竹あんどんづくり、かわいく照らせ 京都でえごまフェスタ

2017-08-26 15:08:53 | イベント
 中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄えた離宮八幡宮(京都府大山崎町大山崎)で19日、「夏のえごまフェスタ」が催された。訪れた人が竹のあんどんづくりに取り組んだり、エゴマを使ったお茶やアイスを味わったりした。

 町民でつくる「大山崎えごまクラブ」が町の歴史を知ってもらおうと毎年行っている。

 竹のあんどんづくり体験では、参加者が薄切りにした竹で動物などの形を作り、接着剤で和紙に貼り付けた。葛城柚月ちゃん(5)=大山崎町大山崎=は「薄い竹を貼るのが難しかった。クマの部分がお気に入り」と話していた。

 できあがった作品は、同時開催されていた「灯(あか)りアート展」に出品。町内外の現代美術作家らが持ち寄った立体作品とともに、夕暮れから夜にかけて境内をほのかな明かりで照らした。

 会場では、盆踊りや同クラブが制作したエゴマにまつわる電子紙芝居、搾油道具の展示なども行われ、にぎわいを見せていた。

【 2017年08月20日 11時35分 】


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