昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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トルコ旅行 1 岡山空港からイスタンブールへ

2014年10月14日 | 海外旅行
9月29日から10月7日まで9日間、トルコ旅行に行ってきました。

これから数ヶ月かけて想い出をまとめていきます。



写真は、観光最終日にボスフォラス海峡クルーズで、船から見たイスタンブール歴史地区の風景です。

クルーズ船などが発着する港後方の丘にジャミイ(礼拝施設=モスク)のドーム(円蓋)と、ミナレッツト(尖塔)がそびえる美しい風景です。

トルコでは各所ではどこへ行っても村や、町の規模に応じたジャミイ(礼拝施設=モスク)が見られました。

今回の旅行は、阪急交通社のツアー「岡山空港発着 9日間のトルコ大周遊」に妻と、参加したものです。

ただ、岡山空港発着とは言え、福岡空港からのツアーに韓国仁川空港で合流するもので、ツアーのバッチにも九州の文字がありました。

昨年も同じように岡山空港から韓国仁川空港経由でドイツ・スイス旅行に行きましたが、岡山空港からは私たち夫婦だけ、仁川空港での乗り換えなどで、心細い旅でした。

今回は、私たちの他、同じ広島県福山市のご夫婦一組が参加されており、仁川空港経由も二度目であることから少し安心感のあるスタートになりました。

トルコのツアーは、21名と比較的少人数で、気さくな方も多く、天候に恵まれ楽しい観光になりました。



トルコ旅行2日目から8日目の時計回りのコースと、観光概要を記した地図です。(地図の下部に記号の説明があります)

全行程、約3,200Kmのバス旅行で、移動に6時間前後の日も多くありましたが、大平原に続く荒涼とした山並みの風景にラクダの隊商がたどったシルクロードの雰囲気を感じたり、遠く地平線に白くそびえるトルコ第二の山エルジェス山(標高3,916m)、塩湖、種を食べるカボチャの畑など珍しい風景を堪能出来た旅でもありました。

トルコ東部の国境は、クルド人独立紛争や、世界的な脅威となっているイスラム国が活動するシリア、イラクと国境を接し、緊張が高まっている状況下でもありましたが、トルコ西半分を回る観光エリアでは特に危険を感じる場面はありませんでした。



岡山空港の搭乗口前の風景です。

写真右上に挿入した時刻表示板の二段目に10:00 ソウル(仁川)とあり、9時過ぎに搭乗手続きを済ませ待っているところです。

旅行会社の案内に岡山空港の集合が8:00までとあり、少し余裕をもって7:30頃に来たものです。

福山市の自宅を6:15頃出発し、イスタンブールのホテルへ20:00頃到着するまで約20時間(サマータイム期の時差+6時間)長い旅の始まりです。



乗り換えをしたソウル仁川空港の搭乗待合場所から見た雨の風景です。

乗り換えの手荷物検査で、初体験の靴の検査がありましたが、前の人もいなくて、靴を脱ぐ指示の意味が理解できず、戸惑った場面がありました。

多くの国から人が来るアジア大会真っ最中の韓国、脱いだ靴をカゴに入れたイラストなど掲示しておく配慮が欲しいものです。

11:35到着、14:05出発で、2時間半の余裕のある乗り換えで、福岡からの便は確か約30分後の到着だったと思います。

昨年のドイツ・スイス旅行では福岡からの便が大幅に遅れて、不安をつのらせたことを考えると、この程度の待ち時間はやむを得ないものと思われます。

待ち時間に空港の売店でミネラルウォーターや、缶ビール・アサヒスーパードライを購入、値段は忘れましたが驚く高さだったのが印象的に残っています。

福山から同行のご夫婦Oさんは、韓国産のミネラルウォーターを安く購入されたようで、韓国通貨の安さを考えると、輸入品との格差が実に大きいことを実感させられました。



ソウル仁川空港からイスタンブールへの航路が表示された座席モニターの画面です。

韓国から中国~カザフスタン~ロシア領空を通り、トルコへ飛んでいるようです。

カザフスタン経由のコースは、少し北を迂回していますが、直線的なコースでは中国の西にタジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、アゼルバイジャンなど通過国が増えてしまい、領空通過の小刻みな連絡などを避ける配慮でしょうか。



トルコ、アタチュルク空港の風景です。

現地時間で、17:45頃の着陸でした。

着陸前に上空から見たイスタンブールのボスフォラス海峡の美しい夜景に歓声を上げたことは忘れられない想い出です。



旅行2日目の朝、カーテンを開けたホテルの窓から見えた風景です。

大きなショッピングセンターや、高いビルが高架の高速道路の向こうにそびえていました。

歴史的な観光スポットを除くトルコの街並みは、ビルが林立する現代の都市でした。




宿泊したホリデイ・イン イスタンブール エアポートホテルの玄関付近の風景です。

アタチュルク国際空港から北に約10Kmの場所にあり、すぐ横に高速道路のインターチェンジがありました。

左手に駐車しているバスが旅行7日目まで乗ったバスで、座席が3列のVIPバスでした。

VIPバスとは言え、数ヶ所の窓で、カーテンの金具が外れて日よけが出来ず、添乗員さんにツアーバッチのピン止めで補修して頂いたのも想い出になりました。

いよいよトルコ観光のスタートです。


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