高齢者介護のヒント満載 京都・長岡京のNPOが冊子に

2015-01-29 12:31:22 | 護 help
 地域の拠点として11年間活動し、昨年10月末に閉所した高齢者通所介護事業所「いずみの家」(京都府長岡京市天神2丁目)を運営していた、NPO法人「ほっとスペースゆう」(同市城の里)が、これまでの歩みを冊子「『いずみの家』の先輩たち」にまとめた。高齢者介護に携わる人のヒントになるよう、培ったノウハウや施設利用者の人生がつづられている。

 同施設ではマンツーマンに近いサービスを実現し、病状や体調に応じた料理を提供するなど通常のデイサービスよりきめの細かい介護を行ってきた。

 施設で見てきたことや学んできたことを介護に関わる人に役立ててもらおうと、働いていたスタッフらが協力して発行した。

 冊子には介護の基礎知識のほか、「小規模できめ細かいサービスの提供」「利用者の希望を当日に聞いて予定を作る」といった、いずみの家が先駆けて実践してきた取り組みを報告している。

 「人生の先輩たち」と題した章では、海外勤務が長い利用者が英語レッスンの講師になり活躍したことや、高齢になっても男女共同で生活することで、利用者同士が身だしなみやエチケットを気にするようになったことなど、介護現場の人間味あふれる様子を紹介している。

 工藤充子理事長は「利用者から学ぶことはたくさんある。介護をする人たちに役立ててほしい」と願いを込める。

 計千部発行しており、同市城の里の事務局で購入できる。500円。問い合わせはNPO法人ほっとスペースゆう事務局TEL075(954)3546。

【 2015年01月27日 09時44分 】

「京都の西」観光に来て 乙訓・洛西・丹波の特産、スポットPR

2015-01-29 12:28:01 | 会 party
 乙訓地域など府西部エリアを「京都・西の観光」としてPRする初のイベントが24日、イオンモール京都桂川(向日市、京都市南区)で始まった。観光パンフレットや地元特産品などを配ったほか、ご当地キャラクターによる子どもじゃんけん大会もあり、親子連れらでにぎわった。

 「西の観光」は乙訓地域のほか、京都市西部の洛西エリアと丹波エリアを対象にしている。京都第二外環状道路開通と阪急西山天王山駅開業によるアクセス向上を生かそうと、府や関係市町などが昨年10月、「京都・西の観光推進協議会」を発足させ、イベントを計画していた。

 初イベントは「観光魅力PR展」と題し、各市町やバス会社などが12のブースを設けた。アンケートの回答者に特産のシメジや観光スポットをあしらった絵はがき、バッジなどをプレゼントしたほか、それぞれの観光スポットをPRしていた。

 じゃんけん大会では、「からっキー」や「お玉ちゃん」などゆるキャラ7体が集合。「グー」「チョキ」「パー」の絵が描かれた札を持ち、子どもたちと勝負した。東映太秦映画村の俳優による南京玉すだれの大道芸も披露された。

 イベントは25日も午前11時~午後6時に開かれる。

【 2015年01月25日 10時45分 】

竹馬のスピードと技競う 京都・向日で「たけうま全国大会」

2015-01-26 11:18:17 | 会 party
 京都府向日市向日町の向陽小で25日、「たけうま全国大会」が開かれた。市内外の子どもから大人まで200人が参加し、巧みに竹馬を操ってスピードや技を競った。

 市特産の竹をPRするため、市商工会青年部が毎年催し、13回目を迎えた。

 大会では「30メートル走」と「サスケ(障害物走)」の2種目を実施。大人(中学生以上)と子どもの部に分けて行い、30メートル走には年齢を問わないオープンの部もあった。

 30メートル走は2~5人ずつ出走し、参加者は途中で足をついても、あきらめずにゴールを目指した。圧倒的な速さで駆ける参加者もいて、会場では驚きの声が上がった。保護者の補助を受けて懸命に竹馬を前に進める幼児には温かい声援と拍手が送られた。

 サスケでは、タイヤや砂場などの障害が設けられ、参加者は慎重に竹馬を操作していた。大会前には「親子竹馬教室」もあり、家族連れが竹馬を手作りした。

【 2015年01月26日 09時21分 】

使用済みカートリッジ、世界の子の助けに 京都の高校が活動

2015-01-26 11:16:25 | 護 help
 書き損じはがきや使用済みインクカートリッジを集めて、世界の子どもたちに役立ててもらうキャンペーンが、京都府長岡京市下海印寺の西乙訓高で26日まで行われている。集まったはがきやカートリッジはNPO法人を通じて現金化され、カンボジアの地雷撤去やウガンダの元少年兵の職業訓練などに充てられる。

 生徒会のメンバーたちが、自分たちでできるボランティアを模索するなかで実現した。

 ポスター掲示や校内放送で全校に協力を呼びかけており、回収ボックスは校内の各教室と昇降口に設置されている。はがき3枚またはカートリッジ5個で、地雷エリア1平方メートル分の安全が確保できるという。

 生徒会会長の2年深町奈月子さん(17)は「自分たちの代からは受け身ではなく、自主的にボランティアに参加したいと話し合っていた。実現できてよかった」と話した。

【 2015年01月24日 09時18分 】

イオンモール京都桂川、4割電車で来店 大きな渋滞起きず

2015-01-26 11:14:45 | 商 trading
 京都府向日市と京都市南区にまたがる新市街地で昨年10月に開業した大型複合商業施設「イオンモール京都桂川」に来店した客のうち、約4割が電車を利用していたことが明らかになった。同社は「公共交通での利用者が非常に多い。駅と直結している交通環境が要因で、そのような店舗だと認識してもらっているからでは」としている。

 同社によると、電車での来店以外では車が25%程度と2番目に多く、自転車・バイクが約20%、徒歩が約10%と続いているという。

 京都市大規模小売店舗立地審議会の指摘を受け、事前の計画では車での利用者が40%と想定して対策を講じた。ホームページなどで公共交通の利用を訴えたり、パークアンドライドに取り組んだりしてきた。

 向日市によると、開業前は車で買い物に来る客による周辺での交通渋滞が心配されたが大きな渋滞はほとんど発生していない。市イオンモール対策室は「一安心している。今まで以上に公共交通を使ってもらえるよう、イオンモールや向日町署との協力を進めていきたい」としている。

 同社広報部は「エコにも貢献できるので、今後も鉄道の利用を呼び掛けたい」としている。

【 2015年01月23日 18時44分 】

技能五輪で金、銀輝く 京都・長岡京の美容師2人

2015-01-26 11:12:12 | 士 cerebrity
 京都府長岡京市の美容室に勤める男性美容師2人が、昨年11月下旬~12月初めに開かれた「第52回技能五輪全国大会」で金賞、銀賞を獲得した。大会に向け、深夜や休日にも腕を磨いてきた成果を発揮した。好成績を収めた2人は「名のある美容師になりたい」「世界で通用する技術を磨きたい」と目標を語る。

 同市天神1丁目の美容室「にしはら」の芝田優馬さん(23)=同市開田4丁目=と森海さん(21)=同市開田1丁目。芝田さんが金賞、森さんが銀賞にそれぞれ輝いた。

 大会は、青年に目標を提供し、技能の重要性をアピールするため、厚生労働省や中央職業能力開発協会などが催している。今回は愛知で開かれ、機械組み立てや電気溶接、建築大工、洋菓子製造、ウェブデザインなど41職種で行われ、美容には46人が出場した。

 通常の大会はウィッグ(かつら)の仕上げのみを数十分で競うが、技能五輪は各課題を1時間半~3時間半かけて、一からカットやブリーチ、セット、染め上げ、ブローなどを行わなければならず、集中力や体力も問われるという。

 芝田さんは技能五輪に向け1年前から練習を開始。課題は「全部難しかった」が、練習量を自信に競技をこなして日本一に。一昨年の大会では同期の美容師が優勝しており、「店の人に支えられ、努力が報われた。同期に続き、並べたことが素直にうれしい」と笑顔を見せ、「結果をスタートラインととらえ、有名な美容師になりたい」と意気込む。

 また、2位となった森さんは昨年4月に入店したばかりだが、「そんなに緊張せず」に競技を実施。大会優勝者は今年、ブラジルでの国際大会に出場できるチャンスがあるが、芝田さんが年齢制限で出られないため、森さんが参加する可能性があるといい、「目標は世界。どの技術でも勝てるようになりたい」と語る。

 2人が勤務する美容室を経営する美容家の西原弘幸さん(67)は「大会は年々レベルが上がっており、上位にいくには長いスパンで取り組む必要がある。2人とも深夜まで練習し、まじめによくやってくれた」と話している。

【 2015年01月23日 11時23分 】

デジタル紙芝居で環境学習 京都・長岡京市と大阪成蹊大開発

2015-01-22 09:10:05 | 習 learn
 京都府長岡京市と大阪成蹊大芸術学部(大阪市)が、幼児や児童向けの環境学習教材を官学連携で制作した。若者の視点を生かし、学生がデジタル紙芝居を制作し、環境保全キャンペーンの企画を考案。昨年12月には乙訓環境衛生組合(大山崎町下植野)でプレゼンテーションがあり、学生が創意工夫した紙芝居とキャンペーンの内容を紹介した。

 長岡京市は、次代を担う子どもたちへの環境教育に力を入れている。昨年から市教育委員会、長岡中央商店街振興組合とともに、小学生の「環境への想い」がこもった絵画を募集。優秀作品をごみ収集車の車体にあしらっている。

 今回は2012年まで同市調子にキャンパスがあった縁で、同大学とプロジェクトを実施。官学連携による次世代教育モデルの創出や全国で使用できる教材・キャンペーンの開発を目的に、同大学の2年生21人が5班に分かれ、昨年9月からデジタル紙芝居の制作とキャンペーンの企画立案に取り組んできた。

 プレゼンテーションには市内の小学校や保育所の関係者、環境団体のメンバーら約60人が参加。同大学の武蔵野賽学長も出席した。

 学生たちは、物を大切にする▽分別の目的を知る▽郷土愛を持ってもらいながらごみや資源に興味をもってもらう-などのコンセプトを紹介した後、古紙がトイレットペーパーとして再利用されたり、ごみのポイ捨て禁止を呼び掛けたりする紙芝居を上映した。

 また、かわいいデザインのごみ袋を使用することでごみステーションをアートに変貌させ、親子参加型のクイズラリーで環境問題を考えるなどの企画も説明した。

 今後は、学生が制作したデジタル紙芝居を市内の保育所や幼稚園で使うほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開して環境教育の教材として活用してもらう予定。キャンペーン企画も市の環境に関する施策や教育に生かしていく。

 市環境業務課は「当初の想像以上に良いデジタル紙芝居を作ってもらえた。環境学習の教材のスタンダードになれば」としている。

【 2015年01月21日 09時26分 】

震度6弱想定し、従業員が救護訓練 京都・ダイハツ京都工場

2015-01-22 09:08:19 | 災 disaster
 発生から20年を迎えた阪神大震災を教訓とする防災訓練が19日、京都府内で唯一犠牲者が出た大山崎町下植野のダイハツ工業京都工場であった。従業員など約900人は、震度6弱の地震が発生したという想定で、班に分かれて被害状況を確認したり、救護訓練に取り組んだりした。

 記憶を風化させないよう、同工場が震災翌年から毎年実施している。

 訓練は、地震発生当時に近い状況を作るため、工場内の電灯を消して行われた。参加者は、非常ベルが鳴ると、素早く正門前に集合。点呼を取って各エリアのインフラの被害状況や負傷者の有無を掲示板に書き込んで報告した。テント内ではトリアージを行い、タグに負傷者のけがの具合を書き込んだ。

 その後、作業中に犠牲になった吉川幸治さんを悼むため、参加者は一斉に工場の方を向いて黙とうした。同工場で震災を経験した米満重秋工場長が「自分の命があって、人の命を助けられる。まずは『自助』を大切にして」と呼び掛けた。

【 2015年01月20日 09時29分 】

着物・帯、独自の美 紬織の人間国宝、志村ふくみさん企画展

2015-01-19 10:27:51 | 会 party
 紬(つむぎ)織の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、昨年には京都賞(思想・芸術部門)を受賞した志村ふくみさん(90)=京都市右京区=が制作した着物や帯を集めた企画展が17日、大山崎町のアサヒビール大山崎山荘美術館で始まった。青や赤、紫など植物染料の豊かな色合いに、来館者は目を奪われている。

 志村さんは植物染料を使った染織に取り組んでおり、庶民の着物として知られていた紬を芸術作品に昇華し、60年間にわたって独自の着物美を築き上げてきた。

 昨年制作された最新作で初公開の「フローラ」のほか、源氏物語に着想を得て、波や松風をほうふつとさせる「明石」(00年)、1972年の日中国交正常化を機に輸入が進んだ紫根を早速使った「紫の壱」(74年)、藍色の濃淡が美しい「秋霞(あきがすみ)」(59年)などが並ぶ。

 3月15日まで。前期展示は2月15日まで。後期展示は17日からで、初公開の「青孔雀(くじゃく)」を含む約20点が新たに展示される。入館料900円。月曜休み。問い合わせは同館TEL(957)3123。

【 2015年01月18日 09時18分 】

「命の循環」写真絵本に 京都・大山崎の女性が自費出版

2015-01-19 10:25:27 | 民 people
 京都府大山崎町円明寺の団体職員山崎葵さん(56)が、大人向け写真絵本「一粒の雨の記憶」を自費出版した。森に降った雨粒が川や海、雲の一部に姿を変えて雨粒に戻るという「命の循環」を描いた。これまでに21の仕事を経験し、沖縄や岡山など各地を転々としながら自然との共生を追求してきた山崎さんは「自分を生かしてくれるものとのつながりを発見してもらえれば」と話している。  山崎さんは自然の恵みに感謝しながら健康な暮らしを楽しむ「ヘルシーエコライフ」という考え方を提唱し、大学の講義やインターネットのブログで発信している。自宅では生ごみを堆肥化したり、米や野菜を育てて自給自足の生活を送っている。  「私自身も雨粒。流れていないと腐るんです」と話すように、さまざまな場所に住み、多くの職業に就いてきた。岡山では民宿を経営して自家製の自然食を提供した。NPO法人を主宰したり、JAや地方自治体の職員も務めた。自宅近くに畑を持ちたいと思い、3年前に大山崎町に引っ越してきた。  写真絵本は、主人公の雨粒が「ぼくはいったい“だれ”なんだろう?」「地球ってボールみたいに丸いんだな」などと考えながら、コケや魚、水蒸気など次々と姿を変えていく。山崎さん自身が各地で撮りためた自然の風景が、雨粒の「冒険」を盛り上げる。表紙の雨粒は天王山山中で撮影したという。  山崎さんは「説教臭くない、柔らかいボールを投げたかった。競争社会で疲れた男性に特に読んでほしい」としている。  全国の書店やインターネット通販大手「アマゾン」で購入できる。1404円(税込)。問い合わせはリーブル出版TEL088(837)1250。 【 2015年01月17日 12時07分 】" border="0"> 京都府大山崎町円明寺の団体職員山崎葵さん(56)が、大人向け写真絵本「一粒の雨の記憶」を自費出版した。森に降った雨粒が川や海、雲の一部に姿を変えて雨粒に戻るという「命の循環」を描いた。これまでに21の仕事を経験し、沖縄や岡山など各地を転々としながら自然との共生を追求してきた山崎さんは「自分を生かしてくれるものとのつながりを発見してもらえれば」と話している。

 山崎さんは自然の恵みに感謝しながら健康な暮らしを楽しむ「ヘルシーエコライフ」という考え方を提唱し、大学の講義やインターネットのブログで発信している。自宅では生ごみを堆肥化したり、米や野菜を育てて自給自足の生活を送っている。

 「私自身も雨粒。流れていないと腐るんです」と話すように、さまざまな場所に住み、多くの職業に就いてきた。岡山では民宿を経営して自家製の自然食を提供した。NPO法人を主宰したり、JAや地方自治体の職員も務めた。自宅近くに畑を持ちたいと思い、3年前に大山崎町に引っ越してきた。

 写真絵本は、主人公の雨粒が「ぼくはいったい“だれ”なんだろう?」「地球ってボールみたいに丸いんだな」などと考えながら、コケや魚、水蒸気など次々と姿を変えていく。山崎さん自身が各地で撮りためた自然の風景が、雨粒の「冒険」を盛り上げる。表紙の雨粒は天王山山中で撮影したという。

 山崎さんは「説教臭くない、柔らかいボールを投げたかった。競争社会で疲れた男性に特に読んでほしい」としている。

 全国の書店やインターネット通販大手「アマゾン」で購入できる。1404円(税込)。問い合わせはリーブル出版TEL088(837)1250。

【 2015年01月17日 12時07分 】

地震対応、一斉に訓練 京都・長岡京市の幼稚園や企業

2015-01-19 10:22:52 | 災 disaster
 阪神大震災から20年となる17日を控え、地震への対応訓練が15日に京都府長岡京市内各地で実施された。冷たい雨が降りしきるなか、参加者はきびきびとした動きで地震発生時の対処方法を学んだ。

 市が企画した「いっせい地震対応(シェイクアウト)訓練」には、事前登録をしていた市内の企業や地域の団体などが参加した。

 同市調子1丁目のめぐみ幼稚園では午後0時半、園児や教諭ら400人が地震発生を知らせる館内放送を聞くと、素早く机の下に避難して姿勢を低く保った。訓練後は教諭と災害時の対応を話し合った。自宅では逃げやすいようにいつも寝ている場所の近くに履物を置いておくことや、地震の強い揺れのなかでは屋内にある家具が倒れたり、激しく動いたりして、凶器になることなどを学んだ。

 また、同市勝竜寺の洛西浄化センターでは、震度7の大地震が発生したとの想定で、職員や従業員ら240人が緊急時における役割分担や対策本部の設置、施設内の装置の安全確認を行った。地震によって焼却炉3階で発生した火災への初期消火訓練もあり、参加者は火元に向かって備え付けのホースで放水した。

 その後、乙訓消防組合が「大規模災害時は消防に通報できないことも想定される。すぐ対処できるよう、体で訓練に慣れることが大切」と講評した。

【 2015年01月16日 11時18分 】

クイズや劇で交通ルール学ぶ 京都・向日、新1年生対象に教室

2015-01-16 10:58:00 | 習 learn
 京都府向日市内の4月から小学1年生になる保育園児らを対象とした交通安全教室「ぼくとわたしの交通安全」が14日、同市寺戸町の市民会館で開催された。約200人の子どもが参加し、クイズや劇を通して交通ルールを学んだ。

 市と市交通対策協議会が主催した。毎日の登下校や友達と遊んでいる時などに事故に巻き込まれることがないよう、就学前の子どもを対象として毎年開いている。

 向日町署の交通課員や乙訓地域交通安全活動推進委員がパネルを使って信号の意味を説明したり、動物のぬいぐるみが登場する劇で安全な道路の渡り方を訴えたりした。最後に代表として第5保育所の子どもたちが舞台に上がって「僕たち私たちは、交通ルールを守る1年生になります」と元気に交通安全宣言をした。

【 2015年01月15日 11時10分 】

邪気払う弓講に歓声 京都・長岡京の走田神社

2015-01-16 10:54:26 | 習 learn

 米の豊作などを祈る京都府長岡京市奥海印寺の走田神社の新年行事「お千度参り」と「弓講」が13日、同神社の境内で行われた。参拝者は、本殿や拝殿の周りを練り歩いたり、邪を払うため氏子が放った弓を見守ったりした。


 近くの住民らが午前10時ごろから、弓講の幕張りをしたり、参拝者にふるまう「御供(ごく)」と呼ばれるにぎり飯を作るなどの準備を始めた。


 2人の巫女(みこ)が神楽を奉納した後、神楽鈴を打ち鳴らして参拝者を迎えた。参拝者はサカキを手にした「十三日講」を先頭に、ぐるぐると境内を巡り、五穀豊穣(ほうじょう)や健康を祈っていた。


 弓講が始まると、境内は静まりかえり、羽織はかま姿の氏子が放つ弓が、的に当たる度に歓声が上がっていた。


【 2015年01月14日 09時20分 】


新成人、一層の成長誓う 京都・乙訓で式典

2015-01-16 10:52:39 | 式 celemony

 乙訓2市1町で12日、成人式があり、雪のちらつくなか、スーツや華やかな振り袖姿の若者たちが式に参加し、新たな飛躍を誓った。乙訓の新成人は約1400人。

 京都府向日市寺戸町の市民会館には348人が、来場した。成人を祝う開会宣言の後、新成人代表の吉岡将貴さんと室絢葉さんが「一人前の大人として社会に深く関わる中で、自分のこと以上に他人のことを考えて行動したい」と誓いの言葉を述べた。

 佛教大学のよさこいサークル「紫踊屋」が掛け声とともに、切れ味鋭いソーラン節を披露すると、会場は拍手に包まれた。

 会場の外では、「おめでとう」「久しぶり」などと言いながら、互いの成長を喜ぶ、新成人の輪が広がっていた。専門学校生の曽根原安奈さんは「母が成人した際に着ていた振り袖を着た。明るくおおらかな母のような女性になりたい」と話した。

【 2015年01月13日 11時26分 】


大学生が投票呼び掛け 京都・長岡京市長選

2015-01-12 20:16:00 | 政 governing

投票率を向上させたい-。京都府長岡京市の大学生が選挙の投票を呼び掛ける活動を続けている。まちの理想像を市民に書いてもらったり、CMを作ったりと、若者目線で企画を立案。市長選と市議補選の投票日(11日)を伝えるポスターのモデルにもなり、選挙を身近に感じてほしいと訴えている。

 市明るい選挙推進協議会青年部会の大学生6人。市選挙管理委員会と連携し、昨年6月から活動を始めた。

 まちの理想像を聞く取り組みは「こんな素敵な長岡京市にしたい」をテーマに実施。長岡天満宮やJR長岡京駅前、市役所前などで市民にメッセージを記入してもらった。

 「子供の笑顔がいっぱいの市に」「ベビーカーのタイヤがひっかからないようになったら」「バスの本数をもっとふやしてほしい」といった思いが寄せられ、実現する方法の一つとして選挙があることを伝えた。交流サイト「フェイスブック」にも掲載している。

 長岡京の未来と選挙について考えようと呼びかけるCM制作は西山で行った。先月29日には大阪大4年の荒木智香子さん(22)=天神、同4年の津田茉莉さん(22)=下海印寺、関西学院大4年の山本理奈さん(22)=長法寺、立命館大3年の浦川耕太郎さん(21)=勝竜寺=の4人が市役所に集まり、映像を見ながら、より良い作品にするためのアイデアを出し合った。CMは本年度中の公開を目指す。

 また、西山では市長選と市議補選のポスター用写真も撮影。学生たちは市街地を望む場所に立ち、投票日「1・11」を表現するポーズをとった。「行くぞ。投票!」という言葉を添えたポスター500枚は市内の公共施設などに掲示している。

 学生たちは市長選と市議補選で投票所の立会人も務める予定。新しいリーダーを決める日を迎え、「みんなが選挙に参加するまち」にと願う。