤や黄、ピンクなど色とりどりの花を咲かせた前垂れ式の懸崖菊をはじめ、ろうそく形に梵天(ぼんてん)形、さらにディズニーキャラクターのミッキーマウスの顔やハートの形に刈り込まれた菊の造形も。また、10鉢が並んだポインセチアは多くが深紅の葉で占められる中に、白一色やピンクがかった作品もあり、目を引く。来庁者が携帯電話のカメラに収める姿もみられ、秋の風情を楽しんでいる。展示は11月7日まで。

【 2011年10月27日 11時24分 】

菊作り名人奥技〈第3巻〉盆栽 懸崖 木付け・造景 千輪 盆景・総合花壇
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農山漁村文化協会

リンゴでクッキー、好評  大山崎の授産施設で発売

2011-10-27 11:43:29 | 商 trading
「やまびこ」を利用する障害者たちが作っているリンゴクッキー。リンゴの歯ごたえが好評だ(大山崎町大山崎) 京都府大山崎町大山崎の授産施設「町地域活動支援センターやまびこ」に通う障害者たちが、リンゴを使った秋らしいオリジナルクッキーを新たに作り、販売している。生地に載せたリンゴの果肉の歯応えが好評という。

 新商品のクッキーは、信州高遠産のリンゴの砂糖漬けをスライスして生地に載せている。シナモンも少量振りかけており、見事な隠し味になっている。

 やまびこの職員が信州旅行の土産にリンゴの砂糖漬けを買い、利用者向けのおやつの材料に使ったところ人気だったため、授産品に活用した。森田絵美指導員は「ジャムではなく果肉を載せたので、ボリューム感を出せた。試食した人からは『今までのクッキーの中で一番の出来』と好評でした」と話す。

 1袋55グラム入りで税込み200円。販売期間は11月末まで。事前に予約すればやまびこで買えるほか、30日に町役場駐車場で開かれる「おおやまざき産業まつり」でも売り出す。町内の手作り雑貨店「iroHouse」では半分の量を100円で販売中。問い合わせは「やまびこ」TEL075(953)0204。

【 2011年10月27日 11時20分 】

文字の大きさ サイズ小 サイズ中 サイズ大 京都中央信用金庫 国文祭へ、もてなし準備着々 乙訓の2市1町

2011-10-26 11:24:48 | 祭 carnival
本番に向けた事前講座で、茶のたて方や口上を体験する子どもたち(大山崎町・アサヒビール大山崎山荘美術館庭園) 国民文化祭・京都2011の開幕が29日に迫り、乙訓2市1町では会場設営や事前講習など着々と準備が進む。茶会や剪画(せんが)展、オーケストラ演奏、バレエ上演など多彩な催しを繰り広げる。パレードや灯明、花の設置などのもてなしが祭りムードを盛り上げる。

 ■装束着て茶会子どもも亭主 大山崎

 京都府大山崎町は11月5、6日の午前10時~午後4時に「大茶会」を催す。宝積寺と離宮八幡宮と大山崎ふるさとセンターで、町民らが豊臣秀吉や千利休、北政所などにふんする装束を着て客を迎える。アサヒビール大山崎山荘美術館庭園では、竹製の特設茶室で公募の市民や子どもが亭主となって客をもてなす。「亭主役」向けの事前講座には十数人が参加。茶道の基本を教わった大山崎小1年酒井稜太君(6)は「ちょっと難しかったけど面白かった」と喜んだ。

 また、京都造形芸術大の学生による「灯明アートフェスタ」を3日~5日の午後5時~8時に離宮八幡宮で開催。竜を模したねぶたや、ほおずきを使ったオブジェを境内に設け、夕闇をほのかに照らす。

 町実行委は期間中の目標入場者数を約2500人としている。

 ■向日で公募など276点展示

 向日市は、切り絵の世界「剪画展」として、一般公募の剪画作品144点を市民会館、日本剪画協会会員の作品132点を文化資料館で展示する。18日から会場の設営を始め、25日までに作品の展示準備はほぼ終えた。

 開幕日の29日は午前9時半から市民会館の玄関前でテープカットや寺戸中吹奏楽・マーチングバンド部による演奏の後、一般公募の優秀作を表彰する。その後、日本剪画協会の石田良介会長と向日市ゆかりの落語家、桂米紫さんのトークショーや米紫さんの落語の披露もある。

 11月3日には午前と午後の計2回、日本剪画協会の副会長で向日市在住の大月透さんらによる剪画の体験教室を開く。物産展、茶席のもてなし(29、30、11月3、5日午後)、スタンプラリーも行われる。

 市の実行委員会は、目標入場者数を延べで5千人としている。

 ■長岡京はオーケストラやバレエ公演

 長岡京市内の各所には住民団体が季節の花で飾ったプランターが設置され、イベント来場者の出迎え準備を整えている。29日に約100人が市内中心部を練り歩く開幕パレードを催す。

 全国14都府県のアマチュア演奏家が参加する「オーケストラの祭典in長岡京」を30日に長岡京記念文化会館で催し、11月6日には同館で京都や新潟、広島など7府県のバレエダンサーが出演する「クラシックバレエの饗宴(きょうえん)」を開催する。

 29日から11月6日までに市が寄贈を受けた美術品の展示会や生け花展が市中央生涯学習センター(神足)で行われる。期間中の来場者を約5千人と見込む。

【 2011年10月26日 11時04分 】

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古文書が語る今里 長岡京で企画展、水問題など紹介

2011-10-26 11:19:54 | 水 water
 京都府長岡京市今里地区の歴史をたどる企画展「今里村 引き継がれた記録」が、同市天神の市立図書館3階で開かれている。地元で保管してきた古文書を通じ、他村との間で起きた入会地や水利権をめぐる問題をどう解決してきたかを紹介している。11月13日まで。

 江戸時代の旧今里村は山林や水源に乏しく、薪を取る山は複数の村で共有し、田畑の用水も他村の水源を利用していた。このため利用権をめぐる争いも多く、村役が証拠となる領主の裁定や他村との取り決めなどの文書を大切に引き継いできた。

 会場では、今里自治会や住民が所有している戦国時代から明治時代の古文書や絵図など約20点を展示した。明治時代に小塩村と山の利用権を裁判で争った際に有力な証拠となった江戸時代の絵図のほか、戦国武将の三好長慶が今井用水の利用権を同村に認めた裁許状などが並べられ、見る人の関心を引いている。

 29日午後1時からは井ケ田良治同志社大名誉教授の講演が同図書館であり、11月5日午後1時半からは旧今里村を歩く散策会が開かれる。問い合わせは市生涯学習課TEL075(954)3557へ。

【 2011年10月26日 10時54分 】

水の環境学 -人との関わりから考える-
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名古屋大学出版会

保護者と教員、合唱を披露 大山崎中の文化祭

2011-10-25 11:44:27 | 祭 carnival
音楽教諭の指導を受け、合唱の練習に励む生徒の母親や教員(大山崎町・大山崎中) 京都府大山崎町の大山崎中で開かれる文化祭を前に、生徒の母親たちと教員が合唱を披露しようと練習に励んでいる。歌うのは「アラフォー(40歳前後)世代」が中心の保護者にとっては青春時代の懐かしのヒット曲だ。若手教員もギターを手にソロパートを担う。28日の本番へ向け、生徒に負けじと大人も盛り上がりを見せている。

 合唱するのはスピッツのオリジナル曲「空も飛べるはず」(1994年)とSMAPが歌った「夜空ノムコウ」(1998年)。大山崎中PTAの発案で、保護者と教員約40人が、9月から音楽教諭の指導を受けて練習を重ねている。自主練習もできるよう、参加者には各パートのCDも配った。

 合同練習は和気あいあいとした雰囲気で、教員が見事に歌い切ると、母親たちから大きな拍手がわく。長男が通う会社員田中和美さん(36)は「普段は担任としか話す機会がないので、いろんな先生と接点ができて楽しい。先生も歌に乗り気で相乗効果」と喜ぶ。

 西村勝利教頭(53)は「母親や若手教員には、私が現場の教師だったころの教え子もいる。合唱でまた縁ができてうれしい」と感慨深そうだ。思春期の揺れる心を表現した「空も飛べるはず」の歌詞について、「やんちゃな子ともたくさん向き合ってきたので、気持ちは想像できる」と話す。

 「夜空ノムコウ」でギターを弾き、木村拓哉のソロ部分を歌う富岡慧教諭(24)は「生徒から『先生、キムタクなんやろ』と声を掛けられる」と苦笑い。「お母さんたちの前なので緊張します」と恐縮しつつ「本番に強いタイプなので頑張ります」と意欲満々だ。

 今年の文化祭は従来より内容を充実させ、27、28日の2日間行われる。保護者と教員の合唱は28日午後2時25分からの予定。

【 2011年10月25日 10時42分 】

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高架橋の構造に感心 長岡京の児童、「にそと」見学

2011-10-25 11:33:16 | 地 geography
第二外環状道路の橋げた内部を見学する児童たち(長岡京市下海印寺) 長岡第五小(京都府長岡京市下海印寺)の5年生がこのほど、同市下海印寺で京都第二外環状道路(通称「にそと」)の工事現場を見学した。児童たちは高架橋の内部を見たり、橋の構造を学ぶ実験を行うなどして、建設技術の一端に触れた。

 国土交通省京都国道事務所などが主催した。児童約170人は高さ約10メートルの高架橋に上り、空洞になっている橋げたの内部に入った。建設会社の社員から「空洞にしているのは、橋げたをなるべく軽くして強度を保つためだよ」と説明を受け、児童たちは感心したようにうなずいた。

 高架橋の上では、砂とれんがだけで小型のアーチ橋を造る実験も行い、児童が実際に上を渡って耐久度の高さに驚いていた。近くの小泉川では京淀川漁業協同組合の協力でアマゴの放流も行った。

 岩本真依さん(10)=泉が丘=は「道路や橋を造るのに、思った以上にすごい技術を使っていることがよく分かった」と話した。

 京都第二外環状道路は、京都縦貫自動車道の一つで京都市西京区と久御山町間15・7キロを結ぶ。乙訓・洛西地域の渋滞緩和や名神京都南インターチェンジと京都縦貫沓掛インターチェンジ間の時間短縮効果が期待される。うち久御山町と大山崎町間は2003年に開通。現在は長岡京市と西京区にまたがる西山トンネルなどの工事が進んでいる。

【 2011年10月25日 10時18分 】

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戦国の茶の湯振り返る 大山崎で企画展、重文も公開

2011-10-24 11:53:57 | 会 party
茶をたてる宗匠と茶道具が描かれている、重要文化財の「紙本金地著色調馬図」(大山崎町歴史資料館) 企画展「戦国の茶湯-利休と秀吉をささえた文化」が大山崎町歴史資料館(京都府大山崎町大山崎)で開かれている。茶の湯の文化を通じた千利休と豊臣秀吉のつながり、またその文化を支えた地元の歴史などを、茶に関係する絵画や道具、古文書などで振り返っている。

 10月末に開幕する国民文化祭で同町は、町内に現存し千利休が建てた国宝の茶室「待庵」にちなみ大茶会を催す。企画展はこれに合わせて開かれた。

 重要文化財と初公開の各1点を含め60点余りを展示。重文の「紙本金地著色(ちゃくしょく)調馬図」(桃山時代)では、屋敷の庭で馬を調練する武士とそれを眺める主人のほか、屋敷の中で茶をたてる宗匠と茶道具類が描かれ、茶道を意識した絵画としては相当に古いという。

 ほかに、大山崎荘の住人が地元の宝積寺に茶園を寄進したとする15世紀初めの古文書「比丘尼(びくに)宗春茶園寄進状」も展示され、千利休が茶室を建てる以前から、同町に茶園があったことがうかがえる。

 11月27日まで。午前9時半~午後5時。月曜と祝日の翌日休館。高校生以上300円。同資料館TEL075(952)6288。

【 2011年10月24日 10時17分 】

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