2音楽団体、開幕飾る初共演を 6月、長岡京ミュージック商店街

2015-05-29 12:45:11 | イベント
 6月6、7日に京都府長岡京市内で開催される音楽イベント「第5回長岡京ミュージック商店街」のオープニングで、同市内で活動する二つの音楽団体が、初めて合同演奏を披露する。両団体とも「互いに補い合いながら、力を合わせて演奏したい」と意気込んでいる。

 合同演奏するのは、神足小PTA吹奏楽サークル「ピンポンマム」と、同市内の社会人らでつくる音楽仲間「ぐーすーぴー」。両団体とも、これまで同商店街にそれそれ個別に出演してきた。

 ミュージック商店街は、市内の商店主らでつくる実行委員会が2012年から開いている。阪急長岡天神駅周辺の喫茶店や衣料品店、飲食店などで、ジャズやポップス、ゴスペルなどさまざまなジャンルの生演奏が披露される。

 今回は、大人数で演奏できる場所がオープニングイベントしかなく、ピンポンマムは当初、少人数での参加を検討していた。だが、主催者側からオープニングイベントへの出演を依頼されたため、大きな規模で力強い演奏ができるよう、ぐーすーぴーに共演を呼び掛けた。当日は、「手のひらを太陽に」や「上を向いて歩こう」などを合同で合奏し、少人数でのアンサンブル演奏も含め、計9曲を披露する予定。16日に行われた合同練習では、曲のテンポや繰り返し部分などを確認しながら、互いの音色を聞き合って息を合わせていた。

 ピンポンマム副部長の伊藤千尋さん(39)=同市神足3丁目=は「一緒に演奏していても違和感がない。会場全体を巻き込んで、盛り上がる演奏をしたい」と話している。

 オープニングイベントは6日午前11時から同市役所前駐車場のステージで行われる。無料。

【 2015年05月27日 11時23分 】

京都・大山崎町、都計税条例案提出せず 16年度導入困難に

2015-05-29 12:43:40 | 政 governing
 京都府大山崎町の山本圭一町長は25日、公約に掲げる都市計画税(都計税)を導入する条例案を6月定例会に提出しないことを明らかにした。当初目指していた2016年度の導入は困難となった。山本町長は「導入を諦めたわけではない。前回の3月定例会で賛同を得られなかったことを踏まえ、議会とじっくり話し合いながら理解を求めていく」としている。

 都計税導入をめぐっては、江下伝明前町長も導入条例案を提出したが、13年6月と14年3月に反対多数で否決されている。山本町長は3月定例会に提出した一般会計当初予算案に都計税導入のためのシステム改修費を計上したが、議会から「説明不足」「税の使い道を聞いていない」と反発を受け、予算から削除された。

 山本町長は「(都計税案を)今出しても(現在の状況では)可決できない」として、まずは議会との話し合いを優先する。条例案や関連予算案の提出は見送り、町財政の現状と都計税の必要性を引き続き議会に訴える考えだ。

 都計税導入時には、同町のシステム変更が必要で、改修には約10カ月かかるため、今回提出を見送ったことで、目指していた来年度の導入は難しくなった。

 山本町長は「今後、安定した財源が必要だという考えは変わらない。焦らずに、腰を据えて議会と話し合っていく」と話し、「理解が得られるようであれば、次回の9月定例会での提案も検討したい」としている。

 前回は反対した町議は「事前に説明や相談などは一切無かった。まだ財政に余裕があるのではないか」と話した。

 25日の議会運営委員会では、マイナンバー制度導入に伴うシステム改修費などで4100万円を増額した一般会計補正予算案など14議案を説明した。会期は1~17日の17日間。一般質問は8、9日に行われる。

【 2015年05月26日 17時12分 】

油?…犯人はアライグマ 京都・向日神社の国文化財に

2015-05-26 10:20:28 | ブログ Weblog
 京都府向日市向日町の向日神社で、アライグマによる建物被害が相次いでいる。4月には国登録有形文化財の指定が決まったばかりの幣殿の板絵に、アライグマの小便がかけられる被害があった。同神社は「対策に取り組んでいるが、いたちごっこです」と頭を抱えている。

 六人部是継宮司によると、板絵は狩野派の絵師により江戸末期に描かれたもので、全部で10枚ある。4月中旬にマツと鳥が描かれた板絵にしみを発見した。全国で神社や寺に油がまかれる事案が相次いでいた時期だったため、最初は油かと思ったという。小便は天井近くからかけられたとみられる。

 同神社では以前にも壁に傷をつけられたり、明け方に天井裏を走り回るなどの被害があり、そのたびに駆除剤をまくなどの対策をとってきたが、時間がたつと舞い戻ってくるという。

 六人部宮司は「1年くらいは見掛けなかったのに。どこかに大きな穴でも空いているのだろうか」と話している。

【 2015年05月26日 09時44分 】

除染活動支援を歌でPR 京都・向日でチャリティーライブ

2015-05-26 10:18:00 | イベント
 福島県南相馬市で展開されている菜の花栽培による放射性物質除染活動「菜の花プロジェクト」を広めようと、京都市出身の歌手ふくい舞さんによるチャリティーライブが23日夜、京都府向日市上植野町の飲食店「ふうせんかずら」で開かれた。会場に響くふくいさんの伸びやかな美声に、観客約60人が魅了された。

 故郷でのライブを通して、同プロジェクトの普及に貢献しようと開催した。

 ふくいさんが「ただいま」と呼び掛けると、会場は「おかえり」と温かく迎えた。ヒット曲「アイのうた」や、宮城県気仙沼市の女性が家族を思って書いた詩にメロディーをつけた「あなたへの恋文」など6曲を披露。会場に入りきらず、店の外で歌声に聞き入る観客も見られた。

 京都市を拠点に活動する「けん玉トリッカーズ」との共演もあり、ふくいさんの歌に合わせてけん玉による派手なパフォーマンスが披露され、会場は拍手に包まれた。

【 2015年05月25日 11時14分 】

京都・勝林寺、300年ぶり大規模改修 阿弥陀仏像に金箔

2015-05-26 10:15:11 | 創 creation
 建物の老朽化と住職の不在で廃寺の危機にあった京都府向日市上植野町の西山浄土宗・勝林寺が、同宗の寺や地元住民らの協力を得て、約300年ぶりに大規模改修された。内装を整備したほか、所々傷んでいた阿弥陀(あみだ)仏像(高さ約1.5メートル)に金箔(ぱく)を貼りよみがえらせた。本堂の入り口にスロープを設けるなどバリアフリーにも対応。寺関係者は「昔のように住民に親しまれる寺にしたい」と意気込んでいる。

 同寺は光明寺(長岡京市粟生)の末寺。総代の小野輝夫さん(71)=上植野町=によると、幼い頃に住職に習字を教えてもらったり、手作りのまんじゅうを寺に持って行ったりするなど、住民に親しまれていたという。

 3年ほど前から専任の住職が不在になり、本堂の床は汚れ、阿弥陀仏像や仏具も傷んでいた。小野さんら4人が総代になり、同宗の寺や地元住民の寄付を得て昨年3月から改修工事を始め、今年4月に完了した。

 本堂の畳や仏具、照明などを新しくしたほか、庫裏のスペースを拡大し、寝室やバスルーム、トイレなどを完備した。寺の看板も新しく作った。

 16日には記念法要を行い、雅楽の音色を響かせながら周辺を練り歩いた後、本堂でお経をあげた。19日には地元住民に寺を開放した。

 6月27日午後3時から、京都市交響楽団のメンバーによる記念コンサートが開かれる。無料。問い合わせは同寺メールアドレスsyourinji@ryumyo.jpへ。

【 2015年05月23日 11時39分 】

認知症、地域で見守ろう 京都・長岡京で「迷い人」訓練

2015-05-26 10:12:33 | 護 help
 京都府長岡京市奥海印寺の谷田地区の住民が16日、認知症で行方不明になった人が出たことを想定した「迷い人捜索体験」訓練を実施した。住民主体の捜索訓練は市内で初めてで、約50人が徘徊役の3人を探し歩いた。発見時の声かけ訓練も行い、参加者は動き回る行方不明者を捜し出す難しさとともに、捜索には住民相互や行政などとの協力・連携が大切なことを実感したようだ。

 谷田ふれあいまちづくりの会、谷田たちばな会(老人会)、谷田自治会が市と連携して企画した。近くの在宅介護支援センター竹の里ホームや済生会京都府病院、市東・南地域包括支援センター、市社会福祉協議会の関係者、調子と友岡、馬場の住民も参画した。

 捜索体験は30代と70代の男性3人が行方不明になったとの想定。参加者は、行方不明者情報を伝える「迷い人情報メール」を受け取り、体型や髪型、服装などを手がかりに、7班に分かれ自治会館を出発。同地区だけでなく奥海印寺の北開や走田、明神前、新林の各地区、長法寺、今里、光風台といった近隣地域にも足を伸ばし、住宅街、竹林、農道などで徘徊役を探した。

 捜索区域内には顔写真を載せた「情報シート」を5カ所に掲示。参加者はシートをじっくりと見て容姿の特徴をつかみ、スマートフォンや携帯電話で写真を撮って捜索の参考にした。また、阪神電気鉄道とNTTドコモの小型GPS機器「ミマモルメ」を活用し、タブレット端末で徘徊役の位置を調べた。

 約1時間半の捜索で3人全員を見つけた班もあれば、発見に苦戦した班もあった。徘徊役と思われる人が近くにいても、眼鏡や帽子の有無、ちょっとした服装の違いなどで行方不明者と決めきれないケースも見られた。

 捜索体験に続いて声かけ訓練を実施した。参加者は相手を怖がらせないよう、穏やかな表情と優しい口調で徘徊役と接し、「どちらに行かれるの」「おいくつですか」「一緒に行きましょうか」などと声を掛けた。

 訓練後、参加者は感想や意見を出し合った。市老人クラブ連合会の副会長も務める谷田ふれあいまちづくりの会の山本淳会長(76)は「良い体験になった。これで満足することなく、次の段階に進めていきたい。このような取り組みを他の老人クラブなどでもやってもらえれば」と話していた。

【 2015年05月22日 09時39分 】

ワンコインでごちそう巡り 京都・長岡京、6月に「バル」

2015-05-24 06:53:33 | 商 trading
 京都府長岡京市の飲食店などが500円の特別メニューを提供する「ワンコインバルプラスin長岡京」(長岡京バルプラス実行委員会主催)が6月6、7日に同市内で開かれる。昨年に引き続き、市内の商店でミュージシャンが生演奏を披露する「長岡京ミュージック商店街」も同時開催し、一体となって地域を盛り上げる。

 バルは、食を通じた街の活性化やにぎわいづくりを目的に、地元の飲食店などでつくる団体が昨年3月に初めて開催した。

 今回は、出店者数が11店増え、居酒屋やワインバー、ケーキ店など37店が参加。2日間有効のバルカード(前売り500円、当日600円)を購入して参加店で提示すると、各店自慢のメニューや割安感のある商品が、500円または700円で楽しめる。

 また6月8~21日にも、カードを提示すれば割引やワンドリンクサービスなどの特典を受けられる「あとバル」も一部店舗で行う。

 ミュージック商店街は、商店主らでつくる実行委員会が2012年から開いており、今回で5回目。市内の喫茶店やブティック、ワインバーなど6店舗で、42組がジャズやポップス、ゴスペルなどの生演奏を披露する。

 6日午前11時から、オープニングイベントを市役所駐車場で開催し、ご当地スイーツ「たけのこマカロン」の販売なども行われる。

 バルカードは、市商工会や一部参加店で販売しているほか、商工会ホームページで事前予約も行っている。当日券は、市役所駐車場や観光情報センター(同市神足2丁目)など3カ所で販売する。

 市商工会は「この機会に、これまで入ったことのないお店を、数多く訪れてほしい」としている。

【 2015年05月21日 10時20分 】

女性の起業応援します 京都・長岡京でミニ講座

2015-05-24 06:51:26 | 習 learn
 京都府長岡京市女性交流支援センターが、女性の起業を支援するミニ講座「あなたのチャレンジ応援プラン」を26日から3回シリーズで開く。女性の活躍推進が重視される中、資格取得や資金調達などの方法を紹介し、女性の思いをかたちにすることを後押しする。

 26日、6月2、9日のいずれも午前10時~正午に同センターで開催する。

 講座では、初回はポリテクセンター京都で機械系職業訓練指導員を務める大川久恵さんが「仕事に活かせる資格がとれる?!」と題し、ポリテクの講義内容などを紹介。2回目は、夢をかなえて同市内に紅茶専門店を開いた八木沙織さんが「私がお店をはじめたら…好きなことが仕事になる?!」をテーマに話す。

 また最終回では、小規模事業者や中小企業に融資を行っている日本政策金融公庫の職員が、起業を目指す人に対する資金面の支援策を説明する。

 対象は、長岡京市在住・在勤・在学の18歳以上の女性で、定員は各講座いずれも先着10人。無料。申し込み・問い合わせは同センターTEL075(963)5501。

【 2015年05月20日 11時32分 】

短歌や俳句、優秀作を奉納 京都・長岡天満宮文芸祭

2015-05-24 06:49:59 | 祭 carnival
 京都府長岡京市天神の長岡天満宮で18日、学芸の神様として知られる祭神・菅原道真にちなんだ文芸祭が開かれた。神前に短歌と俳句の優秀作品が奉納され、参加者がさらなる上達を願った。

 同天満宮は、2002年から毎年同祭を開催しており、春に短歌と俳句、秋に川柳や冠句を募集している。今回は、短歌約252首、俳句約636句の応募があった。

 本殿で行われた祭典では、短歌と俳句の入賞作品が詠み上げられた。その後、社務所で入賞者の表彰と、選者による入賞作品の解説や選評が行われ、参加者は、熱心にメモを取りながら聞き入っていた。

 俳句で長岡天満宮賞を受賞した西田素美さん(64)=兵庫県赤穂市=は「電車から見える長岡天満宮の鳥居を、いつか詠んでみたいと思っていた。初心に戻ってこれからもいい作品をつくりたい」と話していた。

 主な入賞作品は次の通り。(敬称略)

 【短歌】長岡天満宮賞=根岸桂子▽長岡天満宮奉賛会賞=近藤倖惠▽京都新聞賞=金子惠一▽阪急電鉄賞=濱岡良子▽文芸祭賞=中村隆

 【俳句】長岡天満宮賞=西田蓼花▽長岡天満宮奉賛会賞=藤本柊花▽京都新聞賞=久保達也▽阪急電鉄賞=谷口良江▽文芸祭賞=川波楊花

【 2015年05月19日 11時06分 】

色鮮やか蘭花譜の原画、来場者ら堪能 京都・大山崎で企画展

2015-05-15 09:46:02 | 会 party
 昭和前期の実業家・加賀正太郎が制作した木版画集「蘭花譜(らんかふ)」の原画と当時の時代背景を紹介した企画展「蘭花譜 原画作成の頃」が、大山崎町大山崎の町歴史資料館で開かれている。精密な筆致で描かれたランの絵や、原画が作られた頃の大山崎を描いた資料が来場者の目を楽しませている。

 加賀は、自ら設計した英国式の洋館「大山崎山荘」の温室で栽培していたランを記録するため、1946年に蘭花譜を制作した。

 原画は、33~37年に京都市内に住んでいた日本画家の池田瑞月が描いた。京阪新京阪線(現在の阪急京都線)に乗って山荘に通い、温室にこもって制作したという。加賀の指示通り、ランは全て実物大で描かれており、美しく写実的な作品となっている。

 しかし現在は所在が分かっておらず、今回展示された60点の原画は、未完成の続編(第2輯(しゅう))のために保存されたものと見られる。

 また、原画作成時の大山崎町付近の沿線情報を載せた昭和期のパンフレットや絵はがきなど、昔の大山崎を伝える資料も展示している。

 入館料200円(小中学生は無料)。31日まで。問い合わせは町歴史資料館TEL075(952)6288。

【 2015年05月14日 11時34分 】

イオンモール影響に対応 京都・向日市と市商工会

2015-05-15 09:44:28 | 商 trading
 京都府向日市北部と京都市にまたがる地域で営業するイオンモール京都桂川による地元商店への影響に対応しようと、向日市と同市商工会は、「イオンモール対策連絡協議会」を設置した。協議会は「個別にきめ細やかな対応をし、売り上げ減少などへの対策を強化したい」としている。

 協議会は、市産業振興課と市商工会、経営支援の専門家・中小企業診断士で構成する。商店からの相談を受けるほか、融資制度の紹介や中小企業診断士による助言などを業務とする。

 市は昨年10月に経済環境の変化や交通問題など開業に伴うあらゆる問題に対応するため、イオンモール対策室を設けたが、相談は17件と低調で4月末で閉鎖した。

 一方で、地域経済への打撃を懸念する声が依然あり、経済問題に対応するための新しい組織を立ち上げた。

 1日に初会合が開かれ、協議会の設置要綱や市商工会が実施した影響調査結果などを確認した。また、今月限りでいったん閉店することが決まった「イオン向日町店」について、閉店後に買い物客の動向を探る調査を実施することも決めた。

 会長の長谷川績次市産業振興課長は「共存共栄をしていく考えは変わらない。北部のにぎわいを中心市街地に誘導し、市全体を活性化させたい」と話している。

 問い合わせは市役所代表TEL075(931)1111から事務局の同課。

【 2015年05月13日 11時03分 】

いい香りのショウブ湯で、ゆったりして 京都・長岡京

2015-05-15 09:43:25 | 護 help
 端午の節句に合わせて無病息災を願うショウブ湯のサービスが、京都府長岡京市東神足2丁目の地域福祉センター「きりしま苑」で始まった。利用者は爽やかなショウブの葉の香りを楽しみながら、体の疲れを癒やしている。

 高齢者に季節感を味わってもらおうと、同センターが1992年の開所から毎年行っている。今年の期間内には徳島産のショウブの葉約60キロを使う。

 11日には施設利用者27人と一般利用者約100人が訪れた。ショウブが浮かんだ湯船に漬かると「いい香りがする」とほっとした表情を見せていた。

 中谷大介事業長は「利用者の喜ぶ姿が見られるので、今後も続けていきたい」と話した。12月にはユズ湯も行う予定。

 一般利用は60歳以上の長岡京市民が対象で、午前9時半~10時半と、正午~午後3時半の2部制。15日まで。無料。

【 2015年05月12日 10時28分 】

子どもみこし、町内練る 京都・向日

2015-05-15 09:41:46 | 祭 carnival
 向日神社(京都府向日市向日町)の「還幸祭」が10日行われ、ご神体を載せた鳳輦(ほうれん)を中心とした車列が、向日市や長岡京市を巡行した。

 還幸祭は、同神社から向日市上植野町の御旅所まで巡行した神幸祭の3日後にある。この日は午前9時半ごろに御旅所を出発し、10地区を回った。

 向日市寺戸地区では、同地区独自の礼拝所で神事が営まれ、氏子らが車から降ろされたご神体に玉串をささげた。

 また、向日市の無形民俗文化財に指定されている同市鶏冠井町の子どもみこし「鶏冠井シャナンボウ」の巡行も同日行われ、そろいの法被を着た子どもたち約100人が、台車に載ったみこしを引いて町内を練り歩いた。

 シャナンボウは、牛若丸が身の危険から逃れるために授けられた法名「遮那(しゃな)王」に由来するとされる。

 午後2時、子どもたちは2組に分かれて向日社芝斎場を出発。太鼓の音に合わせて元気よく歩く姿に、住民らが沿道で目を細めて見守っていた。

【 2015年05月11日 11時10分 】

新体操の美技披露 京都・向日で全国の小中高生ら

2015-05-07 17:36:16 | 会 party
 向日市長杯新体操親善大会が5日、京都府向日市森本町の市民体育館で始まり、新体操に取り組む全国の小学生や中高生らが、日頃の練習成果を披露した。

 同大会は、競技を通じて夢や目標を持ち、交流を深めることを目的に、向陽新体操クラブ(向日市上植野町)が昨年から始めた。今回は静岡や高知、広島など全国から17チーム、約200人が参加した。

 この日は、高校生以上が対象のシニア個人と同団体などの競技が行われた。5人一組の団体では、選手たちが手具のクラブやフープを複雑に投げ交わしながら、はつらつとした表情でダイナミックに演じていた。

 小学1~4年を中心とした「徒手・幼児」の部では、かわいらしいコスチュームを着た子どもたちが、軽快な音楽を全身で表現。保護者たちが大きな拍手を送っていた。

 6日は、小学校高学年や中学生を対象にしたジュニアの競技などが行われる。

【 2015年05月06日 11時39分 】

10周年、催し多彩 京都・長岡京の市民活動拠点「バンビオ」

2015-05-07 17:34:01 | 民 people
 JR長岡京駅前の大型施設「バンビオ」(京都府長岡京市神足2丁目)が開館から10周年を迎え、市内の創作団体による展示や記念イベントが開かれている。

 バンビオは、長岡京駅西口の市街地再開発事業として2005年にオープンした。市民の交流フロアや中央生涯学習センターなどが入り、市民活動の拠点になっている。

 3日から始まった「第10回バンビオ展示ウイーク」では、市内の創作団体など計16団体が手作りのアクセサリーや水墨画、イラストなどを並べている。体験教室も開かれ、乙訓の自然や歴史を書や画にして表現する「乙訓文人会」のメンバーの指導で、子どもやお年寄りが水墨画などの余白に添える漢詩「画賛」に挑戦した。

 別フロアでは親子で自作の紙飛行機を作って遊ぶイベントが行われ、さまざまな形の紙飛行機が会場内を舞った。参加した長岡第八小3年の井上仁海君(8)は「こんなに飛ぶ紙飛行機は初めて」と喜んでいた。

 展示は10日まで。各イベントなどの問い合わせはバンビオ1番館内の中央生涯学習センターTEL(963)5500、生涯学習団体交流室TEL(963)5518。

【 2015年05月04日 10時50分 】