ガラシャウイーク、イベント多彩 京都・長岡京、11月3日から

2016-10-31 13:30:25 | イベント

 京都府長岡京市の秋の恒例行事「長岡京ガラシャ祭」が11月13日に開かれる。今年は25回目の節目で、3日からガラシャウイークと題して多彩なイベントが市内各地で催され、祭りを盛り上げる。

 3日は午前10時からバンビオ広場公園(同市神足2丁目)で、同ウイークのオープニングイベントとサポセンフェスティバルがあり、北開田響太鼓などが演奏を披露。午後1時半からは繁昌亭落語家入門講座修了生による「ガラシャ祭・素人寄席」もバンビオ1番館で開催される。無料。

 5日午後1時半からガラシャ祭第25回記念事業「ガラシャと長岡京」をバンビオ1番館で実施。京都橘大の田端泰子名誉教授が「信長・秀吉時代の細川家とガラシャの生き方」と題して講演するほか、タレントの松村邦洋さんと中山修一記念館の中山忠彦館長を交えたトークセッションが行われる。事前申し込みが必要。参加費500円。

 また、6日午後2時からは文化協会ガラシャウイークコンサート「オーケストラの色彩~フランス音楽とスペインの香り」をバンビオ1番館で開く。長岡京市民管弦楽団がビゼーの組曲「カルメン」やラベルのボレロなどを演奏する。無料。

 期間中のその他の主な行事は次の通り。

 【第44回ジョイフルコンサート】3日午後0時半、立命館中・高(同市調子1丁目)。吹奏楽部の演奏。無料。

 【ものづくり市&B168プロレス ガラシャの陣】6日午後10時~午後4時、バンビオ広場公園。

 【長岡京市民オペラ合唱団演奏会】10日午後2時半、バンビオ1番館。

 【秋季さつき盆栽展】13日午前9時~午後4時、バンビオ1番館。

 問い合わせ、申し込みは同委員会事務局TEL(959)1299。

【 2016年10月31日 09時51分 】


日本語の魅力古典で 京都・乙訓の児童生徒、作品朗読・暗唱

2016-10-31 13:27:05 | 会 party

 児童や生徒が古典作品を朗読、暗唱する催し「古典の日~声に出して読もうin乙訓」が29日、京都府大山崎町円明寺の町体育館で開かれた。乙訓2市1町の13小中学校が参加し、来場者に日本語が持つ魅力を伝えた。

 古典に親しむことを通じて子どもたちに日本語の美しさを実感してもらい、言語力の向上を図ることを狙う。2012年に法制化された11月1日の「古典の日」に合わせた取り組みで、府教育委員会が主催した。

 乙訓高放送部員が司会・進行を務め、向陽高合唱部員が「赤とんぼ」などを歌って開幕。発表は長岡第九小が一番手で登場し、14人が枕草子の「春はあけぼの」で始まる有名な冒頭部の原文と現代語訳を暗唱した。続いて大山崎小が上方落語の古典「ちゃっくりがきいふ」に挑戦。児童らは身ぶりを交えながら関西弁を披露し、客席の笑いを誘った。

 寺戸中の生徒らは、扇形の紙に書かれた源氏物語の一節を朗読。紫の上が危篤になった様子などを情感豊かに読み上げ、来場者は熱心に耳を傾けていた。

 このほか、特別企画として、向日市の図書ボランティア団体が竹取物語を上演した。

【 2016年10月30日 11時20分 】


国内最大級、一木作りのはしご 京都、古墳時代テーマに企画展

2016-10-31 13:24:54 | 歴 history

 京都府長岡京市埋蔵文化財センターは11月1日から、特別企画展「古墳時代のムラ」を同市奥海印寺の同センターで開催する。国内最大級の一木作りのはしごをはじめ、古墳時代の集落で使われた土器や農耕具、祭祀(さいし)用具など約50点を並べる。

 センターは毎年秋に企画展を開いており、今回は3月に乙訓地域一帯の古墳11基が乙訓古墳群として国の史跡に指定されたことを受け、古墳時代を取り上げた。

 展示品のうち、はしごは1997年に行われた雲宮遺跡(同市神足)の発掘調査で見つかった。長さ約3・6メートル、幅約20センチ、厚さ約5センチ。古墳時代後期のもので板状の表面には木を切り出して作った足かけ部分が7段ある。両端や中央、裏面には穴があり、建築部材に転用されたとみられる。水浸けの状態で保管しており、発掘翌年の速報展以来の展示となる。

 また、完全な状態で見つかった革袋の形をした土師(はじ)器、丸い形をした胴の部分に切れ込みや穴がある須恵器の二重はそうなど、市内で1点しか見つかっておらず、全国的にも数が少ない貴重な土器なども出展する。同センターは「古墳がつくられていた時代の人たちが、どういう暮らしをしていたか、遺物を通して想像してほしい」としている。

 30日まで。午前8時半~午後5時(土日、祝日は午前10時~午後4時)。無料。問い合わせは同センターTEL(955)3622。

【 2016年10月29日 10時25分 】


国内最大級、一木作りのはしご 京都、古墳時代テーマに企画展

2016-10-31 13:24:54 | 歴 history

 京都府長岡京市埋蔵文化財センターは11月1日から、特別企画展「古墳時代のムラ」を同市奥海印寺の同センターで開催する。国内最大級の一木作りのはしごをはじめ、古墳時代の集落で使われた土器や農耕具、祭祀(さいし)用具など約50点を並べる。

 センターは毎年秋に企画展を開いており、今回は3月に乙訓地域一帯の古墳11基が乙訓古墳群として国の史跡に指定されたことを受け、古墳時代を取り上げた。

 展示品のうち、はしごは1997年に行われた雲宮遺跡(同市神足)の発掘調査で見つかった。長さ約3・6メートル、幅約20センチ、厚さ約5センチ。古墳時代後期のもので板状の表面には木を切り出して作った足かけ部分が7段ある。両端や中央、裏面には穴があり、建築部材に転用されたとみられる。水浸けの状態で保管しており、発掘翌年の速報展以来の展示となる。

 また、完全な状態で見つかった革袋の形をした土師(はじ)器、丸い形をした胴の部分に切れ込みや穴がある須恵器の二重はそうなど、市内で1点しか見つかっておらず、全国的にも数が少ない貴重な土器なども出展する。同センターは「古墳がつくられていた時代の人たちが、どういう暮らしをしていたか、遺物を通して想像してほしい」としている。

 30日まで。午前8時半~午後5時(土日、祝日は午前10時~午後4時)。無料。問い合わせは同センターTEL(955)3622。

【 2016年10月29日 10時25分 】


京都・向日市、耐震診断23件と好調 熊本地震背景に

2016-10-31 13:21:49 | 護 help

 京都府向日市の木造住宅耐震診断事業の利用件数が本年度、例年を上回るペースで増えている。上半期だけで申請が23件に達し、過去5年で最多を更新する見通し。市は「4月の熊本地震やPR活動の強化が背景にある」とみている。

 市公園住宅課によると、4~9月の申請数は東日本大震災の翌年度(2012年度)の年間申請数と並んだ。15年度は11件と大幅に落ち込んだため、今年初めて3月と6月を耐震診断PRの強化期間に設定。住宅密集地へのチラシ配布や説明会などで事業の利用を呼び掛けていた。

 上半期の申請のうち10月末で22件が診断を実施。いずれも「倒壊の可能性が高い」と判定され、9件が改修を済ませたという。

 市内の木造住宅の耐震化率は約75%(13年度、市調べ)と府内平均の約81%を下回っており、同課は「耐震化率の向上は急務。事業の周知をさらに進めたい」とする。

 市の事業は1981年5月末以前の木造住宅が対象で耐震診断の経費の大半を補助し、3千円の自己負担で利用できる。耐震改修は最大90万円、簡易改修は最大30万円の補助が受けられる。

【 2016年10月28日 12時13分 】


急な階段、要配慮者に不安 京都・向日、避難訓練で課題発見

2016-10-31 13:19:25 | 護 help

 京都府向日市寺戸町の大牧自治会がこのほど、大規模地震発生を想定した避難訓練を実施した。町内会単位での本格的な避難訓練は市内で初めてで、避難経路を歩いて確認した参加者たちは、高齢者や子連れ世帯など要配慮者の避難について成果や課題を口にした。

 鳥取県で地震があった翌日の22日昼、サイレンに合わせて住民が次々と戸外に出、13ある組ごとに避難を始めた。高台前で高齢者を車椅子から降ろし、脇を支えて階段を上る。「ここで滞留するかも」と参加者の声。墓地を横断し、避難所の第6向陽小へ向かった。

 同町大牧地区は昭和40年代に宅地開発があり、現在は急速に高齢化が進む。樫原-水尾断層地震による液状化現象や土砂災害の危険性が懸念されている。

 訓練は、熊本地震を踏まえて住民連携の重要性を実感してもらおうと企画。自治会長の佐々木和隆さん(64)は「円滑な避難や安否確認の仕組みを考えていく一歩としたい」と語る。住民約130人が参加し、組長らが事前に健康状態などを勘案して設定した避難経路を実際に歩いた。

 組長の1人、井古テル子さん(71)は「道中は坂がきつく、崖崩れの恐れもある。避難所にするのは困難だと思った」と指摘した。

 避難先では、各組長が引率人員数を報告し避難者の総数を把握。アルファ化米のおにぎりを受け取った参加者は、会場に設営された段ボールベッドや簡易テントを見て回った。

 普段は手押し車を使う林みきえさん(82)は「防災について考え合えて心強い。近所に安否確認を頼みたい。ただ、避難路の階段が急で、発生が夜だったらどうしよう」と不安ものぞかせた。4月に同地区へ引っ越し、子ども2人を保育所に預ける吉田亜希さん(32)は「子どもを連れて安全に避難できるか実際に確認したかった。年配の方が多い中で、避難所で私たちがどう過ごせるだろうか」と話した。

【 2016年10月27日 14時36分 】


大阪・島本に「認知症カフェ」 薬剤師や管理栄養士ら常駐

2016-10-31 13:16:47 | 護 help

 認知症の人やその家族などが悩みを話し合う認知症カフェがこのほど、大阪府島本町水無瀬1丁目の複合商業施設に町内で初めて開設された。運営するのは地元の薬店。薬剤師や管理栄養士ら専門スタッフをそろえて薬の相談や食事の相談に応じる珍しいカフェといい、「気軽に日ごろの思いを共有できる憩いの場になれば」と願う。

 カフェの名は「ABCにこにこカフェ」。地元の「ABC薬局島本店」が地域に顔の見える店を目指そうと、2015年12月からカフェ開設協議を町地域包括支援センターと始め、今月13日に開設された。

 「最近物忘れが増えちゃって」「認知症の薬ってどうやって飲めばいいの」。開設初日には地域住民や民生児童委員、看護師、ケアマネジャーら約30人がカフェを訪れた。店の薬剤師や栄養士などとテーブルを囲み、薬の正しい摂取法や栄養食の作り方などを話し合った。参加者は地域ボランティアなどスタッフの指導で体のストレッチをしたり、童謡を歌ったりしてにぎやかな時間を過ごした。妻(77)を介護しているという濱田悌さん(83)=同町山崎1丁目=は「専門的な相談ができて助かる。介護する者同士のつながりもできて『一人じゃないんだ』と思える」と話した。

 にこにこカフェの芦田泰弦代表(44)=高槻市=は「多彩な専門職がいるのでさまざまな面から相談に対応できる。今後も顔の見える薬局として地域に貢献したい」と力を込めた。

 毎月第2木曜の午後2~4時に開く。参加費100円。予約不要で誰でも参加できる。問い合わせはABC薬局島本店TEL075(963)2220。

【 2016年10月25日 11時10分 】


水害時の危険個所は? 備え万全に 京都・長岡京で図上訓練

2016-10-31 13:12:27 | 災 disaster

 京都府の長岡京市消防団は23日、水害時の対応について考える図上訓練を、同市天神4丁目の長岡京消防署で行った。団員たちが市のハザードマップを使いながら、災害が起きた際の対処方法などについて話し合った。

 訓練は、災害時に消防団としてどのような対応が必要か考え、意識しようと、初めて企画した。この日は本部役員や五つの分団の幹部ら29人が参加した。

 訓練では、まず府防災消防企画課の担当者が、近年府内で起きた豪雨や台風による被害状況などを説明。その後、分団ごとに担当地域の白地図に浸水や土砂災害などの危険地域を色づけし、事前に撮影した危険箇所の写真を貼り付けた。

 その後、危険箇所の具体的な対策について、いつどのように行うかを議論し発表。課題として「土のうを用意しておきたいが保管場所がない」「橋の通行止めなど、警察の指示に従ったほうがいいのか、どう行動すればいいかイメージができない」「自治会のない地域の住民にどう連絡したらいいのか」といった意見が出た。

 上地健司団長は「団員各自が考えていることや情報を共有し、発表することで課題や対策が明確になる。訓練を今後の活動に生かしていきたい」としている。

【 2016年10月24日 11時45分 】


スポーツの秋、障害者と支援者ともに楽しむ 京都・向日でつどい

2016-10-31 13:09:54 | イベント

 「向日市障がい者の日」(11月1日)を前に、京都府向日市森本町の市民体育館で22日、障害のある人や支援者らが一堂に楽しむ「スポーツのつどい」があった。玉入れ競争など7種目で熱戦が繰り広げられ、会場から大きな歓声が沸いた。

 市内の当事者団体などでつくる実行委員会が、障害の有無にかかわらず一緒に汗を流して支援の輪を広げようと毎年企画。今回は約250人が参加した。

 パン食い競争では、車いすを使う人らが伴走者と一緒に出場。必死の形相でパンに食らいつき、ゴールテープを駆け抜けた。

 脳出血で体にまひが残り、電動車いすでスプーン競争など3種目に出た同市寺戸町の兼井静子さん(66)は「楽しく参加できた。仲間とのおしゃべりのネタになります」と笑った。

【 2016年10月23日 11時28分 】


孤独なママ支え10年、親子サロン「つらい時、寄って」 京都

2016-10-31 13:05:36 | 護 help

 京都府大山崎町の親子サロン「スマイルプレイス」が、活動10年目を迎えた。「子育て中の母親は孤独。何かしらの形で支えたい」との思いで発足し、今では乳幼児を連れた母親たちを温かく迎え入れる居場所となっている。

 サロンが発足したのは幸山由佳代表(45)=同町円明寺=の約20年前の育児経験がきっかけだ。当時は転勤族で転居先の地域になじめず、周囲に子育てを相談できる人がいなかった。こうした経験を踏まえ、町に引っ越した2年後の2007年から町内の女性2人と協力し、育児支援サロンを町立中央公民館などで始めた。

 現在はサロンを月1回開き、10~15組の親子が訪れる。スタッフは計9人で、かつて通っていた母親が子の就学と同時に「卒業」して、スタッフになるケースもあるという。

 今月4日には12組の親子が同公民館別館の和室に集まり、保育士の免許を持つスタッフが手遊びを教えたり、絵本を読み聞かせたりした。母親らは、幸山さん手作りのカボチャ味のチーズタルトとお茶を楽しんだ。5月から参加する三宅沙織さん(33)=同町大山崎=は「ここでは少し自分の時間ができる。保育士から育児のこつを教えてもらえるのも助かる」と話した。

 幸山さんは「周りに助けられ、続けられた。子育てがつらい時はふらっと寄ってください」と笑顔で語る。

【 2016年10月22日 12時27分 】


災害時、在宅療養児どう避難? 京都で訓練

2016-10-31 12:50:17 | 災 disaster

 大規模災害に備え、人工呼吸器などの医療機器を使用している在宅療養児の避難や福祉避難所での支援の訓練が20日、京都府長岡京市井ノ内の向日が丘支援学校などで行われた。市内の在宅療養児を同校へ搬送し、関係者ら約80人が避難場所での療養や電源確保の方法を学んだ。

 府乙訓保健所と市、同校が主催し、地元自治会や市社会福祉協議会、乙訓医師会などが協力した。

 訓練はマグニチュード7・2の直下型地震が発生し、乙訓地域への送電が止まったとの想定で実施。長岡京市が同校に福祉避難所を開設し、人工呼吸器を付けて在宅療養している市内の小学5年の男子児童と保護者が避難した。市から避難所開設を伝えるメールを受け取った児童と保護者は車で同校に移動し、参加者の前で看護師らの療養を受けた。

 乙訓地域には、電気が必要な医療機器を使っている患者が約60人おり、災害時の電源確保が課題となっている。この日は参加者らが電気自動車から電力を得る手順も確認。電気自動車メーカーの担当者に「1回の充電で電気代はいくらくらいかかるのか」と質問し、担当者は「300円程度。定額で何回でも充電できる方法もある」と説明していた。

【 2016年10月21日 10時44分 】


災害時、在宅療養児どう避難? 京都で訓練

2016-10-31 12:50:17 | 災 disaster

 大規模災害に備え、人工呼吸器などの医療機器を使用している在宅療養児の避難や福祉避難所での支援の訓練が20日、京都府長岡京市井ノ内の向日が丘支援学校などで行われた。市内の在宅療養児を同校へ搬送し、関係者ら約80人が避難場所での療養や電源確保の方法を学んだ。

 府乙訓保健所と市、同校が主催し、地元自治会や市社会福祉協議会、乙訓医師会などが協力した。

 訓練はマグニチュード7・2の直下型地震が発生し、乙訓地域への送電が止まったとの想定で実施。長岡京市が同校に福祉避難所を開設し、人工呼吸器を付けて在宅療養している市内の小学5年の男子児童と保護者が避難した。市から避難所開設を伝えるメールを受け取った児童と保護者は車で同校に移動し、参加者の前で看護師らの療養を受けた。

 乙訓地域には、電気が必要な医療機器を使っている患者が約60人おり、災害時の電源確保が課題となっている。この日は参加者らが電気自動車から電力を得る手順も確認。電気自動車メーカーの担当者に「1回の充電で電気代はいくらくらいかかるのか」と質問し、担当者は「300円程度。定額で何回でも充電できる方法もある」と説明していた。

【 2016年10月21日 10時44分 】


食品ロス削減へフードバンク始動 京都・長岡京の市民ら

2016-10-31 12:47:41 | 護 help

 まだ食べることができるのに廃棄される「食品ロス」を減らすため、家庭や企業から食品を提供してもらい、福祉施設などに贈る「フードバンク」の取り組みが、長岡京市で始まっている。市民10人が実行委員会を立ち上げ、11月の催しから食品の提供を受け付けるための準備を進めている。

■「もったいない」から「ありがとう」へ、提供受け福祉施設へ

 委員長を務めるのは、市民団体代表や市民生児童委員として活動している片山洋子さん(74)=長岡京市花山。「『もったいない』から『ありがとう』へ」を合言葉に実行委をフードバンク長岡京と命名し、元市職員や保育士らが委員として集まった。

 本格的な活動は、11月19日に中央公民館(同市天神4丁目)で開かれる環境フェアから始める予定だ。会場に「フードドライブ」と銘打ったブースを置き、市民や企業から食品を持ち寄ってもらう。委員らは集める食品の種類や広報の仕方、配布するチラシのデザインなどについて議論を重ねている。

 中でも、寄付してもらう食品の種類が懸念だ。賞味期限が明記されていなかったり切れたりしている食べ物、開封された商品、生肉や魚介類などの生鮮品などは引き取れない物に挙げる。

 ただ、大袋は開封されていても、中で小分けにされた袋は開いていない場合はどうするのかなど検討が続く。

 今後、環境フェアに向けて主催者の市にも協力を訴え、チラシを配布するなどして周知に努める。

 片山さんは「世界には飢餓に苦しむ子どもがたくさんいるのに、日本では1日に1人当たり500グラム以上を捨てている」と指摘し、協力を呼び掛ける。

 集めた食品は、市社会福祉協議会を通じて福祉団体などに贈る。問い合わせは片山さんTEL(951)0093。

【 2016年10月20日 11時24分 】


小6、陸上で“あつく”競う 京都・長岡京で記録会

2016-10-31 12:44:51 | 会 party

 京都府長岡京市の小学6年生全員が陸上競技に取り組む「市小学校陸上運動交歓記録会」が18日、京都市右京区の西京極総合運動公園補助競技場で行われた。夏のような強い日差しが降り注ぐ中、約700人が持てる力を発揮し、さわやかな汗を流した。

 市小学校体育連盟が主催し、17回目。全員参加の100メートル走をはじめ、選択種目の800メートル走や走り幅跳びなど8種目を行った。児童がトラックやフィールドを駆け回り、好記録を出すとガッツポーズで保護者らの声援に応える姿もあった。

 50メートルハードルで各組の1位になった黒木陽生君(12)=長岡第八小=は「みんな速かったけど1位になれて良かった」、田仲琉英君(12)=同=は「最初のハードルに当たってどうなるかと思ったけど、その後は乗っていけた」と、笑顔で話した。

【 2016年10月19日 11時10分 】


長岡京の男子、歓喜V2 日本スポーツマスターズのソフトボール

2016-10-16 10:10:14 | 賞 prize

 原則35歳以上の選手が参加する第16回日本スポーツマスターズが秋田県で先月あり、京都府長岡京市で活動する男子ソフトボール府代表のダイヤモンドスターが2連覇を達成した。大会中に負傷などで選手の離脱が相次ぐ逆境をはねのけ、関係者は「昨年の優勝がまぐれでなかったことを証明できた」と、喜びを新たにしている。

 大会は9月23~27日に13競技を実施。男子ソフトボールは全国から予選を勝ち上がった43チームが参加した。

 2回戦から登場したダイヤモンドスターは、堅い守りとチャンスに強い攻撃が光った。愛知県代表との決勝は、0-1の五回、2点二塁打で逆転に成功。エース坂井輝彦さんを中心に2-1で逃げ切り、全国約600チームの頂点に立った。

 昨年の優勝メンバーから3人が仕事や家庭の事情で休部、新たに3人を迎え、40代を中心に17人で活動している。部員の職業はまちまちで、日曜日に行う練習にも人数が集まらないことが悩みだ。

 大会中も仕事やけがで2人が戦線離脱を余儀なくされたが、チームが掲げる「心をゆるせる一生もんの仲間を作る」を胸に、厳しい戦いを切り抜けた。監督の米田進さんは「ここ一番の集中力と団結力が勝因。練習量が昨年以上に減り、大会前は不安だったが、チームは成長したと感じた」と、目を細める。

 貸し切りバスで秋田県まで片道13時間以上かけて遠征した。仕事の後に車中泊となった選手もいたが、連覇の喜びで疲れも吹き飛んだようだ。米田さんは「応援してくれた人たちにも感謝したい」と力を込める。

【 2016年10月15日 11時40分 】