流れ橋は流れず 京都南部、道路通行止め一部解除

2018-07-16 11:51:24 | 災 disaster

 長く続いた大雨で、京都府山城地域では交通機関や道路を中心に影響が出た。近畿で梅雨明けし天候が回復した9日、自治体などによる復旧作業も進んで通行止めが解除された道路区間もある一方、山間部では今も交通への影響が残る。

 通行止めだった宇治市の府道大津南郷宇治線は規制雨量を下回り、天ケ瀬ダム-滋賀県境間の通行が9日午後1時から可能になり、宇治-大津間の行き来が可能になった。平等院南門付近から南東側の道路脇斜面で6日に発生した土砂崩れ地点は、引き続き不通。

 八幡市上津屋と久御山町佐山を結ぶ木津川の流れ橋(上津屋橋)は水位上昇で通行禁止だったが、8日朝に解除された。昨年秋の台風で橋板や橋桁が外れ、府が復旧して6月8日に通行再開したばかりで、今回は無事だった。

 JR関西線は9日も加茂-伊賀上野間で終日運休した。加茂―笠置駅間の2カ所で線路に土砂が流入しているため。同日は約1時間間隔でバスによる代行輸送を行った。JR西日本が土砂の撤去作業を進めているが、復旧の時期は未定としている。

【 2018年07月10日 08時06分 】



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