ガーデニングの本が集合 国立国会図書館関西館

2018-08-24 09:34:39 | 習 learn

 ガーデニングの文化や歴史を題材にした本の企画展示「百花繚乱(りょうらん)!ガーデニングの世界」が16日、京都府精華町精華台の国立国会図書館関西館で始まった。植物の栽培や庭の文化にまつわる書籍や雑誌が集められている。

 「花」「菜」「庭」「知」「図」の5テーマで構成し、館所蔵の約100点が並ぶ。江戸時代末にまとめられた日本最古のカラー植物図鑑「本草図譜」は「オニユリ」のページを展示。「根を培養して食用となす」といった記述があり、観賞用ではなく食用植物だった歴史が分かる。明治期のガーデニング解説本「草花の栽培・家庭園芸」では「じょうろ」が「如露」とされ、園芸用語の表記からも時代を感じられる。

 中国やドイツで出版された日本庭園の写真集、庭を好んで描いた画家の画集もあり、幅広い視点からガーデニングの文化に触れられる。9月18日まで(日祝日は休館)。無料。

 関連の講演「夢の青いバラ-開発にこめられた想い」が同14日午後3時50分からある。聴講は「関西文化学術研究都市推進機構」サイトのイベント欄、けいはんな学研都市6大学連携「市民公開講座」から申し込む。問い合わせは同機構0774(95)5105。

【 2018年08月17日 15時35分 】



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