多様な植物に目移り 京都・向日、「みどりのマルシェ」にぎわう

2017-03-29 11:59:27 | 商 trading
 多肉植物やガーデニング雑貨など植物関連の販売ブースが一堂に集う手作り市「京都みどりのマルシェ」が26日、京都府向日市寺戸町の京都トヨタ桂川洛西店であった。まちと緑の距離を近づけようと初めて企画され、多くの来場者でにぎわった。

 「近畿街おこし実行委員会」が同店で催す「桂川マルシェ」の特別版。会場には、サボテンの苗や小型のコケ盆栽、プリザーブドフラワーなど植物にちなんだ商品を販売する15のブースが並んだ。

 来場者たちは「面白い形」「いい香りがする」と話しながら、次々と苗を手に取った。各ブースの店主から「蒸し暑さに気をつけて」などと季節に応じた栽培方法について助言を受け、お気に入りの一株を見つけていた。

 長岡京市奥海印寺から友人と訪れた中塚千恵子さん(66)は「いろいろな植物が並んでいて目移りする。店主との距離が近く、気さくに話が聞けた」と笑顔を見せていた。

【 2017年03月27日 09時50分 】

景観に配慮、渓谷に新アーチ 京都・宇治、新白虹橋で渡り初め

2017-03-29 11:57:13 | 水 water
 天ケ瀬ダムの再開発に伴い、宇治川の「白虹橋(はっこうばし)」(京都府宇治市宇治―志津川)の架け替え工事が完了し、26日に渡り初め式が行われた。ダムや渓谷の景観に配慮した珍しい形状で、志津川地区の住民や関係者らが、橋の完成を祝った。

 国土交通省琵琶湖河川事務所の再開発事業の一環で、新たに設置する放水口の位置と旧橋が重なるため、下流に新橋を設置した。車両が離合できるよう幅員を約4メートルから9メートルに広げたほか、歩道を新設した。上下のコンクリート板を薄くして鋼材でつなぎ、上下流から景観を見通せる珍しい構造を採用した。全長77メートル。総事業費は約11億6千万円。

 この日は、山本正市長ら関係者がテープカットをした後、住民らが周囲に広がる風景を楽しみながら真新しい橋をゆっくりと歩いた。志津川の梅原孝区長(66)は「地域住民にとって生活する上で大切な橋。大事にしていきたい」と話した。

【 2017年03月27日 09時40分 】

球技の技と魅力、プロから教わる 京都・向日でフェスタ

2017-03-29 11:51:23 | 民 people
 球技を通じて体の動かし方を学ぶ「SOMPOボールゲームフェスタin向日」が25日、京都府向日市森本町の市民体育館で初めて開かれた。参加者たちは、さまざまな競技を体験して、楽しく汗を流した。

 同体育館が昨年4月にリニューアルしたことを記念し、団体球技のリーグで構成される日本トップリーグ連携機構と市が主催した。同フェスタは国内各地で実施されており、今回で36回目。本年度の最終回となった。

 午前中は44組の親子が、ボール遊びを楽しむ教室「ボールであそぼう!」が開かれた。午後からは、ソフトボールやラグビー、バスケットボール、バレーボールをプロ選手から教わる「キッズチャレンジ」が始まった。約90人の小学生が参加し、選手たちからアドバイスを受けながらドリブルやパス、レシーブなどをゲーム方式で練習した。

 ラグビーに参加していた河村颯太君(12)=同市寺戸町=は「タックルが決まったときは達成感があって楽しかったです」と話した。

【 2017年03月26日 11時38分 】

ニカラグアで障害児リハビリ支援へ 京都・向日の療法士派遣

2017-03-29 11:45:32 | 護 help
 京都府向日市寺戸町の作業療法士の男性が3月末、国際協力機構(JICA)から青年海外協力隊員として中米ニカラグアへ2年間、派遣される。障害児のリハビリを支援し、現地の施設職員へ技術指導する。「自分の経験を、できるかぎり伝えたい」。出発を前に意気込みを語った。

 鈴木恵祐さん(28)。首都マナグアにある障害者施設で活動し、入所する子どもらをケアする。同国には作業療法士の養成機関がなく、リハビリを通じて自立生活を目指す作業療法士の技術や考え方を現地職員に伝える他、各地を巡って保護者にノウハウを教えたり、補助器具を作ったりする、という。

 寺戸中時代から作業療法士を志し、大阪府内の専門学校で、青年海外協力隊員としてシリアで活動した教員と出会った。「世界の問題に対して、自分のできることを考え、行動する姿勢に憧れた。目標になった」

 夢の実現に向けて経験を積もうと、京都市内の総合病院に就職。脳血管障害でまひが残った患者や、末期がんの患者のリハビリを担当した。1年前、JICAへ応募。ニカラグアへの派遣が決まってからは、小児領域のリハビリを学ぶために専門学校時代の同級生の職場を見学するなど研さんを積んできた。

 3月中旬まで2カ月半、JICAの訓練施設でスペイン語の特訓を受けてきた。出発は28日。「現地の人から求められることに応えたい。若いときにしかできない挑戦。全く環境が違う中で視野を広げたい」と話す。

【 2017年03月24日 10時31分 】

三川合流地帯の桜、レンタル自転車で巡ろう 京都・大山崎

2017-03-29 11:43:07 | 木 plants
 京都府大山崎町は、近くにある淀川河川公園に観光交流施設「さくらであい館」(八幡市)が25日オープンするのに合わせ、同市など近隣自治体と連携してレンタサイクル事業やスタンプラリーを同日から始める。両市町に3カ所の貸し出し場所兼駐輪場を設けて桂川、木津川、宇治川の三川合流地帯を往来できるようにし、地域活性化を目指す。

 さくらであい館は、桜の名所で知られる「背割堤(せわりてい)」に国土交通省が整備。高さ28メートルの展望塔を備え、最上階からは背割堤や男山、天王山、比叡山などを一望できる。

 自転車の貸し出しはJR山崎駅前(午前8時~午後6時、約10台)、京阪八幡市駅前(午前9時~午後4時半、約35台)、淀川河川公園背割堤地区(同、約10台)で行う。利用料千円(保証金込み)で3カ所で乗り捨てできる。

 今回の事業には両市町のほか向日、長岡京、久御山、枚方、島本の7市町が連携。同館を拠点に自転車で各地を訪れ、観光や買い物を楽しんでもらうスタンプラリーを実施する。7市町の観光スポットのスタンプを三つ集めると景品がもらえる。ラリーは5月8日まで。レンタサイクル期間は約1年間で今後の利用状況を踏まえ、継続を検討する。

 大山崎町商工会は「さくらであい館を起点に自転車でたくさんの人に大山崎に来てもらいたい。三川合流地帯の新たな魅力をPRしていけたら」としている。

【 2017年03月23日 10時40分 】

人気バンドのOBも定演出演 京都・長岡第四中吹奏楽部

2017-03-25 11:16:20 | 会 party
 長岡第四中(京都府長岡京市下海印寺)の吹奏楽部は26日、第20回記念定期演奏会を、同中体育館で開く。当日は人気サルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のトロンボーン奏者で吹奏楽部OBの前田大輔さんも特別出演。節目となる演奏会をさせようと、部員36人が練習に励んでいる。

 同中吹奏楽部は1985年の開校とほぼ同時に設立。他校の定期演奏会を見学した生徒たちから「自分たちもやりたい」という声が上がり、98年から毎年この時期に定期演奏会を催すようになった。

 今回は、2年生がアンサンブルコンテストで関西大会に出場したため、例年より遅く2月中旬ごろから本格的な練習や準備を始めた。授業前の朝と放課後を中心に週末も練習を重ねている。また他校の演奏会と重なることから、部員が手分けして校区内の住宅にチラシを配布するなど宣伝にも力を入れている。

 当日は、同コンテスト演奏曲でスタートし、演歌やピンク・レディーのヒットソングのメドレーなどを披露。前田さんがソロを務める曲や七夕のように年に一度みんなが集まれるよう願いを込めて毎回演奏している定番曲も演奏する。卒業部員約30人も出演や裏方で演奏会を支える。

 部長の2年増田識子さん(14)は「お客様の心に響く演奏が届けられるように、残りの期間可能な限り練習し、これまで支えてくれた3年生を送り出したい」と話している。

 午後2時開演。無料。

【 2017年03月22日 11時45分 】

タケノコ早むき大会、飲食ブース... 京都・向日で観光フェスタ

2017-03-25 11:13:31 | イベント
 食と観光で地域を盛り上げる「むこう、むこう ゲキカラ観光フェスタ」が20日、京都府向日市鶏冠井町の史跡長岡宮跡朝堂院公園で開かれた。家族連れらが、市内の名所や地名にちなんだ料理、タケノコの早むき大会などを楽しんだ。

 会場の同公園は市内の観光スポットの一つで、市内外に広くPRしようと、京都向日市激辛商店街が初めて催した。

 飲食ブースには市内の飲食店など12店が出店。特産のタケノコを使った「竹の径サンド」、辛さが「ちょうどいい」と朝堂院の語感を掛けた「朝堂院カレーうどん」など、遊び心を取り入れた料理が並んだ。50人以上の行列ができた店や、開始1時間半で早々に売り切れた店もあった。

 また特設ステージで行われた「むこうむこうたけのこ早むき全国大会」には、市民ら約60人が参加。地元で採れた小ぶりのタケノコの皮を、30秒間でどれぐらいたくさんむけるかを競った。「これ固いわ」「すごくむきにくい」と言いながら、懸命に指を動かしていた。優勝は、95グラム分の皮をむいた同市向日町の主婦藤井友香子さん(40)だった。

 友人3人と参加し、8位に入賞した韓国からの留学生朴晟洙さん(26)=京都市下京区=は「力を入れてむいたので、指が痛くなった。辛さには慣れているので、料理はそんなに辛く感じない」と話していた。

【 2017年03月21日 11時35分 】


間近でレース観戦、ケイリン女子いいかも 京都・向日

2017-03-25 11:11:03 | 習 learn
 女性に競輪の魅力を伝える「競輪女子のはじめて教室」が19日、京都向日町競輪場(京都府向日市寺戸町)で初めて開かれた。子連れの母親や学生など約20人が参加し、レースを間近で観戦しながら競技のルールや楽しみ方を学んだ。

 競輪場の主要業務は新年度から民間委託され、京都府は早ければ3年後に廃止する方針を示している。そんななか、地元に競輪場があることをまちの魅力として発信するとともに、競技を幅広い層に身近に感じてもらおうと、同競輪場が主催した。

 参加者らは出走表の見方やレースの予想の立て方などを教わった後、普段は見ることができない検車場などを見学。競技が行われているバンク(コース)にも入り、緊張した様子でレースを見守った。レース後に同競輪場所属の窓場千加頼(ちかより)選手(25)と田頭寛之選手(28)も教室に参加し、競技の面白さや選手の日常などを参加者たちに話した。

 吉弘純子さん(34)=同市寺戸町=は「競輪観戦は初めてだったけど、分かりやすく教えてもらえた。レースもすごい迫力でした」と笑顔を見せた。

【 2017年03月20日 10時40分 】

認知症カフェの在り方考える 京都・長岡京で催し

2017-03-25 11:07:43 | 護 help
 認知症カフェについて考える催しが18日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。市民ら約60人が、実践報告や専門家の講演に聞き入り、患者への接し方や国ごとのケアの違いを学んだ。

 長岡京市から委託を受けて市内でカフェを運営する長岡記念財団のオレンジルーム(認知症対策推進室)が主催。運営を始めて4年が過ぎ、これまでの活動を振り返り、カフェと認知症患者や家族、行政との連携を深める方法を探るのが狙い。

 東京都目黒区でNPO法人の代表理事を務める竹内弘道さんは、区内10カ所で展開する「Dカフェ」を紹介した。患者への接し方にも言及。「5分前に食事したことは忘れるが、そのことをガミガミ言われた嫌な感情は残る」とし、患者が話し掛けてきたら3秒の間を置き、否定せずに返事して安心感を与えることが大切と指摘した。

 また、同推進室長の今堀幸弘さんは、2025年に認知症患者が730万人に達するとの見込みを示し、長岡京市内で増えつつあるカフェの取り組みを解説した。このほか、ジャーナリストの浅川澄一さんが「欧州と日本の認知症ケア」をテーマに講演した。

【 2017年03月19日 11時48分 】

ピアノ鍵盤に弾む喜び 京都・長岡京のサークル結成20年

2017-03-21 17:22:36 | 会 party
 京都府長岡京市のピアノサークル「エリーゼ」は22日、結成20年を記念して「大人のピアノ発表会」を同市神足2丁目のバンビオ1番館で開く。年齢を重ねながらピアノに打ち込んできたメンバーは「うまい下手にかかわらず、音楽を楽しむ姿を見てほしい」と本番に向けて練習に励んでいる。

 エリーゼは1997年11月に中央公民館で開かれたピアノの生涯学習講座の受講生らが「このまま続けたい」と翌12月に結成。ベートーベンのピアノ曲「エリーゼのために」から名付けた。

 現在は市内を中心に50~80代の女性33人が参加。講師の吉田京子さん(65)=同市一文橋=の自宅などでグループに分かれて月2回練習する。平均年齢は69歳で最高齢は85歳。初心者がほとんどで80歳を機にピアノを始めた人や20年間続ける人もいる。10年前から市内の高齢者施設を定期的に訪れ、慰問演奏もしている。

 当日は花や愛、自然など五つのテーマを設け、ピアノの名曲「乙女の祈り」やショパンのワルツをはじめ「さくらさくら」「荒城の月」といった日本の民謡や歌曲など各自が好きな曲を披露。ヨーロッパの名曲メドレーを17人が交代しながら演奏するリレー連弾やカスタネット、鍵盤ハーモニカ、トライアングルなど全員で演奏する曲もある。

 代表の川戸恵子さん(69)=同市天神2丁目=は「ピアノが弾けるようになる喜びと、それを共有できる仲間ができ本当に楽しい。当日は笑顔で楽しく演奏したい」と話す。

 発表会は午後1時半開演。入場無料。

【 2017年03月18日 12時24分 】

自然の温かみにほっこり 京都・長岡京で照明の作品展

2017-03-21 17:19:31 | 会 party
 西山の竹や木材を使って作った照明や時計を一堂に並べた「ほっこり灯り展」が16日、京都府長岡京市今里3丁目のヤスイカメラ2階ギャラリーで始まった。自然の温かみを感じさせる作品に、来場者が見入っている。

 京都市西京区の「工房がる」が、作品を多くの人に親しんでもらおうと初開催した。長岡京市西の京のデザイナー深瀬麻三子さんがデザインした約40点を展示している。

 照明は、竹の側面に丸い穴を空け、ネコやフクロウの置物をあしらったものや、木材に和紙のシェードを取り付けた作品が目を引く。時計は、フクロウを題材に木材をふんだんに使った力作がそろう。

 18日まで。午前10時~午後6時。入場無料。作品は販売している。

【 2017年03月17日 12時18分 】

「さくらであい館」完成、背割堤の桜並木一望 京都・八幡

2017-03-21 17:16:55 | 創 creation
 桜の名所として知られる「背割堤」(京都府八幡市八幡)がある淀川河川公園に観光交流施設「さくらであい館」が完成し、内覧会が16日に行われた。高さ約28メートルの展望塔を備え、桜並木を眼下に一望できる。25日にオープンする。

 展望塔は、八幡市の「八角堂」をイメージした外観。最上階のガラス張り展望室からは360度の眺望が広がり、背割堤や石清水八幡宮のある男山、天王山、比叡山まで見渡すことができる。

 管理棟は淀川の歴史情報コーナーのほか、イベントや会合に使えるスペースがあり、土日と祝日は京都文教短期大(宇治市)の学生たちが考案した府内産野菜や果物のスムージーなどを販売する。

 施設は、約7億円をかけて国土交通省が整備した。

 開館は午前9時から午後5時。展望塔は桜開花期(3月25日~4月10日)は有料で300円(小中学生100円)。25、26日に開所記念イベント「淀川三川春フェスタ」を催す。詳細は、さくらであい館ホームページ。

【 2017年03月17日 11時33分 】

建設費地元負担が課題 北陸新幹線ルート確定

2017-03-21 17:13:44 | 政 governing
 北陸新幹線の延伸で「南回りルート」とJR松井山手駅(京都府京田辺市)付近の新駅設置が決まったことを、ルートが経由する山城地域の自治体は歓迎し、懸案になっているJR在来線の複線化の弾みになる、と期待を示した。一方で、建設費の地元負担は今後の課題のままだ。

 南回りルートは当初、関西文化学術研究都市とのアクセスが期待されていた。新駅に学研都市から離れたJR松井山手駅付近が選ばれたことから、沿線の市町は学研都市を結ぶJR片町線の複線化を求めた。

 京田辺市の石井明三市長は「府南部開発や学研都市の発展、片町線の複線化につながると期待する」とし、木津川市の河井規子市長も「片町線複線化の早期着工と、学研都市への経済波及効果を期待している」とした。

 精華町の木村要町長は「学研南田辺・狛田地区の開発促進や、片町線複線化など新駅と学研都市を結ぶ交通アクセス改善につなげたい」とした。

 一方、松井山手地区に隣接する八幡市は、新駅の場所などが未定なことから、「詳細が決まっていないのでコメントできない」とした。

   ◇     ◇     ◇

 木津川右岸地域の自治体は、誘致活動の成果を評価し、波及効果に期待を示した。

 宇治市の山本正市長は「一丸となって誘致活動に取り組んできたもので、府南部の発展につながると期待している」とコメントした。一方で同市幹部は「宇治は京都駅に近く、市民が松井山手駅で新幹線に乗るケースはあまりないのでは」との見方も示した。

 城陽市の奥田敏晴市長は「市では新名神高速道路の供用開始に合わせ、多くの事業が進められている。経済効果が府南部全体に波及することで、市にも大きな効果がある」とみる。久御山町の信貴康孝町長は「鉄道がない本町で新駅へのアクセスの向上が図られれば、町の産業の発展につながる」とした。

 宇治田原町の西谷信夫町長は「木津川左岸と右岸地域の一体的な交通アクセスの向上など、府南部地域の新幹線整備効果を高める取り組みを検討してほしい」と注文した。

   ◇     ◇     ◇

 新幹線と新駅の建設費で、府や京田辺市の負担額は不透明なままだ。

 京田辺市の西川明裕企画政策部長は「地元負担を心配する声も承知しており、国と府の協議を注視する。便益に応じて市も一定の負担は出てくるだろう。(負担額を左右する)ルートや新駅の場所の詳細が決まり次第、市議会と市民に伝えたい」とした。

 山城地域の12市町村は、北陸新幹線京都府南部ルート誘致促進同盟会を結成してルート誘致を進めてきた。関係者は「新駅設置の直接の効果がある、つまり駅が実際に存在する市町村が整備費用の一定程度負担することで府と12市町村が同意している」と話す。

【 2017年03月16日 11時40分 】

歴史のまち激辛でPR 京都・向日で20日フェスタ

2017-03-21 17:11:06 | イベント
 京都向日市激辛商店街は20日、史跡長岡宮跡朝堂院公園(向日市鶏冠井町)を会場とした初のイベント「むこう、むこう ゲキカラ観光フェスタ」を催す。加盟店が考案した市内の名所や地名を冠する食事メニューを提供し、各観光スポットの知名度アップを狙う。

 観光のにぎわいづくりに協力しようと企画した。史跡案内所を設けた同公園で飲食系の催しが行われるのは初めてという。

 加盟各店では、イベントに向けて1月から新メニューの準備を開始。当日は飲食を中心に12ブースが出展する。トウモロコシをちりばめて、市民の花「ひまわり」になぞらえた「むこう焼きそば」や、タケノコを挟んだ「竹の径サンド」、辛さが「ちょうどいい」と朝堂院の音感を掛けた「朝堂院カレーうどん」など、遊び心を取り入れた数々のアイデアを味わえる。

 また、イベントに出展する飲食店の他にも、加盟各店で「大極殿」や「西国街道」、「車塚古墳」など名所の名前にちなんだメニューの提供を始める構想といい、同商店街は「メニューを楽しんで、各地へ足を運んでもらえるきっかけになれば」としている。

 午前10時~午後4時。来年のギネス世界記録挑戦を目指す「前哨戦」として、タケノコの早むき大会(午前11時受け付け開始、先着50人)も実施する。

 同商店街問い合わせ窓口の携帯電話080(8529)5054。

【 2017年03月16日 11時28分 】