名神スマートIC誘致へ 京都・向日市

2015-12-27 16:52:15 | 地 geography
 京都府向日市は、京都市南区の名神高速道路桂川パーキングエリア(PA)に接続するスマートインターチェンジ(IC)の誘致を目指している。すでに京都市や国などと協議を始めており、早期の開設を目指す。

 スマートICは自動料金収受システム(ETC)搭載車専用の簡易型IC。桂川PAは京都南ICと大山崎ICのほぼ中間点にあり、向日市にも程近い。市は市民の利便性向上や産業・観光振興を狙って、誘致に乗り出すことにした。

 市が作成した協議用の図面によると、名称は「桂川向日スマートIC」(仮称)。上り、下り両線とも国道171号から京都市道などを通って桂川PAに接続する。

 市は国土交通省や京都市、NEXCO西日本と協議を始めている。市建設交通部は「まだ緒に就いたばかりだが、京都市と連携して、早期に実現できるように取り組みたい」と話している。

 市はスマートICの誘致を、現在策定中のまちづくり計画「市ふるさと創生計画」に施策として盛り込む方針。

 府内の高速道路でスマートICを開設している箇所はないが、2023年度に完成予定の新名神高速道路の宇治田原ICと城陽ICの中間地点を想定し、城陽市が国の支援を得て、計画を検討している。

【 2015年12月24日 09時36分 】


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