昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

落雷に耐えてそびえる「川辺の大クス」

2007年01月20日 | 九州の旅
写真は、鹿児島県知覧町の西に約5Kmの川辺町にある「川辺の大クス」です。
飯倉神社境内の境内入り口の鳥居の横に大クスがあり、幹周16m・高さ25m・根回り22mで、樹齢は推定1200年と言われています。
1,200年もの間に何度か落雷にあったようで、幹が三つに裂け、その一つが枯れて悲惨にも二本の木のようになっています。
幹の周囲は、痛々しくたくさんの柱で支えられていますが、離れて見ると頑張って葉を茂らせ、風雪に耐えてきた風格を感じます。
各地で巨木を見てきましたが、心に残る木の一つになりました。


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