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活動は「あらぐさ☆はなさか隊」と命名。府民ぐるみで美しい道路保全を進める府の事業「さわやかボランティア・ロード」の認定を2010年末に受け、取り組みを始めた。同福祉会の近くに10平方メートルほどの花壇が四つあり、現在は59人の通所者が数班に分かれて手入れしている。
花壇には、企業から寄贈を受けたアジサイやツツジをはじめ、施設で生産したペチュニアやビオラなどを育てている。このほど、ペンタスやアスターステラを植えた。通所者や職員12人は厳しい日差しの下、雑草を抜いた後に1株ずつ丁寧に植え込み、土をかぶせて水やりをした。
以前、通所者が施設周辺道路に目立っていたごみに心を痛め、みんなで道路清掃をしていたことが、後の同隊結成につながった。こうした地道な活動が評価され、道路ふれあい月間(8月1~31日)にちなんで国から表彰されることになった。
表彰式は23日、府乙訓土木事務所(向日市上植野町)で行われる。あらぐさ福祉会の永崎靖彦統括事業長は「表彰に驚いている。通所者は、通行人の『きれいだね』という声を励みにしており、やってきたことが評価されてうれしい」と話す。
【 2017年08月19日 11時29分 】
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