加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和4年 孫が帰省でマゴマゴ

2022年08月07日 | 日々雑感

令和4年8月6日 一昨日の雨で県内でも小松市周辺で梯川が氾濫し、周辺で被害が出ていると報道されていました。今朝の新聞でスーパーが浸水して商品を運び出している記事が掲載されていました。
この地区には親戚の家があり、先日電話では家に水が入ってきていると言っていたので気になり気になり訪問しました。
浸水被害から一日経過していたので状況を心配しながら通行していると、道路は乾いており時折、道路わきの車庫の中から道具類を乾かしている光景がありましたが、思ったほどの被害はなさそうでした。
親戚の家に着くと家の前に畳が数枚立てかけて干してあり、家人に挨拶をして様子を聞いてみると1階の床まで水が来たそうで、多くの畳は昨日のうちに廃棄したそうでした。玄関には汚れた家電が置かれており廃棄するそうで、今まででここまで水につかったことはなかったそうでした。
自動車は高台まで上げたので被害はなかったそうで、兄弟がそろって片付けをしているとのことでした。

娘夫婦の家に行くと、双子の兄が昨夜から手伝いに来たそうで、今から父親と二人でもう一人の孫を迎えに行くのでエステマの後部座席を外していました。
双子の弟は横浜から125㏄のバイクで帰省するに際して新潟周りの予定だったが、東北・新潟方面が雨被害が多かったので東海道周りにしたそうで、一昨日は岡崎で泊り昨日敦賀まで来て福井方面の全ての道路が通行止めになっていたので敦賀で仕方がなく宿泊したそうです。


急遽、父親と兄の二人で敦賀まで向かうそうでですが、福井経由の高速だと約1時間の行程ですが、高速も一般道もすべて通行止めのため、北陸道の小矢部JCから東海北陸自動車道、一宮JCから名神高速、米原から北陸道を通り、敦賀ICまでの大迂回ルートで約5時間強の行程です。11時頃バイクを積めるように準備して出発していきました。

私も帰宅後、ネットで状況を確認すると敦賀ー武生間は国道8号、県道は川沿いまたは山間で土砂崩れのため通行止めとなっており、北陸自動車道も同じく通行止めで敦賀-武生間は全く往来ができない状況でした。
積雪で通行止めになることはたびたびありましたが、自衛隊に災害派遣をお願いして復旧していました。
今回のように水害による全面通行止めは過去にもなく、誰もここまでの事は想像していなかったことです。

ネットで色々調べていると福井方面ー敦賀の迂回路が出ていた。
敦賀IC(北陸自動車道)⇒米原JC(名神高速)⇒一宮JC(東海北陸自動車道)⇒白鳥IC(中部縦貫道)⇒白鳥西IC⇒国道158号⇒中部縦貫自動車道⇒(勝山経由)⇒福井北JC(北陸自動車道)

敦賀から上記迂回路を利用した場合、白鳥ICから福井北JCを経由し小松までは約149㎞で所要時間は約3時間40分です。
白鳥IC(中部縦貫道)から小矢部JCを経由し北陸自動車で小松まで走行した場合は約176㎞で所要時間は約2時間40分です。
距離は30㎞短いのですが一般道を走行するので1時間多くかかる計算です。
父親に計算結果をLINEで送信しておきました。
16時30分頃に車にバイクを積むことが出来、今から出発すると連絡が来ました。
11時ごろ無事自宅に到着したとLINEで報告が来ました。
往復12時間の強行軍でしたが、無事帰宅でき胸をなでおろしました。




令和4年 全国各地で水害発生

2022年08月04日 | 日々雑感

令和4年8月4日 東北地方、新潟県と低気圧の影響で大雨による河川の氾濫で被害が報告されていましたが、低気圧の前線が石川県にもかかり昨夜から激しい雨が降っています。
今朝も早朝5時8分には「土砂災害警戒情報」、5時10分には「白山市周辺の災害情報」がメール配信され、けたたましい緊急速報の音で目覚めました。
雨は一日中降ったりやんだりでしたが、雨の降り方は激しいもので向こう側が白くかすんでいるような激しい降り方です。

小松市の梯川の水位が上昇していたので梯川に合流している鍋谷川の水位上昇を注視してみると、午前11時ごろは10分間で20㎝位の水位上昇でしたが時間の経過とともに10分間に30㎝位の水位上昇となり観測地点で12時ごろには堤防を越水したようで道路や田畑が水没したようでした。
午後2時半には梯川が氾濫したとニュースに流れたので、ネットで河川のライブカメラを検索したが、どちらのサイトもライブカメラとつながらなかった。
防災用としてのライブカメラなのにこんな時につながらないのは困ったもので、結果的に堤防の決壊場所は分からなかった。

昨日、白山の国立公園60周年に合わせたイベントで、馳石川県知事が登頂していたが昨夜からの暴風雨で下山が心配されていた、8時半ごろ職員2人とともに雨と雷の中で下山したそうです。(本来ならば雷撃の恐れがあるので行動はしないのですが・・・)
午後2時ごろに登山口の別当出会いに到着したのですが、ここまでの一本道である白山公園線が土砂崩れが何か所かあり、車の通行が出来ないので帰ってこれなくなり、近くの宿泊所で止まるそうです。
昨日から今日にかけて天候が悪く大雨の予報があったのに登山を強行したことが危機管理上問題になると思われます。
白山の晴れの特異日は昔から7月31日と8月1日と言われているのです。
県の担当者は連絡が出来れば良いと言っていましたが、大きな災害が起きっているときはそうはいっていられないのではないかと思うのです。

あすの午前中までは雨が強くなることもあるそうなので、災害には備えておかなければならないと思います。