京都「長岡京ガラシャ祭」11日開催 輿入れ行列など多彩に

2018-11-04 13:30:00 | 祭 carnival

 京都府長岡京市の秋の一大イベント「長岡京ガラシャ祭」が11日に開かれる。3日からは「ガラシャウィーク」として、講演会やコンサート、展示などの多彩な催しがあり、祭りを盛り上げる。

 11日は、玉(細川ガラシャ)の輿(こし)入れを再現した約千人の行列が午後0時45分に長岡第六小(長岡2丁目)を出発し、市役所前などを通過して、同3時から勝竜寺城公園(勝竜寺)で「婚礼の儀」に臨む。玉の父・明智光秀が2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公に決まったことにちなみ、手作りの甲冑(かっちゅう)を身に付けた子どもの行列「麒麟隊」も初めて加わる。

 巡行に合わせた「楽市楽座」では、勝竜寺城、中央公民館(天神4丁目)、バンビオ広場(神足2丁目)の各会場で、模擬店やフリーマーケット、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕さんのステージ(勝竜寺城会場のみ)などが予定されている。

 ウィーク初日の3日午後1時半からは国際日本文化研究センターの呉座勇一助教の講演会「応仁の乱と西岡」が、8日午後2時からは長岡京市民オペラ合唱団コンサート「オペラ細川ガラシャ物語」が、それぞれバンビオ1番館で開かれる。3~11日は、展示「ガラシャ平和の祈り」が同館で開かれるほか、勝龍寺と柳谷観音楊谷寺(浄土谷)でウィーク限定の御朱印が用意される。

 問い合わせは、ガラシャ祭を主催する実行委員会の事務局075(959)1299。

【 2018年10月30日 10時19分 】


雅楽奉納、創建1300年祝う 京都・向日神社で奉祝大祭

2018-11-04 13:26:24 | 祭 carnival

 向日神社の鎮座1300年奉祝大祭が28日、京都府向日市向日町の同神社で営まれた。雅楽の奉納などの行事に、多くの参拝者が訪れた。

 同神社は奈良時代の718(養老2)年の創建と伝えられる。延喜式の神名帳には「向神社」と記され、乙訓郡19座の1社に名を連ねる。現在も、向日市や長岡京市、京都市に氏子がおり、広く信仰を集めている。

 大祭は、鎮座1200年の1918年以来、100年ぶり。午前中には本殿で神事が営まれ、午後からは関西や地元で活動する団体による神楽「浦安の舞」やジャス、吹奏楽、和太鼓の演奏が奉納され、創建1300年の節目の年を祝った。

【 2018年10月29日 16時40分 】


厳かに「名水汲上げの儀」 京都で「宇治茶まつり」

2018-10-16 12:18:01 | 祭 carnival

 茶の礎を築いた先人に感謝し、茶業振興を祈る秋恒例の「宇治茶まつり」が7日、宇治市宇治の宇治橋一帯で開かれた。狩衣(かりぎぬ)姿の茶業関係者が、茶をたてるための宇治川の水をくみ上げる「名水汲(くみ)上げの儀」を営み、厳かな儀式を橋上に詰めかけた観光客らが見守った。

 宇治橋の途中に設けられた「三の間」に午前9時ごろ、時代行列が到着。豊臣秀吉が宇治川の水で茶をたてて茶会を開いたとの伝承に基づき、小倉茶業青年団の2人が、つるべの先に付けたおけを宇治川に沈め、水をくみ取った。

 くんだ水は竹筒に移され、行列が近くの興聖寺へ運んだ。寺では新茶の茶つぼが口切りされ、茶道裏千家の金澤宗達業躰(ぎょうてい)が、届いた水で茶をたて、献茶した。

 この日は、宇治茶の振興を目指す「消費イベント」も同時開催された。府立宇治公園では、府南部や中丹地域産の茶の飲み比べや、石臼で茶葉をひく体験などがあった。飲み比べに参加した京都市右京区の橋本一郎さん(75)は「味の違いを見分けるのは難しかったが、どれもおいしかった」と笑顔で話した。

 宇治茶まつりは茶業関係者らでつくる奉賛会の主催。1933年に始まった後、一時中断し、51年の宇治市制施行時に「第1回」として復活し、今年で67回目。

【 2018年10月08日 11時09分 】


手作り甲冑の児童武者行列「参戦」へ 京都・長岡京ガラシャ祭

2018-07-22 13:58:58 | 祭 carnival

 京都府長岡京市の秋の一大イベント「長岡京ガラシャ祭」に今年から、手作りの甲冑(かっちゅう)を身につけた子どもたちの武者行列が加わる。地元ゆかりの戦国武将・明智光秀が2020年のNHK大河ドラマの主人公に決まり、行列に参加する顔ぶれを広げようと企画が持ち上がった。従来の細川ガラシャを主人公とするお輿(こし)入れ行列の参加者募集も始まり、「大河効果」を見込んで市内外へ広くPRする。

 昨年までの行列は、古代~江戸時代の衣装を着るなどした総勢約千人が約1時間半かけて歩いているが、時代行列へ公募の子どもが参加できる枠は侍童・侍女童役の10人ほどに限られていた。

 主催する長岡京ガラシャ祭実行委員会(事務局・市)は「敷居を下げ、子どもたちの憧れの舞台となれば」と期待。地元・勝龍寺城に輿入れしたお玉(ガラシャ)の父・明智光秀が大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公となることから、「大河との相乗効果で集客につなげたい」とする。

 武者行列は小学生が対象で約60人。8月1、4の両日午前9時半から、バンビオ1番館(同市神足2丁目)で開催する、段ボールキットを使った甲冑づくり教室への参加が条件。千円。定員各日先着30人で残席わずか。

 教室参加者は、11月11日の本番までに、色を塗ったり折り紙で模様を付けたりして甲冑を装飾。「麒麟隊」と銘打った行列をつくり、長岡第六小から勝竜寺城公園までの約2・7キロを勇壮に歩く。

 実行委では、お輿入れ行列の主要キャスト、ガラシャと細川忠興・藤孝、光秀ら計9人に扮(ふん)する参加者も募集中(有料)。8月10日締め切りで9月2日にバンビオ広場公園で公開抽せん会を開く。

 甲冑教室やお輿入れ行列への参加に関する問い合わせ、申し込みは市自治振興室(959)1299。

【 2018年07月17日 06時00分 】

 

地震被災の街に活気 京都・八幡で「太鼓まつり」

2018-07-16 12:17:19 | 祭 carnival

 京都府八幡市の夏の風物詩として親しまれている高良神社の「やわた太鼓まつり」のクライマックス、宮入りが15日、同市八幡の同神社や石清水八幡宮頓宮であった。太鼓を載せた屋形御輿(みこし)が威勢良く練り、6月の大阪府北部地震での被災が目立つ街に、勇壮な音を響かせた。

 高良神社は石清水八幡宮の摂社で、太鼓まつりは例祭の宵祭りとされている。疫病退散を願う祭りとして江戸時代後期に始まり、一度は途絶えたが、1987年に復活した。

 屋形御輿4基と子ども御輿3基は、ブルーシートを被る瓦屋根の家が目立つ各地区を巡行し、午後5時半すぎから続々と頓宮に集結した。式典で太鼓まつり連絡協議会の森田義博会長は、地震で同市の住宅被害が大きかったことに触れ、「少しでも皆さんを元気づけられれば」とあいさつした。

 その後、御輿が約500基の提灯(ちょうちん)に照らされた石清水八幡宮参道に繰り出した。屋形御輿の上の太鼓が打ち鳴らされる中、「ヨッサー、ヨッサー」の掛け声とともに、担ぎ手たちが参道を往復した。集まった市民らは大きな拍手と歓声を上げて見守った。

【 2018年07月16日 09時10分 】


子どもら「おいしいお米に」 石清水八幡宮で御田植祭

2018-06-24 09:44:02 | 祭 carnival

 石清水八幡宮(京都府八幡市八幡)の御田植祭が17日、木津川沿いの水田で営まれた。強い日差しの下、神職や地域住民らが苗を植え、豊かな実りを祈った。

 石清水八幡宮青年会の会員が所有する田んぼで毎年行われている。祭壇を設け、田中恆清宮司が祝詞をあげたり田を清めたりした後、宮司が素足で田に入って丁寧に苗を植えた。

 続いて、青年会による体験企画「子どもたちのお田植え祭」も実施した。約50人の親子が慣れないぬかるみに苦戦しながらも、助言を受け田植えに励んだ。会員による米作りの講話もあった。

 橋本小5年の津田修吾君(10)と中村陽(はる)君(10)は「動くのが大変だったけどいい経験になった。愛情でおいしいお米になってほしい」と笑顔で話していた。

 10月に収穫し、伊勢神宮に奉納する予定。

【 2018年06月18日 09時10分 】


山崎合戦ちなみチャンバラ勝負 京都・大山崎で祭り

2018-06-24 09:41:50 | 祭 carnival

 羽柴秀吉と明智光秀が天王山で対決した「山崎合戦」にちなんだ「大山崎天下取り決戦祭り(大天決祭)」が17日、大山崎町円明寺の天王山夢ほたる公園で行われた。秀吉軍と光秀軍に分かれて刀を交えるチャンバラ合戦や、町観光PR大使の初お披露目があり、多くの人でにぎわった。

 合戦を体感できる「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」では、参加者が50人ずつ秀吉軍と光秀軍に分かれて戦った。利き手とは反対の腕に「命」を表すカラーボールを付け、柔らかい刀を使って相手の玉をふるい落とした。長竹隼人君(6)=長岡第七小1年=は「思いっきり剣を振るのが楽しかった」と話した。

 町観光PR大使となったバンド「LOCAL CONNECT」(ローカルコネクト)メンバーで同町出身のDaikiさんとISATOさんによるライブもあった。大使としては初の活動。「生まれ育った町に音楽と歌で恩返ししたい」と語り、3曲を披露した。

 このほか、ダンスや漫才、手品など参加者が特技を発表し、投票で「天下人」を決めるコーナーや飲食ブースもあった。

 同町と町商工会が企画。町内外から約3500人(主催者発表)が訪れた。

【 2018年06月18日 09時30分 】


宇治茶の名声を次代に 宇治上神社で献茶祭

2018-06-03 10:09:26 | 祭 carnival

 宇治茶の新茶を奉納する献茶祭が1日、京都府宇治市宇治の宇治上神社で厳かに催された。茶業関係者ら24人が収穫に感謝するとともに、茶業界や茶道の一層の発展を祈願した。

 拝殿で行われた神事では、煎茶道瑞芳菴(ずいほうあん)流の大田和博仙家元が、境内に湧く宇治七名水の一つ「桐原水」を用いてゆったりと煎茶を入れ、宮村徹宮司が本殿にささげた。続いて、主催する宇治上神社献茶奉賛会の辻俊宏副会長が「お茶は国内だけでなく海外でも高い評価を受けている。宇治茶の名声を子孫代々に伝えることが私たちの使命」と祭文を読み上げた。

 献茶祭は、宇治上神社が世界遺産に登録されたのを機に、1996年に始まった。

【 2018年06月02日 16時35分 】


春の足音、梅ほころぶ 京都・城陽青谷で「まつり」

2018-02-27 09:37:20 | 祭 carnival
 京都府城陽市の青谷梅林で24日、恒例の「梅まつり」が始まった。今年は例年より開花が遅いが、家族連れなどが日だまりで咲き始めた花と漂う香りをめでた。

 青谷梅林は府内最大の梅の生産地。香りが高い大粒の品種「城州白」などを約20ヘクタールで作っている。

 梅まつりは市観光協会やJA京都やましろなどでつくる実行委員会が主催している。ほとんどの木はまだつぼみのままだが、ここ数日の陽気で紅梅や日だまりの白梅はほころび始めた。

 会場や梅林を縫う散策道では、軽食のほか梅干しや梅の枝などが販売された。訪れた人たちは梅の木に囲まれてシートを広げたり、散策道沿いの民家玄関に飾られた梅の花を眺めたりして、早春の一日を楽しんでいた。梅まつりは3月18日までの午前10時~午後3時。実行委によると、見頃は3月中旬ごろという。

【 2018年02月25日 12時56分 】

生産者「品質向上努め」 京都・石清水八幡宮で献茶祭

2017-10-31 20:21:05 | 祭 carnival
 茶の収穫に感謝する「秋季献茶祭」が27日、京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で行われた。京滋や奈良の茶生産農家約30人が参列し、茶業振興を願った。

 「石清水八幡宮献茶講」が毎年開いており、講発足70周年の今年は煎茶や玉露、かぶせ茶、てん茶の計約280点が奉納された。本殿で田中朋清権宮司が祝詞を上げ、生産者らが神妙な面持ちで玉串をささげた。

 奉納茶品評会の褒賞式もあり、審査長の大谷優さん(71)=八幡市=が今年の出来栄えを報告した。かぶせ茶で最優秀の辻井副さん(68)=宇治田原町=は「品質の高いお茶を作るよう一層努力したい」と謝辞を述べた。

【 2017年10月28日 11時17分 】

児童ら太鼓練習に熱、本番そなえ 15日、京都・走田神社で例祭

2017-10-16 08:07:10 | 祭 carnival
 走田神社(京都府長岡京市奥海印寺)で15日、秋の例祭のみこし巡行が行われ、先導役を務める地元の小学生が和太鼓とかねの演奏を披露する。本番を目前に児童らが追い込み練習に励んでいる。

 参加するのは長岡第五小5、6年生24人。8日から毎晩、奥海印寺自治会館に集まり、奥海印寺御輿保存会のメンバーから指導を受けている。4人一組になり、かねに合わせて「そーれ」の元気な掛け声とともに、ばちを振って太鼓などをたたき、力強い音を響かせている。

 飯田爽葉さん(12)は「腰を落として太鼓の真ん中をたたくようにしている。本番では、周りを引っ張っていけるようがんばりたい」と意気込んでいる。

 15日のみこし巡行は午後1時ごろに自治会館を出発し、奥海印寺地区を練り歩く。約2時間半後に走田神社に到着し、午後4時ごろから還幸祭を営む。

【 2017年10月14日 14時50分 】

祈りの炎燃え盛る 京都・向日神社で「御火焚祭」

2017-10-10 10:48:45 | 祭 carnival
 無病息災などの願いを護摩木に書いて燃やす秋恒例の「御火焚(おひたき)祭」が8日、京都府向日市向日町の向日神社で営まれた。氏子や参拝客ら約100人が集まり、立ち上る炎に祈りをささげた。

 願い事を炎の力で清めて成就させる神事。「病気平癒」「新人戦ベスト8」など、思い思いの願い事が記された「火焚串」と呼ばれる護摩木約2万本が集まった。

 神火がともるたいまつを持った氏子2人が、境内の一角で円形に積み上げられた護摩木に点火。バチバチと音を立てて燃え盛る様子を、訪れた人たちがハンカチで汗を拭いながら見つめた。

 参拝に訪れて偶然、立ち合えたという向日市鶏冠井町の女性(70)は「ご縁に感謝。次男が起業したばかりで、商売繁盛を祈りました」と話していた。

【 2017年10月09日 09時40分 】

秋晴れの下、若衆ら勇壮に練る 京都・田原祭の神幸祭

2017-10-10 10:40:09 | 祭 carnival
 京都府宇治田原町で5日、平安時代から伝わるとされる「田原祭」が始まった。初日は爽やかな秋晴れの下、神幸祭が行われ、町内の神社3社からそれぞれみこしが出て、若手の氏子らが勇ましいかけ声を響かせながら地域を練り歩いた。

 平安時代に藤原藤太秀郷が平将門を滅ぼした功績でこの地の領主となり、今後の平和を祈って村人がみこしを担いだのが始まりとされる。

 神幸祭は午前11時すぎから始まり、一ノ宮、大宮、三ノ宮の各神社から「ソーラ、ヨイヨイヨイ」の声とともに、みこしを台車に乗せて御旅所(同町郷之口)に向かった。郷之口会館(同)の前では、園児らの前でみこしを力強く持ち上げ、歓声を浴びた。

 8日午前11時からの還幸祭では、御旅所で府登録無形民俗文化財の舞物(まいもの)や駆馬(かけうま)が奉納され、3基が各神社に戻る。

【 2017年10月06日 12時07分 】

西町の巡行12年ぶり復活 京都「木津御輿祭」、担ぎ手募る

2017-10-02 10:03:01 | 祭 carnival
 京都府木津川市の旧木津町で10月21、22日に開かれる木津御輿(みこし)祭で、人手不足などで途絶えていた西町の御輿巡行が12年ぶりに復活する。西町は22日に巡行予定で、町内会の関係者が巡行を心待ちにして準備を進めている。

 同祭は江戸時代から続く五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事。台に布団を重ねた外観の「太鼓台」と呼ばれる御輿で、昨年は5基が地域を練り歩いた。

 同市木津町の西町町内会も、幕末に巡行した記録が残るなど長年にわたって巡行してきたが、水引幕や金具などの補修費がかさみ、人手不足もあって2005年に巡行して以降、中止していた。

 西町出身の細谷和弘さん(33)ら若い世代が「年に一度集まる機会がなくなった。顔なじみも少なくなった」と危機感を感じ、復活を町内に呼び掛け、町内会の投票で復活が決まった。

 西町の西口長嗣町会長(70)は「やっとここまで来た。あとはどうやって担ぎ手を集めていくか」と話す。50人は必要な担ぎ手を63世帯の西町だけで集めるのは難しいため、「西町太鼓台みこしの会」を結成して、市外に住む同町出身者にも呼び掛けて担ぎ手を募集している。定期的に会合を開いて交流を深めながら、当日を迎えたいとしている。

【 2017年09月29日 11時01分 】

初の公開抽選、主役に沖さん 京都、11月のガラシャ祭

2017-09-09 09:24:01 | 祭 carnival
京都府長岡京市で11月に催される「長岡京ガラシャ祭」のメイン行事「輿(こし)入れ行列」の配役を決める公開抽選会が3日、同市神足2丁目のバンビオ広場公園で開催された。主役の玉(細川ガラシャ)役は、切り絵作家の沖真希さん(32)=兵庫県宝塚市、夫の忠興役は勝龍寺副住職國定晃淳さん(34)=長岡京市勝竜寺=に決まった。二人は、祭り期間中の11月4日に同寺本堂で結婚式を挙げる予定。

 玉と忠興役は、夫婦かカップルを対象に募集した。初めて屋外で開催された抽選会では、応募した7組が、観衆に見守られながら緊張した面持ちでくじを引いた。國定さんは「式の1週間後にまたお祝いできるなんて光栄」と話し、沖さんは「地域に貢献して盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 昨年までは、明智光秀夫妻と細川藤孝(幽斎)夫妻の役も、夫婦かカップルが応募条件だったが、今回からはガラシャ・忠興役以外はその条件を外した。その結果、主要な配役には昨年より14人多い38人の応募があった。

 行列は11月12日に巡行する。

 ガラシャと忠興以外の配役は次の皆さん。

 明智光秀・煕子(ひろこ)=中島博・ウォルター麻樹▽細川藤孝・麝香(じゃこう)=作内牧穂・中山尚代▽清原マリア=大森早也佳▽松井康之=山崎純一▽明智弥平次=前川修寛

【 2017年09月04日 11時58分 】