台風20号で倒木被害相次ぐ 京都、宇治川鵜飼は25日再開

2018-09-01 10:45:23 | 災 disaster

 23日夜から24日未明にかけて台風20号が近畿を通過した。京都府京田辺市で最大瞬間風速21・7メートル(23日午後10時11分)を観測した山城地域では、宇治市や井手町で倒木などの被害があった。

 宇治市木幡南山畑の住宅街では民家の木製の塀が道路側に倒れ、23日午後10時20分ごろ通行人が市消防本部に通報した。塀は幅6メートル、高さ2メートル。24日朝、近くに住む女子高校生(17)は「友達の家に行く時に通る道。その時に倒れてきたらと思うと怖い」と話した。

 宇治川沿いの市道山王仙郷谷線で23日午後9時55分ごろ、「木が倒れている」と住民から市に通報があった。宇治市宇治金井戸の道路沿い斜面で大木の枝が折れ、道をふさいだ。市は通行止めにし、24日朝から作業員が、電線にかかるなどした枝葉をチェーンソーで切り、撤去した。

 井手町井手では、京田辺市消防井手分署近くの府道和束井手線で倒木があり、撤去された。玉津岡神社駐車場でも倒木があった。また、新四郎山グラウンド東側ののり面が一部崩れた。使用に支障はないという。

 台風で23、24日は中止となった宇治市の「宇治川の鵜飼」は25日から再開する。

【 2018年08月25日 08時20分 】



最新の画像もっと見る

コメントを投稿