18小、たすき胸に力走 京都・乙訓で駅伝、長法寺小V

2015-11-29 13:01:09 | 賞 prize
 京都府乙訓地方小学生駅伝大会(乙訓ふるさとふれあい駅伝)が28日、2市1町を舞台にしたコースで行われた。乙訓地域の公立全18小学校が参加し、6年生が懸命の力走を見せた。今年は長法寺小が優勝した。

 子どもたちの基礎体力や持久力を養い、責任感や連帯感を高めてもらおうと、2市1町の教育委員会と乙訓地方小学校長会、同小学校体育連盟が毎年この時期に開いている。

 コースは大山崎小(大山崎町円明寺)をスタート地点に、長岡第五小(長岡京市下海印寺)や第5向陽小(向日市上植野町)などで中継し、向日市民体育館ふれあい広場(同市鶏冠井町)にゴールする6区間9・5キロ。各校から男女各3人ずつで組んだチームが出場した。

 時折、冷たい風が吹き抜ける中、スタートの号砲が響くと1区の走者が勢いよく飛び出し、仲間が待つ中継点を目指した。沿道には友人や家族ら多くの人が駆けつけ、大きな声援を送っていた。

 中継点で待つ子どもたちは、緊張した面持ちで前の走者の到着を待ち、チームメートが迫ってくると「もう少しや」「頑張れ」などと声をかけていた。たすきを受け取ると、次の中継点を目指して一気に駆けだしていった。

 6位までの順位は次の通り(敬称略)。

 (1)長法寺小(國樹優太、林美怜、西村倫太朗、高橋夢乃、永海遼太、林珠邑)(2)長岡第四小(3)長岡第八小(4)長岡第九小(5)向陽小(6)長岡第五小

【 2015年11月29日 10時35分 】

京都・向日市役所、耐震基準下回る 補強で使用検討

2015-11-29 12:59:14 | 災 disaster
 京都府向日市は26日、本年度に実施した市役所庁舎(同市寺戸町)の耐震診断結果をまとめた。国の構造耐震指標(Is値)は最も低い本館2階で0・35と、耐震性があるとされる基準値(0・9)を下回ったが、市は「補強や改修で今後も引き続き使用できる可能性はある」としている。

 Is値は震度6強~7の地震に対し、建物の倒壊・崩壊の危険性を示す指標で、国は0・6以上であれば「危険性は低い」、0・3以上0・6未満が「危険性がある」、0・3未満は「危険性が高い」と定めている。市庁舎など防災拠点となる施設については0・9を必要としている。

 市役所本館と議場棟はいずれも1970年に建設され、老朽化が進んでいる。国は自治体に公共施設などの総合管理計画の策定を求めており、市は庁舎の耐震診断を実施するとともに、阪急東向日駅周辺への移転も含めて検討を進めてきた。

 診断結果では、本館のIs値は0・35~1・02、議場棟は0・94~2・88。コンクリート強度は基準を満たしていたが、建物の老朽化の度合いを総合的に評価する「耐力度」は国の基準を下回った。

 市は「工事中には庁舎の事務スペースが相当減少するだろうが、耐震補強や改修を工夫すれば使用は可能」としている。診断結果を踏まえ、継続使用や建て替え、東向日駅周辺への庁舎移転も含めて検討を進める。

【 2015年11月27日 12時27分 】

ギター弾き20年 京都・向日のクラブ、28日に記念演奏会

2015-11-29 12:57:45 | 会 party
 京都府向日市民を中心としたクラシックギタークラブ「ソレイユ」が結成20周年を迎え、28日に記念コンサートを市民会館ホール(同市寺戸町)で開く。当初は初心者も多く、基礎練習の毎日だったが、今では難易度の高い曲に挑戦するまでに。メンバーは「ギターの魅力と練習の成果を本番にぶつけたい」と意気込んでいる。

 ソレイユは1995年、市中央公民館主催のギター教室に参加した市民らが結成。13人のメンバーはギタリストの藤井敬吾さんの指導を受けながら、市中央公民館などで月3回練習を重ね、市内などで定期的に発表会を開いてきた。

 藤井さんから調弦の方法や弾き方などを教わり、自宅で個別練習を重ねるうちに、めきめきと上達。毎年3~4曲は新しい曲に挑戦し、今ではレパートリーは50曲を超える。コンサートでは、藤井さん編曲の「ラデツキー行進曲」や「コーヒー・ルンバ」のほか、今年初めて取り組んだ組曲「展覧会の絵」など11曲を演奏する。藤井さんら3人のゲストによる演奏もある。午後2時から。無料。

 22日には向日コミュニティセンター(同市向日町)でコンサートのリハーサルを行い、本番の段取りを確認した。メンバーの前田正夫さん(66)は「旋律が美しいし、手軽にどこでもできる」とクラシックギターの魅力を語り、加入も呼び掛けている。問い合わせは前田さんTEL(962)6966。

【 2015年11月26日 11時28分 】

手描き更紗、文様の妙 京都・向日、故青木寿恵さん作品展

2015-11-29 12:56:21 | 会 party
 京都府長岡京市を拠点に活躍した手描き染め更紗(さらさ)作家、故青木寿恵さん(1926~2010年)の作品を集めた「素朴でかわいい更紗展」が、向日市寺戸町の寿恵更紗ミュージアムで開かれている。東海道五十三次やロッキー山脈などユニークなモチーフを繊細に描いた着物や初公開の額装などが並び、来館者の目を楽しませている。

 更紗は紀元前にインドで発祥したとされる染め文様。化学染料や版木を使うケースが多いが、青木さんは草木染にこだわり、パターン化されたデザインの一つ一つを手描きしている。その作品は「寿恵更紗」と呼ばれ、世界で評価されている。

 今回は「かわいいを見つける」をテーマに初公開を含む約50点を展示した。

 着物「旅しぐれ」は、東海道五十三次に登場する日本橋や富士山などの風景を絵柄にした。ロッキー山脈に花やチョウを描いた着物「瑞峰」や源氏物語のさまざまなシーンを盛り込んだ着物もある。

 このほか、唐草文様と花の対比が美しい初公開の額装「縞(しま)唐草」や、青木さんが更紗を研究していた初期の作品も並んでいる。

 12月13日まで。月曜休館。観覧料は500円(大学生・専門学校生は100円)。高校生以下と障害者手帳を持った人、東日本大震災の避難者は無料。問い合わせは同ミュージアムTEL(934)6395。

【 2015年11月25日 11時07分 】

大地震想定、避難所の運営体験 京都・長岡京、170人参加

2015-11-29 12:54:55 | 賞 prize
 大地震発生を想定した避難所の運営体験が23日、長岡第四中体育館(京都府長岡京市下海印寺)であった。長岡第五小学校区の14地区から約170人が参加し、年齢や障害など避難者のさまざまな事情に配慮しながら、居住スペースの振り分けや必要な物資について考えた。

 同小学校区地域コミュニティ協議会が、静岡県が開発した避難所運営の模擬体験ゲーム「HUG」を初めて実施した。

 1月に震度6強の地震が発生し、多くの被災者が同中に避難してきたとの想定。参加者は地区ごとに分かれ、最初にメーンの避難所となる体育館に見立てた紙に受付や通路などを書き込んだ。

 その後、年齢や性別、持病などが書かれた「避難者カード」を、体育館や音楽室など9カ所に配置した。92歳の男性について「畳があって暖かい武道場がいい」、重度の知的障害のある15歳の女性については「保健師の近くで過ごした方がいい」などと意見を出し合った。

 また、乳児の避難者カードが出ると、「備蓄物資に粉ミルクや紙おむつも入れた方がいいのでは」と提案する男性もいた。

 谷田自主防災会による炊き出し訓練や非常食の試食もあった。

【 2015年11月24日 10時45分 】

みずみずしい野菜求め列 京都・長岡京で農業祭

2015-11-29 12:53:16 | イベント
「長岡京市農業祭」が22日、京都府長岡京市開田3丁目の市立産業文化会館で開かれた。農林産物品評会の表彰式や新鮮な野菜と果物の即売会のほか、40回目の開催を記念した新企画もあり、来場者たちを楽しませた。

 地産地消への意識を高めてもらおうと、農業団体やJA、市などでつくる実行委員会が毎年実施している。はじめに表彰式があり、入賞者たちに表彰状が贈られた。

 農林産物品評会には、地元農家が育てた野菜や果物164点が並んだ。その後即売会が行われ、ドーム型に締まったカリフラワーやみずみずしいナス、立派に育った大根などを来場者が買い求め、約30分で完売した。

 屋外に、節目を祝って野菜を積んで作った宝船や、これまでの農業祭の写真を展示したブースが設けられた。乙訓産タケノコのバター焼きやつきたての餅なども振る舞われた。

【 2015年11月23日 11時23分 】

地域の川、もっと豊かに 京都で150人がゴミ拾い

2015-11-29 12:48:29 | 賞 prize
 清掃活動を通じて子どもからお年寄りまで幅広い世代で交流しようと、京都府長岡京市調子-奥海印寺の小泉川で21日、クリーンキャンペーンが行われた。市老人クラブ連合会が主催し、昨年に続いて2回目の開催となった。

 今年は、サッカーやバドミントンなど市内のスポーツ少年団に所属する小中学生やその保護者ら120人をはじめ、同連合会メンバーを含め約150人が集まった。

 はじめに同連合会幹部が「自分たちの手で川をきれいにして、長岡京市をもっと好きになることができるように頑張って」とあいさつ。その後、参加者は所属団体ごとに小泉橋から柳谷橋間の約5キロに分散し、1時間かけてごみを拾った。

 時折、暖かい日差しも降り注ぐ中、軍手をはめた子どもらが、川の中に捨てられたポリ袋や雑誌、流木などを集め、次々とごみ袋に入れていった。土手や道路脇の草むらに分け入るグループもあり、たばこの吸い殻や発泡スチロールの箱などを回収。児童らは「きれいな河川敷になってよかったね」などと話しながら、地元の小川を眺めていた。

【 2015年11月22日 10時12分 】

古代の姿、解明に弾み 京都「乙訓古墳群」国史跡に

2015-11-29 12:46:37 | 歴 history
 京都府南西部の乙訓2市1町と京都市西京区に分布する古墳11基が20日、「乙訓古墳群」と名称変更し、国の史跡に追加指定されることが決まった。乙訓地域からは新たに8基が史跡指定される。観光振興や今後の調査の弾みになると、関係者は受け止めている。

 向日市では、五塚原古墳(寺戸町)、元稲荷古墳(向日町)、南条古墳(物集女町)、物集女車塚古墳(同)の4基が新たに史跡指定される。中でも、古墳時代最初期の3世紀半ば~後半に造営された五塚原古墳は、卑弥呼の墓との説がある「箸墓(はしはか)古墳」(奈良県桜井市)と全国で唯一、同じ構造を持つことが近年判明した。箸墓古墳は宮内庁が立ち入りを禁じているだけに、五塚原古墳の調査を通じて、最初期の古墳の構造や王権の姿を読み解く手掛かりになると期待される。

 市は2月、歴史まちづくり法に基づく計画(歴まち計画)認定を受け、長岡京の中枢が置かれた「歴史のまち」を前面に打ちだそうとしている。その上で五十棲敏浩副市長は「古墳時代の豊かな歴史遺産も残る。地権者の意向を聞きながら、史跡公園などの整備を進め、観光振興につなげたい」と意気込む。

 長岡京市は、1981年に国史跡に指定された乙訓地域最大の前方後円墳・恵解山(いげのやま)古墳(勝竜寺、久貝2丁目)に加え、井ノ内車塚古墳(井ノ内)、井ノ内稲荷塚古墳(同)、今里大塚古墳(天神5丁目)が新たに指定される。

 3基はいずれも古墳時代後期の6世紀前半~7世紀前半にかけて造営された。最近の調査で、井ノ内車塚古墳から須恵器や赤色顔料が混じった土が見つかった。同様の出土物が確認された他の2基と同じ横穴式石室を持つ可能性が浮上しており、今後の調査が注目される。

 市埋蔵文化財センターの中島皆夫事務局次長は「古墳群として一体的に指定されることで、3市1町での調査情報共有が進むことが大きい。指定がこれからの調査の励みにもなる」と受け止める。

 大山崎町では、鳥居前古墳(円明寺)が唯一指定される。全長54メートル、高さ8メートルの前方後円墳。古墳時代前期末の4世紀末~5世紀初めに築かれたとされる。69年に調査が始まり、竪穴式石室から鉄剣や勾玉(まがたま)などさまざまな副葬品が見つかっている。中でも、「巴(ともえ)形銅器」と呼ばれる副葬品は朝鮮半島南部でも出土例があり、被葬者が朝鮮と外交関係を持ったことがうかがえるという。

 町教育委員会は「乙訓古墳『群』という価値付けによって、乙訓地域全体の連帯感を強めるツールにもなる」とした上で、「古墳は地域の歴史の象徴。今後は、公有地化も含め残していく責任感が増す」と話す。

【 2015年11月21日 10時03分 】

水中運動通じ機能回復支援 京都・向日のサークル発足10年

2015-11-20 06:29:51 | 護 help
 水中運動を通して、障害のある人やお年寄りの機能訓練をサポートする京都府向日市のボランティアサークル「めだか」が、発足10年を迎えた。利用者の安全に配慮しながら、どうすれば効果的かを研究する日々。9月には府知事表彰も受賞した。マンパワー不足という課題もあるが、「できるところまで続けたい」と意気込んでいる。

 「めだか」は2005年に発足し、毎週月曜に同市鶏冠井町の市民温水プールで活動している。スタッフ10人が半身不随や全盲の障害者らの体を支えながら、水中での屈伸やウオーキングなどの運動を手伝う。利用者それぞれに違ったメニューを作っているほか、ウオーキングは一般利用者と同じ場所で行うため、体がぶつからないように安全にも注意を払っている。

 陸上での運動に比べて関節などへの負担が軽減されるため、利用者から好評という。昨年12月から参加している小西初子さん(58)=京都市伏見区=は「ジムと合わせて利用しているが、右足に筋肉がついてきたと思う。あとは泳げるようになりたい」と語る。

 毎年度末には研修会を開き、効果的な水中運動の方法などの研究を重ねている。会長の藤田雄三さん(74)=同市森本町=は「劇的に体が良くなった人もいるし、喜んでもらえるとやりがいがある。これからも利用者一人一人に合った運動を考え、実践していきたい」と話している。

 利用者とスタッフを募集している。利用者の会費は月額500円(別途プール利用料が必要)。問い合わせは市ボランティア活動センターTEL075(932)1961。

【 2015年11月19日 12時25分 】

京都・長岡京、中国に売り込み 市長、寧波市でトップセールス

2015-11-20 06:27:58 | 商 trading
 京都府長岡京市の特産品の販路を中国に拡大しようと、中小路健吾市長らが13日から、友好都市の寧波市を訪問した。初のトップセールスで、期限付きながら足掛かりを築いた中小路市長は「中国に販路を開く橋頭堡(ほ)を築けた」と手応えを語る。

 訪問中のメーン行事は、14日にあった長岡京市物産コーナーの除幕式だった。市中心部の寧波国際会議展示センターのブースを1年間無料で借り、市内企業の製品を展示する。

 陳列台は縦2メートル、横1メートルほどで、2台にタケノコ焼酎や竹炭消臭剤、つくだ煮などを展示。長岡天満宮や柳谷観音楊谷寺など市内の観光名所を紹介する写真も飾り、観光誘客も呼び掛ける狙いだ。

 市によると、居合わせた現地の卸売業者らが早速興味を示し、商品の特徴や利点などを具体的に聞いてきたという。ただ、企業が出す他のコーナーにはスマートフォンなどで読み取れば詳しい商品説明が表示されるバーコードが備えられており、市では今後、より有効な情報提供のあり方を検討するという。

 また、中国で輸出入の事務を行っている元府上海ビジネスサポートセンター上級顧問の藤原二郎さんに事業支援を取り付けた。長岡京市内の企業と中国の業者との窓口役を担ってもらうことで、商品の輸出をスムーズに行うためのルート確保に期待が持てるという。

 訪中の総括として13日夜には、中小路市長と寧波市の慮子躍市長が初会談し、友好関係を経済交流へと発展させることで合意した。

 寧波市は人口約700万人の巨大都市だけに、「大きなビジネスチャンス」と中小路市長は受け止める。物産の展示期間は1年。長岡京市の物産がどれだけの注目を集めるか、見守りたい。

【 2015年11月18日 11時51分 】

畳新調、図書室にイグサ香る 京都畳組合、長岡第九小に寄贈

2015-11-20 06:26:06 | 護 help
 きれいな畳の上で子どもたちに読書を楽しんでもらおうと、京都畳商工協同組合(京都市上京区)は16日、長岡京市東神足2丁目の長岡第九小に畳6枚を贈った。3年の児童が早速、図書室に敷かれた新しい畳の感触を楽しんだ。

 今年9月、同組合が同小3年生対象に、畳を使ったものづくり体験教室を開いたことがきっかけ。同小の図書室には、1979年の開校時に畳6枚が敷かれたが、表面がすり切れ、ぼろぼろになっているのを同組合の細川哲夫理事長らが見て、寄贈を申し出た。

 畳は、京都畳技術専門学院(同区)の訓練生が昔ながらの手縫いで作った京畳。同組合員らが畳を入れ替えると、図書室にはイグサの香りが漂い、児童は「新築の家みたいなにおいがする」などと歓声を上げ、新しい畳の上で本を広げていた。

 また、この日は学校近くのきりしま苑からデイサービス利用者のお年寄り23人が来校、1年生と遊びや給食を共にして交流を楽しんだ。7月に1年生が同苑を訪れ、お年寄りと七夕の飾りつけなどをしたことのお返しとして訪問した。

 子どもたちが踊りや校歌を披露した後、一緒にゲームを堪能。玉入れでは、教諭が頭上に掲げる籠を目がけ、次々と玉を投げていった。お年寄りから「上手に投げるね」と褒められると、笑顔でうなずく児童もいた。

【 2015年11月17日 11時26分 】

激辛キャラ年賀状で商店街PR 京都・向日で販売

2015-11-20 06:24:19 | 商 trading
 京都向日市激辛商店街は、イメージキャラクター「からっキー」のイラストが印刷された年賀はがきを製作し、販売を始めた。

 全国の人に年賀はがきが届くことで、同商店街や向日市のPRにつなげようと、2010年から向日町郵便局の協力を得て実施している。

 イラストは切手の下部に描かれ、「からっキー」や「京都向日市激辛商店街」の文字も入っている。

 4千枚作った。同市寺戸町のライフシティ東向日で販売している。問い合わせは、同商店街事務局の携帯電話090(4290)3002へ。

【 2015年11月16日 09時37分 】

古代衣装 色彩鮮やか 京都「向日市まつり」始まる

2015-11-20 06:22:31 | 祭 carnival
 「向日市まつり」が14日、京都向日町競輪場(京都府向日市寺戸町)で始まった。屋台に農産物やおいしい食べ物が並んだほか、市文化資料館(同)では古代衣装のファッションショーが催され、訪れた住民らが地元の歴史の魅力を堪能した。

■新鮮野菜に長蛇の列

 会場では、白菜や大根など新鮮な野菜を買い求める長蛇の列ができた。特設ステージでは地域のダンス教室やサークルが華麗なパフォーマンスを披露し、大きな拍手が起きた。

 古代衣装のファッションショーでは、古代衣装研究家の山口千代子さんが衣装や時代背景を解説。奈良時代後期―平安初期の官僚や貴族の衣に身を包んだ出演者らが、館内をゆっくりと練り歩いた。鮮やかな色彩の衣装の列が前を通ると、来場者たちは「きれい」と声を上げながらスマートフォンやカメラで撮影した。会場では、公募で集まった向陽高や京都西山高の生徒ら約50人のボランティアが、出演者やスタッフとして参加した。

 15日も同競輪場で開かれ、中世に乙訓地域を治めた武士集団「西岡衆」をテーマにした時代行列などを催す。

 向日市まつりは市や市商工会などがつくる実行委員会が主催し、37回目となった。

【 2015年11月15日 08時55分 】

野菜の出来、丹念に審査 京都・向日市産の品評会

2015-11-20 06:20:44 | 会 party
 京都府向日市産の農産物品評会が13日、京都向日町競輪場(同市寺戸町)であり、ハクサイやダイコン、ホウレンソウなど34種95点が審査された。

 14、15日に同競輪場で開催される「向日市まつり」の農業コーナー実行委員会が主催。府京都乙訓農業改良普及センターの岡田昭信所長ら6人が審査員を務め、野菜の重さや大きさ、艶などを丹念にチェックしていた。

 農産物は14日に展示され、15日午前10時10分から販売される。

【 2015年11月14日 10時04分 】

「大きいの見つけた」 京都・長岡京でミカン狩り最盛期

2015-11-20 06:17:49 | 木 plants
 京都府長岡京市奥海印寺の農園で最盛期を迎えたミカン狩り。太陽の恵みをいっぱい吸収したオレンジ色の温州ミカンが、たわわに実っている。

 藤井昇さん(76)の畑には、京都市から幼稚園児が訪れ「こっちの方がオレンジ色がきれい」「大きいの見つけたー」などと歓声を上げていた。小さな手でテニスボール大に育った実をもぎ、次々と袋に詰めていった。

 藤井さんによると、9月下旬以降の好天続きで実のできは上々という。食べてみると、酸味と甘みが絶妙のバランスで口に広がる。

 11月29日まで。要予約。中学生以上700円、小学生600円、幼児400円。団体割引もある。問い合わせはJA京都中央海印寺支店TEL(952)3121、藤井さんTEL(951)0293、高橋さんTEL(951)8818。

【 2015年11月13日 11時10分 】