立命館高ブラス「心に届ける音楽を」 関西コンクール連続出場

2016-08-28 11:33:00 | 賞 prize
 立命館高(京都府長岡京市調子1丁目)の吹奏楽部が、27日から京都市左京区のロームシアター京都で開かれる第66回関西吹奏楽コンクールに2年連続で出場する。高校の部は近畿から22校が出場、上位3校が10月に名古屋市で開催される全日本コンクールに駒を進める。26日には中小路健吾市長らが同高を訪れ、部員を激励した。

 激励には、中小路市長と上村真造市議会議長が訪問。部長の北澤安梨さん(17)=3年=らが花束を受け取ると、コンクールで演奏する課題曲「ある永久の記憶『虹の国と氷の国』より」と自由曲「道化師の朝の歌」を情感豊かに披露した。

 立命館高は、5日にロームシアター京都で開かれた府コンクールで上位に入り、洛南高、京都両洋高とともに関西コンクール出場を決めた。

 大会は27日に中学の部、28日に高校の部が行われる。出場校は、課題曲と自由曲の2曲を計12分以内で演奏する。同高は午後0時35分から登場するため、6日以降は連日、午前7時に登校して練習に励み、本番の演奏時間に体調がピークになるよう調整している。

 関西は大阪に実力校が多く、何とか割って入って全国切符をつかみたいところ。北澤さんは「モットーの『心から心に届ける音楽」を実践したい。大阪の学校の壁は厚いが、いい結果につなげたい」と意気込んでいる。

【 2016年08月27日 12時22分 】

市民会館、建て替え視野に複合化 京都・向日市が検討へ

2016-08-28 11:31:24 | 賞 prize
!! 京都府向日市は25日までに、耐震性不足のため休館している市民会館(同市寺戸町)について、建て替えを視野に別の施設との複合化を検討する方針を固めた。老朽化が進んでいる公共施設は多く、財政負担の軽減が狙い。少子化を見据え、小中学校や保育所についても統合や複合化を進めていく構えだ。

 市民会館は1972年建設。今年3月末にホールがある2階部分で耐震性の低いことが判明し、4月から休館している。利用再開を求める市民は多く、市は建て替えも視野に複合化を検討していくことにした。

 このほか、小中学校については施設の長寿命化を進める一方で、大規模修繕や更新時期には統合や複合化を検討する。市立保育所についても更新時には複合化や民営化を検討する考えだ。

 市は施設更新にかかる今後30年間の経費について、長寿命化対策を行った場合は対策がなかった場合に比べ、250億円程度削減できると試算した。このため、大半の施設についてはまず、適切な維持管理と長寿命化対策を行うことを前提にしている。

 こうした市の方針については公共施設等総合管理計画検討委員会で議論し、本年度中に策定する同計画に盛り込む予定。

 公共施設の在り方を巡っては、老朽化が進む第2保育所(同市物集女町)の建て替えを求める請願が市議会で採択されるなど大きな注目を集めており、今後議論になりそうだ。

【 2016年08月26日 09時54分 】

犬の熱中症にご用心! 京都・乙訓、保冷機能付きグッズで対策も

2016-08-28 11:29:37 | 護 help
 猛暑による熱中症で体調を崩すペットの犬が京都府の乙訓地域で増えている。中には症状が悪化して死ぬケースもあり、獣医師が飼い主に注意を呼び掛けている。

 大山崎町の「みなせ動物病院」によると、今夏は熱中症疑いの犬が例年に比べ多く、下痢など消化器の不調が目立つ。鈴木つぼ美院長は「梅雨明けの7月末以降どっと増えた。多い日は一日3~4匹ある」と言う。

 特に注意が必要なのは鼻が短いパグのような短頭種や脚が短く地熱にさらされやすい犬種、高齢犬。鈴木院長は「犬は人間のように汗をかいて体温調節できず、想像以上に暑さに弱い。室内犬の場合、冷房の温度も低めに設定を」と助言する。

 愛犬家たちの中には保冷機能付きペットグッズ活用などで猛暑対策に努める人もいる。「クールバンダナ」を首に巻いたペキニーズ犬と散歩中の戸倉繁美さん(78)=同町円明寺=は「犬は大切な家族で人間と同じ。言葉を話せない分、飼い主がきちんと体調を気に掛けてあげたい」と話した。

【 2016年08月25日 08時53分 】

耐震性不足、公共施設閉鎖相次ぐ 京都、「説明ない」批判

2016-08-28 11:27:13 | 政 governing
 高度経済成長期に建てられた公共施設の老朽化が全国的な問題となる中、京都府の乙訓地域でも耐震性を理由とした施設閉鎖が相次いでいる。自治体は「利用者の命を守るための判断」とするが、事前のPRが十分でないため利用者からは戸惑う声も聞かれる。

 施設閉鎖が相次ぐ背景には、国が本年度中に公共施設などのあり方を検討する管理計画策定を各自治体に求めていることがある。高度成長期の多くの施設が更新時期を迎えているが、建て替えや改修には多額の費用がかかり、計画策定を機に閉鎖に踏み切る自治体が増えている。

 こうした中、利用者に十分な説明を果たさないまま公共施設を閉鎖する事例が各地で問題化している。

 大山崎町では5月に町立中央公民館の一部が耐震性を理由に閉鎖された。「経緯の説明はなく、あまりに急」「丁寧にアナウンスできなかったのか」。町役場で今月上旬、山本圭一町長に説明を求める署名を提出した若い母親らが訴えた。町の子育て支援センター「ゆめほっぺ」は同公民館を活動の場としていたが、閉鎖に伴い、プールや砂場がない町保健センターに移った。

 町関係者によると、公民館の耐震診断結果は昨年3月に出ていたが、町は結果を公表せず、5月に耐震診断結果と閉鎖を伝えた。利用者の不信を招いたことに、山本町長は「町民への情報の伝え方は問題だったかもしれない」と話した。

 向日市では市民会館・中央公民館(同市寺戸町)が4月1日から閉館した。耐震診断で危険との結果が出た2月以降、市は各登録団体に文書で閉館を通知した。現在は別の公民館などで活動している松田加津江さん(70)は「急に閉館方針を伝えられ、驚いた。耐震診断をしていたことも知らなかった」とし「せめて閉館後の方針を決めてから通知してくれれば」と困惑する。

 長岡京市内には現在、本年度中に閉鎖される公共施設はないが、市は今後、施設ごとの方針を定める計画を策定予定。市は「利用者への通知は万全にしたい」とする。

 公共施設は地域の活気を生み出す拠点となる。閉鎖にあたっては利用者の理解を得られるよう検討段階から過程を積極的に公開し、今後の方針も早期に示す必要がある。

【 2016年08月24日 11時01分 】

週1回の移動店舗、暮らしと心の支えに 京都・大山崎

2016-08-28 11:24:46 | 商 trading
 京都府大山崎町の「居宅介護支援事業所さわだ」前でこのほど、京都生協の移動店舗の営業が始まった。地域にあった唯一のスーパーが昨年夏に閉店し、生鮮食品の買い物に困る人が出ていたため地元の鏡田東部町内会が生協に依頼して実施。高齢者を中心に多くの住民が訪れ、交流の場としても人気を集めている。

■地域のスーパー閉店で「助かる」

 移動店舗は7月27日から毎週1回開設。生鮮食品や総菜、日用品など約750品目がトラックの車内で購入できる。これまで4回あり、徐々に利用者は増えている。スペースを提供するさわだの澤田恵子所長夫婦が移動店舗近くにベンチを作ったりパラソルを置いたりして買い物客が過ごしやすい場づくりも進める。

 今月10日は住民約30人が訪れ、車内で食品などを品定めした。ベンチに座りながら近況などを楽しそうに語り合う姿も見られた。奥田和子さん(64)=同町大山崎=は「近くにスーパーがなくなって隣町まで買い物に行っていたので助かる。新しく知り合いもできる」と笑顔を見せた。澤田さんは「家にいる時間が長く寂しさを感じるお年寄りは多い。買い物ついでにここでおしゃべりを楽しんでもらえたら」と話した。

 移動店舗は毎週水曜の午後2時から約30分開き、販売を行う。

【 2016年08月23日 11時29分 】

外出先で地震、さあ何を使う? 京都・長岡京でリーダー養成講座

2016-08-28 11:22:33 | 災 disaster
 大規模災害時に地域で活躍するリーダーの養成講座が21日、京都府の長岡京市役所(同市開田1丁目)で開かれた。自治会役員ら約40人がグループワークを通して、災害に強い地域について考えた。

■災害に強い地域へグループで考える

 市社会福祉協議会と市災害ボランティアセンターが初めて企画。大阪市を拠点に安心安全の地域づくりを支援している「コミュニティ・エンパワメント・オフィス FEEL Do」代表の桒(くわ)原英文さんが講師を務めた。

 参加者は6グループに分かれ、外出中に地震が発生したとの想定で、携行品の中で役立ちそうな物を考えた。携帯電話や笛のほか、防水性に優れて包装に使えるシャワーキャップや、メモ用紙となるレシートなどを挙げていた。スーパーの袋を骨折時の三角巾に代用する人もいた。

 桒原さんは「意識を失った時のために自分について知らせることができるものや、周りの状況を記録できるものが必要」と話した。

 桒原さんと市危機管理監の嶋谷重治さん、市社協総合生活支援センター長の西野美穂さんによるトークセッションもあり、参加者が市や社協の取り組みを学んだ。

【 2016年08月22日 11時22分 】

災害ボランティアセンター運営訓練 京都・向日市社協が10月

2016-08-28 11:19:32 | 護 help
 京都府の向日市社会福祉協議会は、災害ボランティアセンターの設置運営に関する本格的な訓練を10月1日に実施する。大地震が発生したとの想定でセンターがボランティアの受け入れやマッチングのほか、実際に地域に出向いて自治会役員らと独居高齢者の安否確認や必要物資の把握を行う。こうした訓練は府内でも珍しく、市社協は「より実践的な内容にしたい」としている。

■熊本地震教訓に地域住民巻き込む

 災害ボランティアセンターは全国各地で設置が進んでいるが、熊本地震の被災地では地域との連携が不十分だったために、救助が遅れたり混乱を招いたりするケースがあった。地域住民を巻き込んだ訓練を重視した市社協が、西ノ岡中(同市物集女町)で行われる市防災訓練の一企画として実施することにした。

 訓練は大地震発生の2日後という設定。自治会役員らが各地域でセンターから派遣されたボランティアとともに、要配慮者の安否や支援ニーズを確認し、被災状況を調査する。

 センター本部では、ボランティアの受け入れや車での送り出し、災害支援依頼の調整、現地からの情報を地図に落とし込む作業などを行う。

 訓練には府社協や周辺自治体の社協、府災害ボランティアセンターの関係者も参加する予定。7月28日には災害ボランティアセンターをテーマにした研修会を開いた。市社協は訓練に参加する自治会を今月25日まで募っている。問い合わせは地域福祉課TEL(932)1961。

【 2016年08月22日 08時58分 】

京都・乙訓の企業が「ミナソラ」応援 府補助金カット予想で

2016-08-28 11:16:52 | 護 help
 京都府向日市の福島支援グループ「ミンナソラノシタ(ミナソラ)」の活動を応援する動きが、乙訓地域の企業の間に広がっている。ミナソラが主な活動資金としてきた府補助金は本年度、打ち切られる可能性が高い。子育て中の母親らが「福島の役に立ちたい」という純粋な思いで立ち上げたミナソラを、今度は地元を中心とした企業が支えていく。

■福島支援、メンバーの熱意に広がる絆

 ミナソラは2013年にまこと幼稚園(同市鶏冠井町)の保護者を中心に結成された。福島では放射能汚染を懸念して子どもの外遊びを制限するケースもあり、ミナソラはオリジナルグッズの販売収益や寄付金を活用して砂場を提供したり、福島の親子と交流したりしてきた。

 「メンバーの熱意を感じたし、心に響いた」と話すのは、乙訓にも店舗展開する医療品販売会社のキリン堂(本社・大阪市)総務部顧問島田幾雄さん(62)。

 昨年11月、大阪NPOセンターが主催した「ソーシャルビジネスプランコンペ」でミナソラの活動を知った。島田さん自身も福島でボランティア経験があり、「会社を巻き込んででも支援しなければ」と使命感を抱いた。

 今後はミナソラが必要とする資材購入費を援助するほか、取引先にオリジナルグッズの購入を勧めるなど地道な活動も行っていく。

 グッズ販売を支援するサポーターショップも増えている。マルヤス、Books&Cafe wonderland、museum、京料理松長、リンデンに続き、今夏加わったのが自動車ディーラーのホンダカーズ乙訓。店内の一角にグッズ販売スペースを設けたほか、顧客約3千人にミナソラの情報入りのチラシを郵送するなど「宣伝部長」も務める。

 社長の川村啓介さん(55)は「何か社会貢献しなければいけないと考えていたところに(ミナソラから)話をもらった。これも何かの縁。人のつながりがなければ商売は成り立たない」と話す。

 ホンダカーズ乙訓など複数の企業とミナソラを引き合わせたのが京都信用金庫滝ノ町支店長の小倉光雄さん(49)だ。昨年10月に同信金が主催した商談会でミナソラと企業の商談が不成立に終わったことを気に掛け、以来企業との「橋渡し」を担っている。

 「社是にも『地域との絆づくりを大事にする』とあるので…」と支援の理由を説明する一方で、「子育てや仕事で忙しい母親たちが自分たちの利益を考えずに頑張っている。ミナソラを応援すると気持ちいいんです」とほほ笑む。

 このほか、ハウスメーカー「リヴ」もミナソラの支援を検討している。

 ミナソラ代表の林リエさん(38)は「支援いただいている皆さんには本当に感謝している。福島の親子との絆を絶やさないため、細く長く活動を続けていきたい」と話している。

【 2016年08月21日 20時00分 】

自治会と寺院コラボ「地蔵盆」 京都・向日、親子で数珠回し体験

2016-08-28 11:14:17 | 式 celemony
 大牧自治会(京都府向日市)と地元の寺院がコラボした地蔵盆が20日、同市寺戸町内で初めて開かれた。地域の親子ら約60人が座禅や数珠回しなどを体験して、伝統行事への理解を深めた。

 地蔵盆は住民でつくる実行委員会が毎年開いてきたが、高齢化などで一時は存続が危ぶまれた。何とか地蔵盆を続けて地域の絆をつなぎたいとの思いから、今年は自治会が主催した。日本の伝統をより本格的に感じてもらおうと、地元の「慶昌院」に協力を呼び掛けた。

 この日は寺戸町内のロータリーに集合し、洛西地域を拠点に活動する楽団「洛西竹太筒(たけだいこ)」による演奏やビンゴゲームを楽しんだ。

 その後、慶昌院に移動し、山路純正住職(68)らの指導の下、座禅に挑んだ。両足を組み、背筋を伸ばして数分間じっと目をつむった。続いて、地蔵盆や寺の歴史について説明を受け、「数珠繰り」を体験した。約40人の子どもたちが輪になり、回ってきた大玉に順に願い事をした。

 夜はロータリーで盆踊りを開き、にぎやかな会場で参加者らが夏の終わりを感じていた。

【 2016年08月21日 10時10分 】

水彩画、丁寧なタッチ 京都・向日 西ノ岡クラブが作品展

2016-08-28 11:11:15 | 創 creation
 水彩画の愛好家でつくる「西ノ岡水彩画クラブ」の作品展が19日、向日市寺戸町のキッチンTAROで始まった。透明感のある作品が訪れる人を引きつけている。

 同クラブは、向日市や長岡京市を中心に40~70代の18人で活動している。作品展は毎年この時期に開催しており、今年で21回目。毎月1回の屋外スケッチや今年5月の1泊旅行で手がけた作品計32点が出品されている。

 淡い緑の葉が生い茂る蓮池や、ランドセル姿のかわいらしい孫娘、福井県高浜町の穏やかで美しい海や棚田など、どれも丁寧なタッチで繊細に描かれている。会長の牧野實さん(73)=向日市寺戸町=は「同じ風景を描いていてもそれぞれ違った作品になっている。それぞれの個性を見てほしい」と話している。

 21日まで。無料。

【 2016年08月20日 10時27分 】

独居高齢者の見守り、緊急対応16件に 京都・向日市社協

2016-08-21 09:26:32 | 護 help
 向日市社会福祉協議会は、京滋ヤクルト販売(京都市南区)と協定を結んで2014年から実施している独居高齢者の見守り活動で、体調不良などによる緊急対応件数が16件に上ったことを明らかにした。今年5月には配達員との連携プレーで85歳の女性の命を救った。見守られる側の高齢者が見守り活動を始める事例も出ており、市社協は地域で支え合う「ご近所福祉」のモデルケースとして期待している。

 「2日前から訪問しているが、留守が続いている」。5月中旬、市社協職員の伊勢田広樹さん(33)は配達員の女性から連絡を受けた。

 伊勢田さんはすぐに女性(85)宅に電話したが応答なし。福祉関係者や家族に聞いても所在が分からなかったため、警察と消防に緊急通報して女性宅に入ったところ、衰弱状態で倒れている女性を発見した。伊勢田さんは「最初の一報がなければ女性は亡くなっていたかもしれない」と話す。

 見守り活動の対象は介護保険法などに基づくサービスを利用していない75歳以上の市民。商品提供は週1回手渡しが原則で、対象者が不在の時は出直すという徹底ぶりだ。

 今月1日現在で124人が登録しており、このうち男性21人、女性103人。緊急対応にはたまたま外出していたり、入院したりしていたケースも含まれるが、70代女性で体調不良や入院による緊急対応をした事例はなかった。市社協は「介護保険を利用していないということはある程度元気ということ。70代の女性を中心に『見守る側』にもなってほしい」としている。

【 2016年08月19日 12時02分 】

がん検診受けてね 「お玉ちゃん」一肌ぬぐ 京都・動画出演

2016-08-21 09:21:33 | 護 help
 がん検診の受診率アップは私に任せて-。京都府長岡京市はこのほど、長岡京ガラシャ祭のキャラクター「お玉ちゃん」が胃がんと乳がん検診を体験する動画を作った。お玉ちゃんがバリウムを飲んだり着物を脱いだりする普段は見られない姿が、静かな人気を呼んでいる。

 がん検診に関心を持ってもらおうと、市健康医療推進室が乙訓医師会や京都予防医学センターなどの協力を得て作った。

 胃がん検診の動画(5分22秒)では、お玉ちゃんが問診を受けたり、検診車の中でバリウムを飲んで検診台に乗ったりしている。乳がん検診(5分50秒)では、乳房モデルを使って自己触診方法を確認し、着物を脱いで触診やマンモグラフィー検査を受けていた。検診の留意点も紹介している。動画は市のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることができる。

 昨年度の受診率は胃がんが5・0%、乳がんが19・6%。市は2020年度までにそれぞれ50%に引き上げる目標を掲げている。受診期間は9月30日から11月30日まで。問い合わせは同室TEL(955)9704。

【 2016年08月17日 11時16分 】

「臨時給付金」1割が未申請 京都・乙訓、個別通知で差

2016-08-21 09:17:41 | 賞 prize
 国が低所得の高齢者に1人3万円を配る「臨時福祉給付金」で、京都府向日市と長岡京市の申請期限が迫っている。対象世帯の1割近くが申請しておらず、両市は広報誌などで申請を呼び掛けている。一方、長岡京市は未申請者に個別に再通知しているが、向日市と大山崎町は個人情報などを理由に行っておらず、対応が分かれている。

 同給付金は「アベノミクス」の恩恵が及びにくい低所得の高齢者を支援する目的で、今回限りとして実施されている。申請率は長岡京市が93・9%(9日現在)、向日市92・0%、大山崎町91・5%(ともに7月末現在)。

 いずれの市町も4月に給付対象者とみられる住民に郵送で通知したが、未申請者への対応は分かれている。向日市と大山崎町は広報誌やホームページなどで申請を求めているが、個別の通知は実施していない。

 向日市の担当者は対象が市民税の非課税者であることに触れ、「個人情報であるため、税の担当部署から情報を得ていない。根拠となる国の指針や法律もない」と説明。大山崎町も個人情報保護を理由に挙げた上で、「同じ通知を複数回送る効果がどれだけあるのか」と疑問視する。

 一方、長岡京市は5月と7月に未申請者に絞って郵送で申請を呼び掛けた。担当者は「資格があるのにもらえない人が出るのは良くない。(非課税の情報は)一定のルールの中で運用している」と話している。

 申請期限は向日市が9月2日、長岡京市は8月29日まで。大山崎町はすでに受け付けを終えている。

【 2016年08月16日 11時25分 】

ニュースポーツに若手集まれ 京都・長岡京市老人ク連が教室

2016-08-21 09:14:58 | 会 party
 長岡京市老人クラブ連合会(市老連、太田雅通会長)が、若手の会員を募るためにニュースポーツ教室を開いている。ゲートボールやペタンクなど従来ある競技だけでは会員が定着しないため、市の協力を得て5競技を実施。会員同士の交流深化も期待している。

 7月に、京都発祥で直径30センチの輪をコーンポストに投げ入れる「スカイクロス」の教室を開催して取り組みを開始。今月5日には、ピンに輪を投げ入れて得点を競う「クロリティー」も行った。今後、来月上旬までに、ペタンクの室内版といった「ペタビンゴ」や、ゴム製の輪を2メートル先のピンに入れる「公式輪投げ」、2本のつえを使って姿勢を正しながら歩く「ポールウオーキング」も開く。

 府老人クラブ連合会(府老連)が組織活性化のために公式輪投げを始めたのを機に、市老連でも取り組みを模索。1競技だけでは集まる人数が少ないと考え、他の4競技も取り入れた。

 5競技のうちクロリティーは市老連にクラブがあり、府老連などが主催する大会に会員が出場している。今回は市教委職員を招き、会員が競技を楽しみながら審判の研修も兼ねて実施した。現在、市老連には、地域ごとに会員が集まる単位クラブが48ある。今回の教室を通じ、各単位クラブで取り組みたい競技を見つけてもらうことが狙いだ。

 市老連組織活性部長の長曽健さん(75)=長岡京市今里=は「中学校区ごとの代表者が集まって意見交換し、始めた取り組み。競技をする単位クラブが増えれば市老連内に同好会を作ってもいい」と期待する。

【 2016年08月15日 10時36分 】

全長85センチの陶棺…府内発掘調査、成果一堂に 京都・向日

2016-08-21 09:12:50 | 歴 history
 2014~15年度に京都府内で実施された発掘調査の成果を紹介する「第30回小さな展覧会」が13日、向日市寺戸町の市文化資料館で始まった。府北部や山城地域などで出土した遺物や現場の写真など約280点が展示されている。

 埋蔵文化財への理解を深めてもらおうと、府埋蔵文化財調査研究センターが主催した。子どもたちも訪れやすいよう、夏休みの時期に合わせた。

 弥生時代から室町時代にかけての集落跡である舞鶴市の大川遺跡では、数多く見つかった井戸の一つで13世紀頃の丸木舟の一部が井戸枠に使われており、実物が展示されている。

 古墳時代後期から奈良時代前半の横穴70基が見つかった京田辺市の松井横穴群から出土した全長85・9センチの陶棺(とうかん)も紹介。小型の陶棺は全国的にも珍しく、ふたがついていることから、何度も骨を納めていたとみられ、来場者の注目を集めている。

 今年3月に国の史跡に指定された乙訓古墳群も取り上げ、向日市の五塚原古墳や、長岡京市の恵解山(いげのやま)古墳、大山崎町の鳥居前古墳など五つの古墳を写真パネルで紹介している。

 また、今年3月に88歳で亡くなった同センターの前理事長、上田正昭氏の遺品を集めた追悼コーナーを設けた。細かな観察をもとに海藻や植物の細胞の仕組みをイラストと文章で記した中学2年生時のノート「博物帳」や、京都大や立命館大で考古学の講義をするために作成したノート、亡くなる直前に書かれた原稿などが展示されている。

 28日まで。月曜休館。入場無料。

【 2016年08月14日 12時14分 】