排水ポンプ作動せず民家浸水 京都・長岡京、道路冠水も

2017-08-26 15:07:08 | 災 disaster
 18日朝、京都府南西部の乙訓地域はやや強い雨に見舞われ、長岡京市神足2丁目の犬川支流・旧犬川の水があふれた。近くの府道などが冠水し、民家4戸が床下浸水した。付近のJR東海道線高架下を走行中の乗用車1台も水に漬かって立ち往生した。けが人はなかった。

 市によると、現場南側の旧犬川沿いには犬川へ排水する神足ポンプ場があり、降雨時に排水ポンプが作動していなかったことが判明。市の職員が現場で確認した。市は故障の時期や原因を調べている。ポンプは復旧した。

 乙訓地域では午前8時5分、長岡京市に大雨、洪水警報が、また向日市と大山崎町に大雨警報が発表された。府や各市町などが警戒にあたった。

 気象庁によると、長岡京市の午前7~9時の累積雨量は37ミリ。向日町署は、冠水したJR高架下―府道片泓交差点間を一時通行止めにした。道路冠水地域では消防職員が土のうを積むなどした。近くの女性は「一帯はピーク時、膝下まで水がたまった」と話した。

 乙訓消防組合は同日午前に八条ケ池で予定していた水難救助訓練を取りやめた。

【 2017年08月19日 11時36分 】


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