森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

みんな の~んびり

2021-04-13 | 日記


 オオハクチョウがグループごとに飛び立っていくから、湖を見るたびに数が
 減っています。
 今まで小さくなっていたアオサギやダイサギが、岸辺をゆうゆうと歩き回るよ
 うになりました。
 ただ、サギ類は集団で行動しないらしく、いつでも一羽なので目立ちません。
 ハクチョウと違って、長いクチバシを持っているから、水中の小魚を狙います。
 
 少し前までこの辺りには、水辺の宝石といわれたカワセミやアカショウビンも
 いたのですが、ネットで拡散して、全国から大砲のような大きなカメラを持った
 人々が集まってきて大騒ぎになり、いつしか姿を見せなくなってしまいました。
 もう戻ってこないのでしょうか。



 カラスは営巣しているのか、とにかく活発です。
 真っ黒いだけだから、あまりよく見たことがなかったのですが、やはり利口な
 お顔ですね。
 街ではノラ猫とともに、ゴミ袋をあさる嫌われ者ですが、ここではゆったりと
 暮らしています。
 また、街のカラスは森のカラスより体が大きいです。
 やはり栄養状態がいいのでしょうね。



 コンチャンが草むらから道端へでてきて、ボーとしていました。
 人と同じく、桜が咲くまではエンジンがかからないのかな。
 それとも、雪がなくなって、食べ物も見つけられるようになったから安心した
 のかな。

 まだ虫たちの動きは静かです。
 人も生きものも、ひねもすのたりのたりです。