田畑のあぜに真っ赤な帯 京都・乙訓でヒガンバナ見ごろ

2018-09-21 21:04:34 | 木 plants

 秋の訪れを告げるヒガンバナが、京都府の乙訓地域で一斉に咲き出している。田畑のあぜなどで真っ赤な花を咲かせ、道行く住民らに季節の移り変わりを感じさせている。

 多年草のヒガンバナは、リコリスや曼珠沙華(まんじゅしゃげ)などの別名で知られる。球根に毒があり、ネズミやモグラの穴開け防止などのためあぜに植えられたよう。近年は白や黄、オレンジ、ピンクなど多彩な色がある。

 長岡京市内ではヒガンバナが、稲刈りを控えた水田やナス畑などに群生。地面から垂直に茎を伸ばして手のひらほどの大輪の花を競い合うように開かせ、心地よい秋風に揺れている。

【 2018年09月21日 19時00分 】


一休さんウォーク、健脚コース中止 京都、倒木で甘南備山通れず

2018-09-21 21:03:01 | 災 disaster

 ハイキングなどで親しまれている京都府京田辺市薪の甘南備山(標高221メートル)が、台風21号による倒木で遊歩道の多くが通行できなくなったことが18日に分かった。11月10日開催の「一休さんウオーク2018」の健脚コース(約17キロ)にもなっており、主催する実行委員会は同コースの中止を決めた。他のコースは実施する。

 甘南備山は、神が隠れる地という意味がある。船岡山(京都市北区)と結ぶ南北線を軸に平安京が建設されたともされ、山頂付近に展望台が整備されている。

 市や地元の薪甘南備山保存会によると、台風で山の木が根こそぎ倒れるなどして、三角点に行く「尾根の小径」などの遊歩道がふさがれた。神南備神社や展望台に向かう管理道路は通行可能で、遊歩道の木々の撤去作業を進めるという。

 「一休さんウオーク」は、酬恩庵一休寺などを巡る初心者コース(約6キロ)と、大御堂観音寺や普賢寺ふれあいの駅なども巡る一般コース(約11キロ)を実施する。健脚コースを申し込んだ人には市が連絡してコース変更などの相談に応じる。問い合わせは同実行委事務局0774(64)1335。

【 2018年09月19日 09時56分 】


京都・小塩山のギフチョウ最多に「地道な保全活動の成果」

2018-09-21 21:00:57 | 護 help

 京都市西京区の小塩山に生息し、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている「ギフチョウ」の個体数が、調査を始めた2008年以降で今年が最多となったことが、保全活動に取り組む市民グループの調べで分かった。同グループは「地道な活動の成果」と喜んでいる。

 小塩山でギフチョウを調査しているのは、市民グループ「西山自然保護ネットワーク」(長岡京市)。

 同グループによると、ギフチョウが蜜を吸うカタクリや幼虫の好むミヤコアオイをシカが食べることや、放置されて光も届かない森が増えたことなどが、近年大きく減少している理由という。そこで、小塩山に生息するギフチョウの数の調査を2008年から始めた。

 調査は、ギフチョウが飛び交う4月の数日、10分間に何匹飛来したかを定点で数え、その平均値をとる。開始初年の08年は2・65匹だったが、11年には0・54匹まで減少した。一方、調査以前から取り組んでいたカタクリの保全や常緑樹の伐採に加え、防獣ネットを設置した結果、増加に転じ、今年は2・71匹と、調査初年の08年の数を初めて上回った。

 代表の宮崎俊一さん(78)=長岡京市=は「ゼロになるかと絶望した時期もあったが、やっと少し安心できた。いつまた減少するか分からないので、しっかり活動を続けたい」と話した。

【 2018年09月19日 16時00分 】


「一升パン」背負ってハイハイ 京都でイベント、親子楽しむ

2018-09-21 20:56:56 | イベント

 まちのにぎわいを生み出す女性たちを応援する手作り市「ママ・キッズまるごとレトロモダンマルシェ」が15日、長岡京市神足2丁目のバンビオ広場公園やバンビオ1番館で催された。手作りのアクセサリーの販売ブースや親子向けのワークショップなどがあり、来場者でにぎわった。

 昨年からの催しで、乙訓地域を拠点に活動する女性支援団体「OTOKUNIレザミ」が企画。市内で開催中のイベント「京都レトロモダン」とタイアップし、浴衣の着付けコーナーなど和のテイストを交えて展開した。

 会場では、1歳の子を祝う伝統行事「一升餅」を現代風にアレンジした企画「いっしょうパンあげ大会」があり、子どもたちが約1・5キロのパンを背負って、ハイハイしたりよちよち歩きしたりと大奮闘。思い出の一こまを残そうと保護者がカメラを構えていた。

 挑戦した1歳1カ月の子の母(30)は「予想通り泣いちゃったけど頑張った。強くたくましく生きていって」と願った。

【 2018年09月16日 11時27分 】


「京都ナス」台風で大打撃 京都・乙訓、傷つき出荷できず

2018-09-21 20:55:09 | 災 disaster

 台風21号による京都府乙訓地域の農業被害の概要がこのほど分かった。特産の「京都ナス」や稲など農作物に被害が出たほか、農業施設はビニールハウス(パイプハウス)など計80棟が全壊や損壊した。

 農作物は長岡京市の収穫最盛期の秋ナスが大きな被害を受けた。同市で開発されたナス「千両二号」を、長岡京茄子(なす)部会の農家18軒が1・8ヘクタールの畑で栽培していたが、強風で丈夫な鉄製の支柱ごと木が大きく傾き、実が葉や枝などにすれて傷つくなどで大半が出荷できなくなった。

 同市今里の畑で被害状況を確認していた同部会長の若林和彦さん(65)は「これまでも台風被害はあったが、これほどひどいのは初めて。猛暑を乗り越え出荷を楽しみにしていたのに」と落胆。木を立て直しても新たな収穫は11月の終盤近くになってからで量も少なく、若林さんは「大変な作業が必要で、気力がうせてしまう」と表情を曇らせた。

 同市は14日、農業施設の被害で発生した廃棄物の無料収集を同市今里2丁目の今里集出荷場で実施。農家22軒がパイプハウスの破損したビニールや農業用倉庫のなみ板やトタン板、木材などを持ち込み、積載量2トンのトラックに次々と積み替えた。廃棄物は約10トンに達した。

 農業施設の全壊から小破の被害数は同市がパイプハウス12棟と鉄骨(ガラス)ハウス2棟、農業用倉庫9軒。向日市はパイプハウス16棟、ガラスハウス3棟、農業用倉庫30棟。大山崎町はパイプハウス5棟、農業用倉庫3棟となった。

【 2018年09月16日 13時14分 】


チラリ見える貴族女性、源氏物語のドキドキ体感 京都・宇治

2018-09-21 20:51:27 | 歴 history

 京都府宇治市宇治の市源氏物語ミュージアムが14日にリニューアルオープンするのを前に、内覧会が13日開かれた。物語の世界や平安時代の貴族文化を誰もが楽しく学べるよう、体験型展示を充実し、多言語化を進めた。市は「観光と生涯学習の拠点にしたい」と期待する。

 館内の平安の間に、「垣間見」の疑似体験装置が加わった。平安時代の女性貴族は原則、男性に顔を見せなかったが、源氏物語には光源氏や宇治十帖の薫らが垣根や御簾(みす)越しに女性を垣間見る様子が重要な場面として何度も書かれている。疑似体験装置は明暗の差を利用し、片方からだけ相手をのぞける仕組み。5言語対応のタッチパネル式解説装置は、展示資料の説明に加え、関連書籍や周辺観光の情報も教えてくれる。

 物語の間は、画面に合わせて体を動かすなどゲーム感覚で場面を進める「動く源氏物語」や、全54帖のあらすじを巨大パネルで紹介した「早わかり源氏物語」を新設した。5言語対応の小型タブレット端末を無料で貸し出し、増加する訪日客に対応する。ルーレットを回して源氏絵を合わせる遊びなどを楽しめる無料の情報ゾーンも充実させた。

 同館は1998年に開館、2016年に累計入館者200万人を突破した。改修は2度目で、約9千万円かけた。

 14日から11月18日まで、企画展示室で特別展「宇治の名所と旅する光氏(みつうじ)」を開く。午前9時~午後5時(月曜休館)。問い合わせは同館0774(39)9300。

【 2018年09月14日 09時01分 】


寂聴さん「あの世で自慢したい」源氏物語ミュージアムをべた褒め

2018-09-21 20:49:15 | 歴 history

 京都府宇治市宇治の市源氏物語ミュージアムが14日にリニューアルオープンするのを前に、内覧会が13日開かれた。物語の世界や平安時代の貴族文化を誰もが楽しく学べるよう、体験型展示を充実し、多言語化を進めた。

 ミュージアム開館当初から名誉館長を務める作家の瀬戸内寂聴さんが、記念式典であいさつした。

 寂聴さんは「非常に良くなっていてびっくり。直すことは最初から造るよりもずっと大変で、皆さんがいかに苦心したかが分かる。これで音楽があれば言うことはない」と印象を語った。「96歳ですから、いつ死んでもおかしくない。素晴らしいミュージアムに関われたことをあの世に行ったら自慢したい」。おなじみのブラックユーモアも織り交ぜて、たびたび会場を沸かせた。

 自身も現代語訳を手掛けた源氏物語については「宇治がなければ物語は生きてこないし、京都の町中よりも物語の面影をそのまま残している。その点をもっと宣伝すれば、まだまだ発展の余地がある。これからもミュージアムに力を貸してください」と呼び掛けた。

【 2018年09月14日 09時16分 】


台風21号耐えた「今頃ヒマワリ」、京都で見ごろ1万5千本

2018-09-21 20:47:40 | 木 plants

 京都市西京区大原野北春日町の農地で、ヒマワリが見頃を迎えている。台風21号の強風にも耐え抜き、15日は午前11時から午後2時まで地元農産物の販売などのイベントも開かれる。

 開花時期をずらしてヒマワリ畑を整備して秋の観光場所を作り、大原野の魅力に触れてもらおうと「え!?今頃ひまわり大原野」と題して地元の農家たちでつくるグループ「なんやかんや大原野農家版」が、2013年から取り組んでいる。

 7月下旬にボランティアら計110人と約3300平方メートルの畑に4種の苗計約1万5千本を植えた。台風で倒れたり傾いたりもしたが1メートルほどに成長した黄色の大輪が咲いている。

 グループ代表の齋藤治喜さん(63)によると見頃は9月末ごろまで続くといい、「花が立ち上がろうとする力強い姿を見に来て」と来場を呼び掛けている。

 入園無料(苗代などに使う募金を実施)。駐車場はなく、市バス「境谷センター前」から徒歩約10分。問い合わせは市西部農業振興センター075(321)0551。

【 2018年09月14日 11時41分 】


天王山の標高と同じ全長277メートルのプラレールは走るか?

2018-09-21 20:45:11 | 創 creation

 京都府大山崎町の住民有志でつくるグループ「天王山にぎわい実行委員会」が、11月4日に開催するイベント「天王山ゆひまつり」で、会場の大山崎小体育館(同町円明寺)に、鉄道玩具「プラレール」を走らせる計画を立てている。目標にしているレールの全長は天王山の標高と同じ277メートルで、使わなくなったレールや車両、部品を募っている。

 例年、まつりで屋内の発表などを除いて使われていなかった体育館のスペースを有効利用するため、子どもから大人まで幅広い人気のあるプラレールに着目。多くの来場者に楽しんでもらおうと初めて企画した。まつりの後、集まったプラレールは町内の保育所に寄贈し、園児のおもちゃとして活用してもらう。

 同実行委によると、プラレールの回収は9月から中央公民館で始まっている。事務所に設けた回収用の段ボール箱にはすでに多くのレールや車両が寄せられているといい、「広々とした体育館で子どもたちに楽しんでほしい」としている。

 まつりの当日まで募集している。

【 2018年09月14日 12時37分 】


電子マネー詐欺、「声」で防げ 京都のコンビニに再生機

2018-09-21 20:42:44 | 護 help

 ギフトカードの電子マネーをだまし取られる特殊詐欺被害を防止しようと、京都府警向日町署は12日、購入者に注意を呼び掛ける自動音声再生機の設置式を向日市鶏冠井町のコンビニで行った。音声は、乙訓地域在住でエフエム京都の朝の番組を担当するパーソナリティー佐藤弘樹さん(61)が担当している。

 電子マネーをコンビニで購入させ、サイトの利用料金などを支払わせる架空請求被害を防ぐのが目的。再生機は人が近づくと赤外線で感知し、「うその代金を請求し、カードで払わせようとしている特殊詐欺が多発していますよ」などと佐藤さんの声で呼び掛ける。同署は管内のコンビニ50店に再生機を取り付けてもらう。

 設置式には、コンビニや行政関係者ら約40人が参加。再生機を電子マネーのカード売り場のコーナーに取り付けた佐藤さんは「人の弱みにつけこむ卑劣な犯罪を自分の声で思い出してもらえれば」と話した。同署は佐藤さんに感謝状を贈った。

【 2018年09月13日 10時22分 】


マイボトル用のティーバッグ販売開始 京都、曜日ごと5種類

2018-09-21 20:40:35 | 商 trading

 京都府京田辺市の若手茶業者が開発したマイボトル用ティーバッグ「テトテ」の販売が始まった。事業資金はインターネットで調達した。急須で入れる茶葉の消費は低迷しており、販路拡大に期待を寄せている。

 茶葉製品開発販売「都茶寮」(同市田辺)の北川欽也代表(38)と茶農家西川泰徳さん(37)が企画した。

 商品は、山城地域で生産された玉露や煎茶、紅茶、碾茶(てんちゃ)、ほうじ茶の5種類のティーバッグを曜日ごとに楽しみ、週末は天然香料入りの煎茶5種類から選ぶ趣向。マイボトルに、水や湯とともに入れておくだけでできる。

 10万円を目標にネットで資金を募るクラウドファンディングを3月末から2カ月実施し、全国251人から10倍以上の計114万7200円を得た。

 北川代表は「まだまだ茶を飲んでもらえる人はいる。産地として売り方を見直すいいきっかけになった」と手応えを語り、「茶農家の顔が見える商品作りにつなげたい」とラインアップの拡充を計画している。

 購入はテトテ京都のオンラインストアで。

【 2018年09月12日 15時30分 】


終活「できること始めて」 相続争い起きやすいパターンも

2018-09-21 20:27:11 | 習 learn

 人生の最期までにすべきことを学ぶセミナー「終活について考えよう!」が9日、京都府長岡京市調子1丁目の調子公民館であった。地域住民約30人が参加し、自身の医療情報の携帯や財産の確認など、講師から「前向きな人生のために、今からでも間に合うことがある。できることから始めてほしい」からアドバイスを受けた。

 長岡京市在住で相続診断士の小林幸生さん(46)が、京都で活動する相続診断士の仲間の協力を得て企画したセミナーで、同公民館での開催は昨秋に続き2回目。

 今回の講師を務めた小笹美和さん(50)=京都市西京区=は、持病やかかりつけ医、常用薬などを記したカードの携行など、普段からの生活での備えを呼び掛けた。その上で、本人の判断能力が不十分な時に適用される「法定後見人」と、まだ元気なうちに契約する「任意後見人」の違いや、相続で争いが起きやすいパターンなどを説明し、正しい知識の習得や課題への対策を訴えた。

 講演に続き、参加者は「終活」の課題が記されたカードを解決や対策の有無で分類して自身の状況を把握し、「まだしっかりしているうちに、しておかなけいといけない事が分かった」などと話していた。

【 2018年09月11日 11時28分 】


「自由におすわり下さい」自宅前にベンチ、京都の大工男性の思い

2018-09-21 20:24:07 | 民 people

 京都府向日市森本町の歩道に面して置かれたベンチが、地域の憩いの場となっている。大工として文化財の修復工事などを手掛けてきた宮下潔さん(75)が制作し、自宅の敷地内に置いた木製の腰掛けで、「これからも、ほっと一息つける場所であってほしい」と温かいまなざしを向ける。

 ベンチは長さ120センチ、高さ45センチのヒノキ製で3人が座れる。背後に「自由におすわり下さい」と記した木の板やサボテンなどの観葉植物が置かれ、ゆっくりとくつろげる場所を演出している。

 宮下さんは中学卒業後から大工として修業し、30歳で独立して同市森本町で工務店を営んできた。この間、民家などの建築のほか、南真経寺(鶏冠井町)の大屋根の大改修なども担ってきた。

 ベンチの制作のきっかけになったのは、自身の通院だった。最寄りの駅まで歩くが休憩するところがない。「そこではっと気が付いた。休める場所がほしい、と思っている人は多いはず」と2年前、ヒノキの丸太からベンチを制作し、大通りに面した自宅の敷地に置いた。

 以来、近隣住民たちの談笑の場になった。通院途中に腰掛けるという女性は「最近は喫茶店もなくなって、休憩するところがないので助かる。井戸端会議をする場所としてもちょうどいい」と笑顔を見せる。

 宮下さんは「ベンチに座る人たちが『おおきに』と声を掛けてくれるのが、ほんまにうれしい。いい仕事ができたなあ、と思って喜んでます」と話している。

【 2018年09月10日 09時04分 】


長岡天神駅、高架化希望が72% 「立体交差不要」は6%

2018-09-21 20:22:16 | 地 geography

 阪急長岡天神駅の周辺整備について、京都府長岡京市が実施した市民アンケートで、鉄道の高架化を望む回答が72%を占めたことが8日までに分かった。高架化に比べ概算事業費が最大で1・8倍超になる地下化は18%、高架化・地下化による立体交差化を不要とする意見は6%にとどまった。市は「高架化への後押しとなる」としている。

 アンケートは、無作為抽出した18歳以上の市民3千人を対象に7~8月に行い、回収率は8月6日時点で43%だった。

 慢性的な渋滞を招いている同駅周辺の踏切除去に関し、立体交差化を望む回答者へ、高架化か地下化か、立体交差化の方法を判断する上で重視する点を尋ねると、工事に要する「概算事業費」(46%)や、総額に占める「市負担の割合」(12%)が上位を占めた。

 期待する波及効果については、アゼリア通りの混雑解消▽天神通りの拡幅整備▽線路を横断する新たな道路の建設-の順となった。

 現状の問題点については、回答者の95%がアゼリア通りと天神通りで通行時に危険を感じたとし、59%が同駅への送迎の際に路上駐車をすることがある、とした。

 市はこのほど、市役所であった整備基本計画の策定委員会で、鉄道の高架化を前提とした基本計画の骨子案を提示した。

【 2018年09月09日 12時40分


京都の路上に大トカゲ 体長80センチの「落とし物」

2018-09-21 20:17:26 | ブログ Weblog

 京都府警向日町署が、体長約80センチの大型トカゲを「落とし物」として預かっている。ペットとして飼われていたのが逃げ出したか、捨てられたかとみて、飼い主を探している。

 トカゲは全身が赤茶色。静岡県河津町の爬虫(はちゅう)類・両生類の動物園「iZoo(イズー)」によると、南米のパラグアイやアルゼンチンが原産の「レッドテグー」という。「トカゲが道にいる」と連絡を受けた向日町署員が2日午後0時半ごろ、長岡京市内で捕まえた。

 同署でかごに入れて保護している。署員が水を掛けてやったり、キャベツや温泉卵を与えたりしている。思わぬ珍客に「何を食べるか飼育方法をネットで調べているが、どうしたらいいのか分からない」と戸惑っている。

【 2018年09月08日 09時25分 】