国民文化祭「オーケストラの祭典in長岡京」が30日、京都府長岡京市天神の府長岡京記念文化会館で開かれた。全国から集まった約120人がフランク作曲の「交響曲ニ短調」を荘厳に奏でたほか、府内の大学生約110人も見事な演奏を披露。会場を埋めた1000人の聴衆を魅了した。
祭典は2部構成。全国編成の120人は後半の「一般のステージ」に登場した。世界的なバイオリニスト森悠子さんが音楽監督として弦楽器メンバーを指導し、昨年6月から練習を重ねてきた。
「交響曲ニ短調」は鎮魂歌の要素があり、暗くもの悲しい音色の中にも一点の灯を感じさせ、聴衆を引きつけた。ドリーブ作曲の「バレエ組曲シルヴィア」も演奏した。変化に富む力強い音色で、フランクの曲と好対照をなした。
前半の「大学のステージ」には、京都市立芸術大や同志社女子大の学生が出演し、ベートーベンやシベリウスの交響曲を伸びやかに奏でた。
若手からベテランまで、プロとアマチュアの垣根を越えて織りなされた見事なハーモニーは2時間半にわたって続いた。演奏が終わると、オーケストラの世界に引き込まれた聴衆からは、長く大きな拍手が送られていた。
【 2011年10月31日 11時36分 】
祭典は2部構成。全国編成の120人は後半の「一般のステージ」に登場した。世界的なバイオリニスト森悠子さんが音楽監督として弦楽器メンバーを指導し、昨年6月から練習を重ねてきた。
「交響曲ニ短調」は鎮魂歌の要素があり、暗くもの悲しい音色の中にも一点の灯を感じさせ、聴衆を引きつけた。ドリーブ作曲の「バレエ組曲シルヴィア」も演奏した。変化に富む力強い音色で、フランクの曲と好対照をなした。
前半の「大学のステージ」には、京都市立芸術大や同志社女子大の学生が出演し、ベートーベンやシベリウスの交響曲を伸びやかに奏でた。
若手からベテランまで、プロとアマチュアの垣根を越えて織りなされた見事なハーモニーは2時間半にわたって続いた。演奏が終わると、オーケストラの世界に引き込まれた聴衆からは、長く大きな拍手が送られていた。
【 2011年10月31日 11時36分 】
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