今日は懐かしいお日さまが顔をだしました。
久しぶりに見上げた青空は、もう秋雲でした。
今年はいつもの年とは違って、長く感じる夏です。
暑かったのと、騒々しいのがその理由かもしれません。
7月末にオリンピックが始まってからというもの、国営放送は
「日本人が勝った!負けた!」と大騒ぎ。
連日「笑顔と涙と絶叫」が伝わってきました。
オリンピックが終わったと思ったら、今度は高校野球です。
爽やかな高校球児たちの「汗と涙と白い歯」が続いています。
これと重なってパラリンピックも開催されています。
こちらは「ストーリーと感動」です。
日本人はこの夏に「夢はあきらめずに努力すれば必ず叶う」
ことを学んだのでしょう。
人間は他人と出会うと本能的に「負けたくない」とか、グループ
にいると「一番になりたい」とか、社会の中では「脚光を浴びたい」
などの意識を持つものなのでしょうか。
不思議な生きものかもしれません。
そういえば、来月は猿山のボス争いもありますよね。
秋に向かって虫たちの顔ぶれが揃ってきました。
トンボの羽の影が長く伸びて、もうすっかり秋の光です。
今日現在、まだ樹々の葉は落ちていませんし紅くもなっていません。
しかし、9月のある日を境にザザーッと一斉に落葉が始まり、そして
紅葉も始まります。
数年前から、大きな羽で鳥のように飛ぶ、トノサマバッタを見かけ
なくなりました。
今はこんな小さなかわいい子が多いです。
残り3日になった森の夏、よいお天気が続きますように。