子どもたちが科学の面白さに触れる「ふしぎ発見!理科教室」が25日、京都府向日市寺戸町の市立図書館であった。偏光眼鏡を作り、プラスチックやガラス玉をのぞいて色の性質を学んだ。
理科の楽しさを知ってもらおうと、市教育委員会が毎年開いている。京都技術士会理科支援チームが講師を務め、市内の小学生8人が参加した。
児童らは、偏光シートを白い画面のテレビにかざし、角度によって明るく見えたり、暗くなったりすることを確認。さらにシートを用いて眼鏡を作り、プラスチックや水面を観察した。
眼鏡をかけた状態で水晶玉を回して観察する実験では、見え方が変化して結晶軸の位置が分かることを体感し、「すごい」と声を上げた。向日市の男子児童(10)は「肉眼と眼鏡では全然違う風に見えるので不思議。家に帰っていろんなものを見てみたい」と話していた。
【 2018年08月26日 11時10分 】
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