市環境の都づくり会議や西山森林整備推進協議会などでつくる実行委員会が開催

2010-11-30 17:00:27 | 会 party
未来の長岡京を環境考えよう 団体活動を紹介、討論 : 京都新聞

「長岡京市環境フェア」がこのほど、市立中央公民館(同市天神)で開かれ、リサイクルや里山再生などに取り組む団体や企業の活動が紹介されるなどした。また、市立図書館(同)では関連イベントの「市総合計画シンポジウム」があった。参加した市民らは環境保全や未来のまちづくりについて考えた。

 フェアは市環境宣言を受けて、温暖化防止やエコ意識を広めようと、市環境の都づくり会議や西山森林整備推進協議会などでつくる実行委員会が昨年初めて開催。今年も市民グループや企業約40団体の協力を得て実施した。

 会場には、廃油を使ったせっけん作りやフードマイレージなどの講座、環境をテーマにした紙芝居があったほか、クイズコーナーなどが設けられた。また企業のブースでは電気自動車などが展示された。

 フェアの取り組みの一つ「第14回市民環境フォーラム 子ども環境フェスティバル」では、長岡第四小6年の小杉朱里さんら4人が、身近な場所の温度変化や河川の汚れなど、それぞれ関心を持ったテーマの研究結果を報告した。

 一方、市総合計画シンポジウムでは、環境問題やまちづくりをテーマに講演やパネル討論があった。

 市と京都府立大の連携協力包括協定締結記念の事業の一環で、市民や関係者ら約100人が参加した。市は現在、第3次総合計画第3期基本計画(2011~15年度)の策定を進めている。

 府立大公共政策学部の窪田好男准教授が講演し、市民に分かりやすい総合計画策定の必要性を指摘した。また、市総合計画審議会委員の小幡範雄・立命館大政策科学部教授が、基本計画の重点課題や環境問題などについて語った。

 続いてパネル討論が行われ、識者やボランティア団体のリーダーらが「環境・健康・安全のまちづくり」と題して、西山など森林や農地の保護、多世代交流などの重要性などについて意見を交わした。

【 2010年11月30日 10時26分 】


メンバー11人がヒマワリをイメージした黄色の帽子と緑色の服を着て登場

2010-11-29 17:28:35 | 会 party
15年の歩み、ギター演奏にのせ 向日の団体 : 京都新聞

向日市在住、在勤の人でつくるクラシックギタークラブ「ソレイユ」が28日、結成15周年記念コンサートを同市寺戸町の市民会館で開いた。メンバーはそろいの衣装で多彩な20曲を奏で、練習の成果を発揮。市民約190人が聞き入った。

 「ソレイユ」はフランス語でヒマワリを意味する。クラブは市中央公民館などで月3回練習している。

 冒頭でメンバー11人がヒマワリをイメージした黄色の帽子と緑色の服を着て登場した。全員でナポリ民謡の「オー・ソレ・ミオ」や歌謡曲の「ペッパー警部」を奏でた。

 重奏では2~4人が一組となり、衣装を替えて臨んだ。途中で手品を披露するメンバーもおり、工夫を凝らした内容に客席から拍手が起きた。ゲスト3人の演奏に続き、最後は再び全員で「早春賦(ふ)」「ちいさい秋みつけた」などを奏でた。見事なハーモニーに、聴衆はじっくりと耳を傾けていた。


訪れた人は大きさや色つやの良さに驚いた様子だった

2010-11-29 17:12:43 | 祭 carnival
旬の野菜、市民らに好評 長岡京で農業祭 : 京都新聞

第35回長岡京市農業祭が28日、同市天神の市立中央公民館で開かれた。市内で生産された農林産物の展示や販売をメーンとする恒例行事で、ダイコンやハクサイなど旬の野菜を含む162点が並び、市民が品定めして買い求めた。

 農家の生産技術と意欲を高めるため、市やJAなどでつくる実行委員会が毎年催している。

 館内には、27日に行われた農林産物品評会に出品されたカブラやニンジン、ジャガイモなどの野菜や、カキやミカン、ユズなど果物が展示され、訪れた人は大きさや色つやの良さに驚いた様子だった。

 駐車場に設けられたブースでは、午前中に館内で展示した農産物の即売が行われたほか、豚汁が振る舞われた。米粉を使ったパンの販売もあり、買い求める市民らでにぎわっていた。農林産物品評会の表彰式も行われた。

 品評会の主な入賞者は次のみなさん。

 府知事賞=野村重治(ハクサイ)▽市長賞=岡本武彦(ダイコン)▽市議会議長賞=高橋良之介(カブラ)▽市議会総務産業常任委員長賞=高橋壽次(花菜)▽ 市農業祭実行委員会長賞=藤井謙和(キャベツ)▽乙訓都市農業振興協議会長賞=藤井孝幸(コマツナ)▽府土地改良事業団体連合会乙訓支部長賞=森田啓史(サツマイモ)▽京都新聞社賞=藤井幸子(ネギ)

【 2010年11月29日 11時51分 】




大津びわこ競輪に続き京都府営向日競輪場が廃止へ! #

2010-11-29 16:57:24 | ブログ Weblog
12年度以降、向日町競輪廃止へ 検討委、提言決定 (京都新聞) - Yahoo!ニュース

収益低迷に苦しむ京都府営の向日町競輪場(向日市)について、存廃を議論している府検討委員会は29日、今後も収支改善は困難として、府に対し事業廃止を求める提言をすることを決めた。検討委の報告を受け府は今後の対応を決めるが、提言に沿った方針を打ち出すとみられ、事実上、競輪事業の廃止が固まった。
 2011年度のレース開催が決まっており、廃止時期は早くても12年度以降とみられる。今後は跡地活用や従業員の処遇などが焦点になる。
 向日町競輪場は1950年に開設。車券の売上高はピークの87年度には403億円に達したが、近年はファンの高齢化や若者の競輪離れで、98~02年度と09年度に単年度赤字を計上するなど苦しい経営が続いている。
 競輪事業の大きな目的である府一般会計への繰入額は、収益が伸びていた74、75年度は最高の28億円以上に達したが、00~08年度はゼロだった。府がまとめた今後の収支見通しでは、最良の場合でも赤字が見込まれている。
 この日の検討委では、委員から「今後の収支を見通すと継続はできない」「府の負担にならないうちに廃止を」との声が相次ぎ、田中敦仁委員長(関西学院大教授)が「継続する合理的理由が希薄。廃止もやむを得ない」と取りまとめた。山田啓二知事に対し来年2月をめどに事業廃止を求める提言を正式に行う方針だ。
 全国的にも競輪事業を取り巻く状況は厳しく、大津市も今年9月に、来年3月での「大津びわこ競輪場」の事業廃止を決めている。

最終更新:11月29日(月)14時59分

「虐待から命を守ろう~関係機関の役割と課題」

2010-11-28 19:45:00 | 会 party
児童虐待の予防策探る 長岡京で子育て団体ら研修 (京都新聞) - Yahoo!ニュース

児童虐待の現状や課題を考える研修会がこのほど、京都府長岡京市天神の市立図書館で行われ、関係機関の職員や子育て支援グループのメンバーら約70人が参加した。
 同市では2006年10月に3歳児の虐待死事件が発生。研修会は、市と市要保護児童対策地域協議会、市子育て支援ネットワークが、11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、市民と行政が連携した親子支援活動の一環として企画した。
 研修会では、神奈川県の子どもの虹情報研修センターの川崎二三彦研究部長が「虐待から命を守ろう~関係機関の役割と課題」と題して講演。虐待環境にある子どもや保護者の意識、地域協議会など関係者の情報共有や連携の重要性などを解説した。
 また、NPO法人「ほっとスペースゆう」理事長の工藤充子さんをコーディネーターに、主任児童委員らがパネル討論で個別事例を報告し、虐待の現状や予防策について共通認識を深めた。

最終更新:11月28日(日)9時59分

乙訓地方小学生駅伝大会-乙訓ふるさとふれあい駅伝

2010-11-28 19:41:36 | ブログ Weblog
18チーム力走、長岡第九小がV 乙訓小学生駅伝 (京都新聞) - Yahoo!ニュース

 「乙訓地方小学生駅伝大会-乙訓ふるさとふれあい駅伝」が27日、乙訓2市1町で行われた。18小学校の選手たちが、大山崎町円明寺の大山崎小をスタートし、京都府向日市森本町の市民体育館ふれあい広場まで、6区間9・19キロを駆け抜け、長岡第九小が33分17秒37で優勝した。2004年に現在のコースになってから最速記録。
 大会は、児童の体力向上などを目的に、乙訓地方の小学校体育連盟や小学校長会、市町教委が主催し、今年で21回目。04年から2市1町の縦断コースで実施している。
 各小学校が6年生の男女3人ずつ計6人のチームを編成。午後1時45分、号砲とともに、第1走者が一斉にスタートした。
 選手たちは、各区間で懸命にたすきをつなぎ、沿道の児童や保護者らが声援を送った。トップでゴールした長岡第九小の高倉詩織さん(12)は「夏休みから練習してきた成果が出せて良かった」と喜んだ。
 最終区間では駅伝出場者以外が出場する個人レースも行われ、「乙訓向日ワイワイ自転車クラブ」の競輪選手らが自転車で伴走する中、各校の代表男女各1人がタイムを競った。
 主な成績は次の通り。
 【駅伝】(1)長岡第九(鈴木誠大、岡野莉子、五十棲郁人、廣瀬美奈、川中勇佑、高倉詩織)(2)第二大山崎(3)神足(4)長岡第八(5)大山崎【個人男子】(1)坂魁登(大山崎)(2)奥田力斗(第4向陽)(3)椎山天喜(長岡第九)【個人女子】(1)玉野優果(長岡第九)(2)橘初音(長岡第八)(3)宅間莉陽子(第二大山崎)

最終更新:11月28日(日)10時9分

社会新科目、初の研究会 府立西乙訓高

2010-11-27 19:18:10 | ブログ Weblog
日本史、世界史、地理の3分野を統合した地理歴史科の新しい総合科目の研究開発に全国で唯一取り組んでいる京都府立西乙訓高(長岡京市)で26日、初の研究発表会が開かれた。文部科学省の担当者や府内外の中学・高校教員らが公開授業を見学し、課題を協議した。
 高校の地歴科は、1994年度から世界史のみ必修となっており、日本史か地理のどちらかは学ばずに卒業する生徒が多い。そのため、2013年度から始まる高校の新学習指導要領を議論した中央教育審議会が総合科目の導入を検討。この時は世界史必修を維持したものの、総合科目の設置は今後さらに検討する、と答申した。
 西乙訓高では本年度から3年間、文科省の研究開発校の指定を受け、1年生を対象に「世界の風土と文化」の授業を開始した。
 公開授業では、「世界の歴史都市」を題材にした単元で、米国ニューオーリンズを取り上げた。生徒たちが綿織物や毛織物の布地を実際に触りながら、産業革命や三角貿易、黒人奴隷の発生などを学んだ。研究協議では「最近の生徒は点の知識は持っているが、それがつながっていない。体系的に教えるのは効果的」などと評価する声が出ていた。

最終更新:11月26日(金)22時9分

京都新聞


日本画家、公文菊僊(くもんきくせん)が描いた坂本龍馬の肖像画が見つかった

2010-11-27 19:08:54 | 歴 history
龍馬の肖像画、向日で発見 「幕末」展で展示 (京都新聞) - Yahoo!ニュース

向日市内でこのほど、明治から昭和の終戦期まで活躍した四条派の日本画家、公文菊僊(くもんきくせん)が描いた坂本龍馬の肖像画が見つかった。公文による同じ構図の肖像画は全国で多数確認されているが、乙訓地域では初めて。市文化資料館は「希少性は高くないものの、龍馬のイメージを後々に定着させた絵」とし、一般公開を始めた。
 公文は高知出身。坂本龍馬をはじめ、武市半平太や中岡慎太郎ら同郷の維新の志士を多く描いた。中でも龍馬の絵は、昭和初期に高知に銅像が建てられたのを機に龍馬ブームが起き、肖像画を求める人が多かったことで描き始めた、とされる。
 向日市内で見つかった肖像画は絹本着色の掛け軸で、絵の大きさは縦約120センチ、横約50センチ。黒の紋付き羽織と縞(しま)の入った袴(はかま)をまとい、左手に刀を持った立ち姿が描かれている。
 上部には、日露戦争(1904~05)の開戦に当たり、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の夢枕に龍馬が立ち勝利宣言した、との内容の漢詩が書かれている。公文作の龍馬の肖像画にある漢詩の多くは、漢学者・中島気崢(きそう)の筆だが、今回は公文が自らが書いている。
 市文化資料館の特別展「幕末・維新の乙訓をゆく」の開催を知った向日市内の男性(58)が、所蔵する龍馬の絵に記された漢詩の意味を知りたいと同館を訪れ、公文の作と判明。その後、同館が、公文作の龍馬の肖像画を所蔵する京都市の霊山歴史館に鑑定を依頼し、本物と確認された。
 特別展は28日で終わるが、肖像画は12月5日まで延長して展示(ただし、11月29、30日休館)する。また、特別展に関連し、28日に同館が開く「日曜談話会」で肖像画の話題も。問い合わせは、同資料館TEL(931)1182。

西日本高速道路の社員による出前授業

2010-11-26 16:34:31 | 地 geography
第二大山崎小、出前授業で高速道の技術実験学ぶ (京都新聞) - Yahoo!ニュース

西日本高速道路の社員による出前授業が25日、京都府大山崎町円明寺の第二大山崎小であった。阪神大震災(1995年)後に進んだ耐震改修や、雨が路面にたまらないようにする舗装技術、防音壁の効果などを、児童は実験を見学しながら楽しく学んだ。
 京都第二外環状道路や名神高速道路など、町と縁の深い交通網の建設や管理にかかわる仕事を子どもに知ってもらおうと、同社京都工事事務所(京都市山科区)が企画した。
 総合学習の授業の一環で臨んだ5年生48人は、クイズ形式で高速道路の総延長や交通量について学習した後、実験を見学。道路と橋脚の間にゴムを挟むと、揺れても被害が軽く済む様子を実際に目で確かめた。音量計測器を使い、防音壁で騒音が小さくなることも試した。
 座学にとどまらない内容とあって、児童たちは食い入るように社員の実演を眺めていた。

最終更新:11月26日(金)10時39分

桜の苗木を植樹し、育成する「桜の里親制度」をスタート

2010-11-26 16:27:20 | 木 plants
長岡京・柳谷観音楊谷寺で桜の園を作ろう : 京都新聞

京都府長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺が、境内などに市民や団体が拠出した桜の苗木を植樹し、育成する「桜の里親制度」をスタートさせる。管理には、西山古道などの整備に取り組む同市のNPO法人「京おとくに・街おこしネットワーク」が協力する予定で、同寺は「いろんな人に記念樹を植えてもらい、その成長を見守りながら、みんなが温かい気持ちになれる場を作れれば」とアピールしている。

 同寺は、アジサイやモミジなど境内の花や木々の美しさで知られる。市民参加でより豊かな自然環境を作ろうと、新たに桜の園の整備を計画。個人や企業などが、出産や入学、結婚などの節目に記念樹として苗木を植え、最低10年間、守り育ててもらう制度を取り入れることにした。

 桜は「陽光」と呼ばれる品種で、高さ3メートルほどの苗木を寺領に植え、ネームプレートを設置する。第一期として、第二駐車場周辺に約5メートル間隔で50本を植樹する計画で、参加者や団体を12月1日から募り、来年1月から作業に着手する。桜の所有権は寺が有し、剪定(せんてい)や施肥など育成管理を京おとくに・街おこしネットワークに委託する。

 植樹や管理の費用として1本1万円が必要で、一人3本まで。10年以内に倒木や枯死などした場合は植え替えを保証するという。

 問い合わせは同寺TEL075(956)0017。




現在の駒の文字のルーツとも言える水無瀬駒の発祥の地・中将棋とは? #shogi

2010-11-25 17:23:53 | 歴 history
水無瀬から 響け駒音 : 大阪 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

島本町広瀬の水無瀬神宮に約400年間伝わり、作者が判明している現存の将棋の駒では国内最古とされる「水無瀬駒」(町文化財)を使った町おこしに、同町が乗り出している。この駒などで行われた古将棋の一つ「中(ちゅう)将棋」の公開対局を行ったり、小学校にプロ棋士を派遣して教室を開いたり。駒の産地としては山形県天童市が知られるが、同町教委は「現在の駒の文字のルーツとも言える水無瀬駒の発祥の地として、全国に将棋文化を発信していきたい」と意気込む。(斎藤剛)

 「能筆家が書いた駒からは品格が伝わってくる」。水無瀬駒の複製を作った京都府木津川市の駒師、熊澤良尊さん(67)は魅力を語る。

 水無瀬駒は、安土桃山時代、同神宮の宮司を務め、達筆で知られた水無瀬家13代目で公家の水無瀬兼成(1514~1602)が文字を入れて作った。現在の駒は厚さ約9ミリが一般的だが、水無瀬駒は14ミリと重厚で、天皇や徳川家康らに納めたという記録が残る。

 同神宮客殿で10月31日に開かれた記念対局。神崎健二・七段と中田功・七段が、熊澤さん作の水無瀬駒を使って対戦した。プロ棋士による中将棋の公開対局は全国でも95年ぶり。境内のテレビ画面にも模様が映され、約50人が真剣勝負に見入った。

 中将棋は盤が12ますで駒も21種類と、一般的な小将棋より多い。室町時代に公家の間で流行し、明治以降は関西ではやったという。対局は約2時間半かかり、275手で投了。勝った神崎七段は「厚みがある立派な水無瀬駒の複製品で指すことができたのはいい記念になった」と満足そうに話した。

     ◇

 兼成は、水無瀬駒を約730組作ったが、現存するのは約10組。水無瀬家には小将棋の漆書の駒39枚と、中将棋の墨書91枚、漆書4枚が代々伝わっており、兼成が駒の配置や進め方を図面で記した資料とともに昨年4月、町の文化財第1号に指定された。

 水無瀬駒にちなんだ町おこしは、今年度から3年間、文化庁の地域伝統文化総合活性化事業に採択。町は、中将棋の普及を目指してルールブックを作成し、10月には町立歴史文化資料館でセミナーを開催。町内外の将棋ファンら約70人が参加し、中将棋の駒の動かし方を体験、参加者からは「難しいけど面白い」との感想が聞かれた。

 ほかに町内の4小学校にプロ棋士を派遣する将棋教室を、来年2月までの日程で各校4回ずつ開催する。

 町の取り組みに、同神宮の31代目、水無瀬忠成宮司(65)は「長年受け継いできたものを多くの人に知ってもらういい機会」と話す。同神宮でも水無瀬駒にちなんだお守りを作ることを検討中だという。

 駒師の熊澤さんは「公開対局や将棋大会を毎年続け、全国的な知名度が上がるようにするべきだ」と力を込める。日本中将棋連盟会長の武田穣・名古屋大教授(59)も「チェスに似ていることから海外でも中将棋を指す人はいる。うまくいけば国際交流にもつながる」と期待している。

<中将棋> 現在一般に親しまれている将棋は「小将棋」に分類され、盤が9ますで駒は8種類。中将棋は盤が12ますで駒も21種類あり、取った駒は次に使うことができない「取り捨て」となるのが特徴。「酔象」という駒が成ると「太子」となり、「玉将」と同じ役割で、二つとも取らないと勝ちにならないルールだ。駒の数が多く、対局時間も長くなることから、指せる人は現在、全国で200~300人とされる。
(2010年11月24日 読売新聞)




「玄象(げんじょう)」の一節 能熱演

2010-11-25 16:34:42 | ブログ Weblog
児童85人、能熱演 第4向陽小発表会 : 京都新聞

京都府向日市寺戸町の第4向陽小の6年生が24日、夏から練習を続けてきた能を同小の体育館で披露した。数人がひと組になり、同級生たちの謡に合わせて順番に見せ場を舞った。

 同小では日本の伝統文化を学ぶ取り組みを2008年度から行っており、能の体験もその一環。向日市在住の観世流能楽師、吉田篤史さんの指導で7月から計5回の練習を重ねてきた。

 3クラス85人が演じたのは、琵琶を究めるため唐(中国)に向かった藤原師長(もろなが)が、途中立ち寄った須磨の浦で村上天皇の霊と出会い、渡航を止められるという「玄象(げんじょう)」の一節。5年以下全員と、保護者、隣接する成安幼稚園の園児や老人福祉センター琴の橋の利用者が見守った。

 児童たちはクラス別に、3~5人が順番に、出番待ちや舞い終えた同級生の謡に合わせて仕舞を見せた。足の踏み鳴らしや扇の開閉では、息の合ったところを見せるなど練習の成果を発揮した。

 その後、成安幼稚園の園児が合唱を披露、また能を指導した吉田さんが「高砂」などを演じた。

【 2010年11月25日 10時31分 】




投票用紙は山崎駅前郵便局内の窓口に置いてあり、12月末まで自由に投票できる

2010-11-25 16:20:36 | 商 trading
まちの切手、名所写真で人気投票 山崎駅前郵便局と町商工会 : 京都新聞

京都府大山崎町大山崎の山崎駅前郵便局と町商工会は来春、オリジナル切手を共同発行する。デザイン選定を前に同郵便局は、客による絵柄の人気投票を行っている。宝積寺や山崎聖天(観音寺)など地元の名所の四季を撮った写真を局内に展示。気に入った作品の番号を投票用紙に記して箱に入れてもらう。

 投票の対象となる写真は20枚。紅葉に彩られた秀吉ゆかりの宝積寺や大山崎山荘、桜が満開の山崎聖天などが被写体となっている。雪景色が見事な天王山山頂や三川合流風景の写真に加え、秀吉と明智光秀が覇権を争った戦いを描いた「山崎合戦之図」のコピーも紹介している。

 来年度まで乙訓商工・観光協議会の事務局を兼ねる町商工会もPRに協力。オリジナル切手には、かつてラン栽培の先進地だった町の歴史を生かした町商工会のイメージキャラクター「ララン」の切手も加わる。

 投票用紙は山崎駅前郵便局内の窓口に置いてあり、12月末まで自由に投票できる。その結果を基に、来年4月ごろに切手を発行し、シール式で10枚1セット1200円で販売する予定。

 津田定豊(さだひろ)局長(43)は「来年は国民文化祭があり、町外から観光客らが多く訪れる。切手で地元の魅力を発信したい」と、町商工会の邑楽吉計(おはらぎよしかず)会長(64)は「切手を扱う加盟店舗で積極的にPRしたい。会員にも、広報グッズとして大いに活用してほしい」と、それぞれ話している。

【 2010年11月25日 10時34分 】






ダム案で今後必要な事業費は約528億円 安威川ダム

2010-11-24 16:40:48 | ブログ Weblog
安威川ダム:建設継続が最良 「安価で効果早い」 府が報告書 /大阪 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

府は22日、建設の是非を検討中の安威川ダム(茨木市)について、「コストが安く、治水効果が早く現れる」として、建設継続を最良とする報告書をまとめた。国土交通省が「できるだけダムに頼らない治水」に政策転換するとして、各都道府県に要請したダム再検証の一環でとりまとめた。現在、是非を検討している専門家会議「河川整備委員会」の提言も踏まえ、国交省に報告する。
 安威川ダムは、貯水量1800万トンの治水ダムで、付け替え道路工事は9月に完了、本体工事は未着工。
 府は、ダム案や、ダムに頼らない河川改修案など5案を比較検討。その結果、ダム案で今後必要な事業費は約528億円(総事業費は1370億円)で、いずれも2000億円超だった他4案より安価▽用地買収の99%が完了し、実現可能性が高い--などの理由で、ダム案を採用した。【堀文彦】

ダムは本当に不要なのか―国家百年の計からみた真実
竹林 征三
ナノオプトニクスエナジー出版局

蹴鞠(けまり)で中大兄王子と親しくなったといわれる藤原鎌足ゆかりの茨木市、阿為(あい)神社

2010-11-24 16:25:32 | 歴 history
みやびに巧みに 茨木・阿為神社で蹴鞠の会 - 大阪日日新聞

蹴鞠(けまり)で中大兄王子と親しくなったといわれる藤原鎌足ゆかりの茨木市、阿為(あい)神社(森川正啓宮司)で23日、「蹴鞠の会」が開かれた。京都の「蹴鞠保存会」の会員らがみやびな装束を身に着け、巧みに鞠を蹴ると、参拝者らから歓声が上がっていた。
巧みに鞠を蹴る会員ら=23日午後、茨木市

 蹴鞠保存会によると、蹴鞠は約1400年前に中国から伝わり、中大兄王子と鎌足が蹴ったのが最初とされるという。

 北摂の三島地区は、早くから中臣氏の所領で、鎌足が大化改新などの秘策を練った地とも伝えられており、同社が2005年に新社殿の落成を記念して「蹴鞠の会」を始めた。

 この日は新嘗(にいなめ)祭の奉納として、保存会メンバー8人が出席。円になり「あり」「や」と声を掛け合いながら、右足の甲だけを使い、鞠を渡していた。

 また一般参拝者らの体験も行われ、昨年に続き大阪教育大附属池田中サッカー部の部員らが挑戦。キャプテンの杉村竜太郎君(14)は「鞠はサッカーボールと違って柔らかく、本当に難しい」と苦笑い。副キャプテンの久原清秀君(14)は「昔の人の方が難しいことをしていることが分かった」と話していた。