京都府大山崎町の江下伝明町長は26日、任期満了に伴う同町長選(10月14日告示、19日投開票)に立候補しない方針を正式に表明した。江下町長は1期限りでの引退となる。
この日開会した9月定例町議会の冒頭、江下町長は「再選のために出馬しないことを決めた」と話した。水害対策などに充てるとしていた都市計画税条例案の否決に触れ「政治的対立で町政を停滞させることは望まない。退くことで安心安全のまちづくりが進展すれば」と述べた。
江下町長は2010年の前回町長選で民主党と連合京都の推薦を受け、共産党が推薦する当時の現職を破って初当選した。
今回の町長選では、自民党系会派に所属する町議会議長の山本圭一氏(41)、共産党町議の堀内康吉氏(64)、住民団体代表の竹内碩氏(72)の3氏が立候補を表明している。
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